トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2017年度 > 2017年8月 > 県立歴史と民俗の博物館 企画展「くらべる古美術-見て考える美術のひみつ-」後期展示スタート
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発表日:2017年8月3日14時
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部局名:教育局
課所名:歴史と民俗の博物館
担当名:展示担当
担当者名:西川・池田
直通電話番号:048-645-8171
Email:m410890@pref.saitama.lg.jp
県立歴史と民俗の博物館では、平成29年7月15日(土曜日)から8月31日(木曜日)まで、企画展「くらべる古美術-見て考える美術のひみつ-」を開催しており、連日多くの方に御観覧いただいております。
8月8日(火曜日)からの後期展示では、「水」と「熊谷直実」のコーナーを大幅に変更します。
夏休みもいよいよ本番です。ご好評いただいている子供向けの自由研究に使えるワークシートも、後期展示替にあわせて内容を変更します。ぜひ当館に夏休みの自由研究のヒントを見つけに来てください。
8月8日(火曜日)~8月31日(木曜日)
(1)葛飾北斎筆「鯉亀図」(当館蔵)がスゴイ!
「水」のコーナーでは、埼玉県指定文化財 葛飾北斎筆「鯉亀図」(当館蔵)を中心に、魚と水のモチーフをくらべてみます。鯉は「登龍門(とうりゅうもん)」の故事でも知られるように、おめでたいモチーフとして古美術の世界では数多く美術品に取り入れられてきました。「鯉亀図」は、そんな鯉の姿がたいへん立体的に、かつ愛嬌たっぷりに描かれている素晴らしい作品です。
(2)海北友雪筆「一の谷合戦図屏風」(当館蔵)がスゴイ!
「熊谷直実」のコーナーでは当館の収蔵品の中でも人気の高い、埼玉県指定文化財 海北友雪(かいほうゆうせつ)筆「一の谷合戦図屏風」(当館蔵)を展示します。「一の谷合戦図屏風」では、『平家物語』の名場面である熊谷直実と平敦盛の悲劇を画題に取り上げています。ほぼ同時代の掛軸の作品である土佐光起(とさみつおき)筆「一の谷合戦図」(当館蔵)の直実と敦盛とくらべて、それぞれの共通点と相違点をくらべることができる構成となっています。
(3)子供向けワークシートも後期展示仕様に!
夏休み企画として、子供たちが展示を鑑賞しながらクイズに答えていくワークシートも、後期展示仕様に変更しました。
前期展示のワークシートでもご好評いただいた、夏休みの自由研究に切り抜いて使える展示作品画像集を変更しました。ぜひ御活用ください。
また、展示鑑賞の記念に大人の方もチャレンジしてみてください。
【会期】 平成29年7月15日(土曜日)~8月31日(木曜日)
【休館日】 月曜日
【開館時間】 9時~17時00分(入館受付は16時30分まで)
【会場】 県立歴史と民俗の博物館 特別展示室
【観覧料】 一般400円、高校生・学生 200円
20名以上の団体、一般250円、高校生・学生150円
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(付添1名を含む)は無料)
【アクセス】 東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅下車、徒歩5分
※駐車台数に限りがあります(18台)。公共交通機関を御利用ください。
【後援】 埼玉新聞社、テレ玉、FM NACK5
8月12日(土曜日)、20日(日曜日)、26日(土曜日) いずれも13時30分~14時00分
学芸員が展示解説を行います。申込は不要です。
詳細については、ホームページ 埼玉歴民 で検索してください。
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/?page_id=496