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発表日:2018年3月30日14時

県政ニュース

ムサシトミヨ生息数推定の結果について

部局名:環境部
課所名:みどり自然課
担当名:野生生物担当
担当者名:永留、関根

内線電話番号:3152
直通電話番号:048-830-3143
Email:a3140-09@pref.saitama.lg.jp

「県の魚」であるムサシトミヨの生息数について報告します。今回の推定生息数は、前回の平成28年2月の調査結果よりも増加傾向にありました。

1 推定結果

(1)現地調査日  平成30年2月8日(木曜日)、15日(木曜日)、28日(水曜日)

(2)調査区間  元荒川最上流部の全長2,313m

(3)生息数推定の方法

外敵駆除の作業の中でカゴ網により採捕されたムサシトミヨの個体数をもとに、生息数を推定しました。

平成28年2月調査で採用したすくい網でムサシトミヨを強制的に追い込み採捕する方式と異なり、生息環境への負荷を極力抑えた方法として、カゴ網を用いて誘引する方式を採用しました。

※採捕されたムサシトミヨは、直ちに生息地へリリースしました。

(4)推定生息数

調査区間のうち元荒川最上流部の県指定天然記念物区間(435m)の推定生息数は、2,013尾~4,429尾でした。(参考:平成28年2月調査時の県指定天然記念物区間の推定生息数1,199尾、全区間では2,345尾)

今回の推定方法は、平成28年2月の調査方法と異なるものの、県指定天然記念物区間の推定生息数は増加傾向にありました。

県指定天然記念物区間より下流の生息域については、水深が浅く物理的にカゴ網を水中に設置することができないことや、生息密度が低い可能性があることなどにより、今回の方法では推定できませんでした。

2 今後の対策

(1)前回調査時の減少の主な原因が外敵の増加であるとの学識経験者の指摘を受け、平成28年度から、ムサシトミヨ保全推進協議会がカゴ網、塩ビ管等を生息地に設置することにより、捕獲されたアメリカザリガニ等の外敵を駆除しました。その結果、駆除作業1回当たりのアメリカザリガニの平均捕獲数は、平成28年度が83匹であったのに対し、今年度は33匹と半数以下となったため、駆除が進んでいるものと考えられます。今後は駆除エリアを拡げるなど外敵駆除作業を拡充していきます。

※ムサシトミヨ保全推進協議会: 県、熊谷市、熊谷市文化財保護審議会、熊谷市ムサシトミヨをまもる会等から構成される協議会で、ムサシトミヨ保全を目的として平成2年11月に設置。

(2)ムサシトミヨの棲み家となる水草の繁茂を促進するため、生息域の雑草除去を継続するとともに水草の移植を進めます。

(3)ムサシトミヨの生息に適した水環境の改善を進めます。

 

ムサシトミヨ(トゲウオ科トミヨ属)

体長3.5~6センチメートルで、水温10~18度のきれいな冷たい湧き水があり、水草が茂る場所に生息します。寿命は約1年。

環境省、埼玉県レッドリストでのカテゴリーは絶滅危惧種IA類(ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの)。

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