総合トップ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2017年度 > 2018年1月 > 県立自然の博物館 企画展「縄文有用植物展~クリ植えマメ播きウルシを掻いた!?~」を開催 縄文時代のイメージが変わる!知られざる高度な植物利用!
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発表日:2018年1月25日14時
部局名:教育局
課所名:自然の博物館
担当名:自然担当
担当者名:須田
直通電話番号:0494-66-0407
Email:t6604044@pref.saitama.lg.jp
県立自然の博物館(長瀞町)では、平成30年2月3日(土曜日)から6月17日(日曜日)まで、企画展「縄文有用植物展~クリ植えマメ播きウルシを掻いた!?~」を開催します。
1万年以上にわたる長い間、自然と人がともにくらした縄文時代。近年、低湿地遺跡から様々な植物関連の資料が発掘され、縄文人が実は意外と積極的に森林や草原の管理を行い、役に立つ植物を利用して生活していたことが明らかになってきました。
現在の自然環境や植物利用にもつながる、知られざる縄文有用植物の世界について、自然史標本と埼玉を代表する重要な考古資料を用いてご紹介します。
(1)縄文時代のイメージが変わる!
縄文時代と言うと「原始的な人々が獲物を追って原野をさまよう…農耕が始まる前の遅れた時代」、そんなイメージはないでしょうか。この展示を見れば、そのイメージは「植物を賢く利用して自然とともにくらした、1万年も続いた驚くべき時代!」に変わるはずです。【クリ大好き】【マメを育てる】【適材適所】【ウルシの利用】【編む】など、高度な植物利用を理解できる約100点に及ぶ資料を展示します。
(2)県内の重要資料大集合!
埼玉を代表する植物関連の考古資料が一堂に会します。その多くが、普段は公開されていない貴重な資料です。
(3)自然と考古のコラボレーション
県立自然の博物館初となる、「自然」と「考古」の本格コラボレーション企画!
当館ならではの視点で考古資料を読み解けば、現在の自然環境や植物分布との関係、受け継がれる植物利用の知恵など、当時から続く人と自然との関係が見えてきます。日頃考古の展示を見慣れない方にも、わかりやすくご紹介します。
(1)期間 平成30年2月3日(土曜日)~平成30年6月17日(日曜日) 9時00分~16時30分(入館は16時00分まで)
(2)休館日 毎週月曜日(祝休日は開館)
(3)会場 県立自然の博物館 2階 企画展示室(秩父郡長瀞町長瀞1417-1)
(4)観覧料 一般200円、高校生・大学生100円
※中学生以下及び障害者手帳等をお持ちの方(介助者1名含む)は無料
(5)交通案内
自動車 関越自動車道花園ICから30分(無料駐車場32台)
電車 秩父鉄道上長瀞駅から徒歩5分
自然史講座「縄文クッキーをつくろう」
内容:縄文時代の人々が利用していた様々な木の実を観察し、クリ、クルミ、どんぐり粉などを使って縄文風のクッキーをつくります。
日時:2月24日(土曜日)10時00分~12時00分
場所:県立自然の博物館
参加費:500円
申込:2月6日(火曜日)まで往復はがき(必着)又は当館ホームページでお申し込みください。
自然観察会「黒浜貝塚 縄文の森とハンノキ林」
内容:縄文の森をめざし整備が進む黒浜貝塚や、水辺の貴重なハンノキ林、周辺に残る田園風景の中を、春先の植物を観察しながら散策します。
日時:3月17日(土曜日)13時00分~16時00分
場所:蓮田市黒浜
参加費:300円
申込:2月1日(木曜日)から2月27日(火曜日)まで往復はがき(必着)又は当館ホームページでお申し込みください。
県立自然の博物館 自然担当 須田大樹
電話:0494-66-0407 ファックス:0494-69-1002
E-mail:t6604044@pref.saitama.lg.jp
ホームページ:http://www.shizen.spec.ed.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/saitama_shizen