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発表日:2017年3月30日14時

県政ニュース

県立近代美術館 企画展「ロシア科学アカデミー図書館所蔵 川原慶賀の植物図譜」を開催 江戸後期の絵師・川原慶賀がシーボルトのために描いた作品の数々を紹介

部局名:教育局
課所名:近代美術館
担当名:常設展・収蔵品担当 教育・広報担当
担当者名:鴫原・大越 落合

直通電話番号:048-824-0110
Email:p240111@pref.saitama.lg.jp

 県立近代美術館では、4月8日(土曜日)から5月21日(日曜日)まで、企画展「ロシア科学アカデミー図書館所蔵 川原慶賀(かわはらけいが)の植物図譜」を開催します。

 川原慶賀は、江戸時代後期に長崎で活躍した絵師です。日本人の立ち入りが厳しく制限されていた出島の出入りを許され、オランダ商館員の求めに応じて、日本の様々な文物を描いた膨大な数の絵画を制作しました。とりわけシーボルトの依頼によって描いた日本の動植物や暮らしの写生図は、シーボルトの著作の挿図にも用いられ、日本の風土や文化を世界に知らしめる役割を果たしました。

 この展覧会では、ロシア科学アカデミー図書館が所蔵する川原慶賀の植物図譜125点を紹介するとともに、国内に所蔵されている作品や資料を通して、慶賀の眼が何を見つめ、それをどのようにうつしとっていたのかをたどります。 

1 会期

 平成29年4月8日(土曜日)~5月21日(日曜日)

 [前期:4月8日(土曜日)~5月1日(月曜日)、後期:5月2日(火曜日)~5月21日(日曜日)]

 開館時間:10:00~17時30分(展示室への入場は17時00分まで)

 休館日:月曜日(5月1日は開館)

2 会場

 県立近代美術館 2階展示室

 (〒330-0061 さいたま市浦和区常盤9-30-1 電話048-824-0111)

3 観覧料

 一般1,000円(800円)、大高生800円(640円)

 ※中学生以下及び障害者手帳をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料。( )は20名以上の団体料金。併せてMOMASコレクション(1階展示室)も観覧できます。

4 出品予定作品数

 約180点 ※会期中に作品の一部展示替えを行います。

5 川原慶賀について

 長崎に生まれた川原慶賀(かわはら・けいが、1786-1860?)は、「出島出入絵師」として出島のオランダ商館員の求めに応じて、日本の風俗をはじめ様々な文物を描いた作品を制作しました。とりわけ深く交流したのが、ドイツ人の医師で博物学者だったフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796-1866)です。日本の自然や生活文化、特に植物に対する強い関心を持ったシーボルトの要求に応えて西洋画法を習得した慶賀は、彼に随行し、長崎や江戸参府の途上で、植物の姿かたちを正確にうつした写生図を数多く描きました。一方、慶賀は長崎の町絵師としても活躍し、「お絵像」と呼ばれる肖像画などの制作にあたりました。

 慶賀の人物像を明らかにする資料は少なく、その多くの部分は謎に包まれています。しかし植物図譜をはじめ、長崎の風景や人々の暮らしを描いた作品は、この画家が鋭い観察眼と、見たものを生き生きとうつしとる高い技量を持っていたことを物語っています。

6 見どころ

(1)ロシア科学アカデミー図書館から125点の植物図譜を出品

 シーボルトがヨーロッパに持ち帰った慶賀や他の絵師による植物図譜のうち、およそ1,000点はシーボルトの死後ロシアに渡り、現在ロシア科学アカデミー図書館に収められています。この展覧会では、その中から慶賀の作品125点を選りすぐってご紹介します。それらは現在でも植物学の分野で研究対象となっているだけでなく、緻密で生き生きとした表現によって絵画作品としても注目されています。

(2)江戸後期の日本とオランダの交流が垣間見える展示

 出島や長崎市中の光景、日本とヨーロッパがそれぞれ関心を持った異文化の様子、日本に西洋の近代植物学が導入された時代の雰囲気などが、絵や資料を通して垣間見えてきます。

(3)およそ30年ぶりに、慶賀の作品をまとめて見る貴重な機会

 ロシア科学アカデミー図書館所蔵の植物図譜は2002年に国内を巡回しましたが、川原慶賀の作品がまとめて展示されるのは1987年(西武美術館で開催)以来、およそ30年ぶりとなります。慶賀の作品を多数所蔵する長崎歴史文化博物館の特別協力を得て開催します。

7 関連イベント

(1)講演会「川原慶賀の長崎歳時記」

 内容:川原慶賀が暮らした江戸後期の長崎は、どんな様子だったのでしょうか。

 精霊流しやくんちなどの長崎らしい祭から、一般的な年中行事まで、現代の生活にも通じる歳時記と、植物画とはまた違った慶賀作品の世界をご紹介します。

  講師:下妻みどり(ライター、『川原慶賀の「日本」画帳』編著者)

  日時:4月15日(土曜日)15時00分~16時30分(開場は30分前)

  会場:2階講堂/定員:100名(当日先着順)/費用:無料

(2)講演会「川原慶賀の植物図譜」

  内容:シーボルトに見出された長崎の絵師、川原慶賀。ロシアに伝えられた慶賀の植物図譜の特徴とその魅力について、シーボルトとの交流や江戸時代の植物学の興隆といった時代背景とともにご紹介します。

  講師:大場秀章(東京大学名誉教授)

  日時:4月23日(日曜日)15時00分~16時30分(開場は30分前)

  会場:2階講堂/定員:100名(当日先着順)/費用:無料

(3)ミュージアム・コンサート

 ア 4月22日(土曜日)/出演:川嶋哲郎(サックス、フルート)

 イ 5月7日(日曜日)/出演:井上陽介(ベース)

  内容:ジャズプレイヤーの枠を超えて活躍中のミュージシャンが花にまつわるナンバーなどをお届けします。

  日時:各日とも15時00分~(開場は30分前、演奏時間は約60分)

  会場:地階センター・ホール/定員:60席(当日先着順)/費用:無料

(4)担当学芸員によるギャラリー・トーク

  日時:4月29日(土・祝)、5月13日(土曜日) 各日とも15時00分から30分程度

  会場:2階展示室/費用:企画展観覧料が必要です。

 

 ※ [スライド・トーク] 御希望のグループにスライドを使って本展覧会の見どころを御案内します(予約制)。お問い合わせ・ご予約は教育・広報担当(電話048-824-0110)まで。

8 主催等

(1)主催

   県立近代美術館

(2)後援

   駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁

(3)特別協力

  ロシア科学アカデミー図書館、長崎歴史文化博物館

(4)協力

  フィンエアー、フィンエアーカーゴ、JR東日本大宮支社、FMNACK5

(5)企画協力

  株式会社アートインプレッション

9 交通案内

 JR京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分(北浦和公園内)。

 JR東京駅、新宿駅から北浦和駅まで、それぞれ約35分。

 当館に専用駐車場はありませんが、提携駐車場「三井のリパーク埼玉県立近代美術館東」では駐車料金の割引があります(企画展観覧で300円引き、MOMASコレクション観覧で100円引き)。団体バスは事前に御相談ください。お体の不自由な方の御来館には業務用駐車場を提供いたします。ただし台数に限りがありますので予め御了承ください。

 

【お問合せ先】

 県立近代美術館常設展・収蔵品担当 鴫原・大越 (電話:048-824-0110)

 

【参考情報】

 県立近代美術館

 ホームページ:http://www.pref.spec.ed.jp/momas/

 公式Twitter:https://twitter.com/momas_kouhou

 公式Facebook:https://www.facebook.com/momaspr

 公式YouTube:https://www.youtube.com/user/momasjp

 

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