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発表日:2017年3月24日14時
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部局名:教育局
課所名:義務教育指導課
担当名:学力向上推進・学力調査担当
担当者名:我妻、福沢、宮
内線電話番号:6752
直通電話番号:048-830-6752
Email:a6750@pref.saitama.lg.jp
県教育委員会では、平成27年度から「埼玉県学力・学習状況調査」を実施しています。
本調査の結果を活用し、児童生徒の学力向上のための指導改善を進めるため、今年度は、平成27年度及び28年度の調査データについて、慶應義塾大学SFC研究所へ分析を委託しました。
この度、分析結果について報告を受けましたので、その内容についてお知らせいたします。
・学習計画を立てるなど、計画的に学習する取組
・繰り返し「ノートに書く」「声に出して読む」など、大切なところを身に付ける学習の取組
・分からないところも諦めずに継続して学習するなど、「苦手な感情」などを克服して学習する取組
・学習計画を立てるなど、計画的に学習する取組
・学習した内容を自分の言葉で置き換えたり、説明したりするなど、より自分の理解を深める学習の取組
・分からないところも諦めずに継続して学習するなど、「苦手な感情」などを克服して学習する取組
【1から4の結果から】
「子供一人一人がしっかり考え、学び合い、問題を解決するような授業」は、「子供の学習方法や態度」の改善や、「自分の感情をコントロールして行動できるなどの力」の向上を通じて、学力を向上させている可能性があることが分かりました。
※報告書の概要や研究者から実際に提出された報告書は次のホームページを御覧ください。
リンク切れのため削除しました。
上記の結果を踏まえて、学校で「子供一人一人がしっかり考え、学び合い、問題を解決するような授業」を実践する際は、「子供の学習方法や態度」の改善や「自分の感情をコントロールして行動できる力」の向上が図られているかといった点に着目した授業の充実・改善ができるよう、市町村教育委員会や学校を支援していきます。
「埼玉県学力・学習状況調査」のデータを、統計学や教科教育の専門的な視点で分析することで、児童生徒の学力向上に効果的な指導改善を進める。
学校法人慶應義塾 慶應義塾大学SFC研究所
慶應義塾大学総合政策学部 中室 牧子 准教授
平成27年度及び平成28年度の「埼玉県学力・学習状況調査」の結果
・平成27年度 小学校 708校 150、310人分
中学校 360校 148、013人分
・平成28年度 小学校 708校 149、227人分
中学校 356校 146、323人分