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発表日:2017年3月7日15時

県政ニュース

白岡市長選挙における選挙の効力に関する審査の申立てに対する裁決について

課所名:選挙管理委員会
担当名:選挙管理担当
担当者名:柳・石島

内線電話番号:2695
直通電話番号:048-830-2695
Email:a2695@pref.saitama.lg.jp

 平成29年1月10日付けで提起された平成28年11月20日執行の白岡市長選挙における選挙の効力に関する審査の申立てに対し、本日の委員会で下記のとおり裁決を行い、その要旨を告示しましたのでお知らせします。 

記 

1 申立人

 細井 公(ほそい ただし)

2 主文

 本件審査の申立てを棄却する。 

3 申立ての趣旨

 平成28年11月20日執行の白岡市長選挙(以下「本件選挙」という。)における選挙の効力に関する異議の申出に対する白岡市選挙管理委員会(以下「市委員会」という。)の同年12月27日付けの異議の申出を棄却する決定を取り消し、本件選挙を無効とする裁決を求める。 

4 申立ての理由

(1)小島卓候補者(以下「小島候補」という。)は公職選挙法(以下「法」という。)及び白岡市選挙公報発行条例(以下「市条例」という。)に規定する「経歴」を選挙公報に記載せず、有権者に投票の比較判断材料を故意に与えなかった。これにより、有権者の投票行動に大きな影響があった。

(2)本件選挙の選挙公報は標語等による投票啓発及び投票日の記載がないなど不適切だった。また、防災行政無線による投票の呼びかけが1回のみであるなど市委員会の啓発は不十分であった。小島候補は市長として市委員会のこうした「選挙隠し」を黙認し、「自らに有利な行動をとった」ことは選挙違反に該当する。

(3)小島候補は市の関係団体に推薦状の発行を強要し、市長の地位を利用した選挙運動を行った疑いがある。 

5 裁決の理由

 選挙の効力に関する争訟において、選挙が無効とされるのは、法第205条第1項の規定により、その選挙が選挙の規定に違反して行われ、かつ、その規定違反が選挙の結果に異動を及ぼすおそれがある場合に限られる。

 この「選挙の規定に違反すること」とは、「主として選挙管理の任にある機関が選挙の管理執行の手続に関する明文の規定に違反すること、又は直接そのような明文の規定がなくとも、選挙の管理執行の手続上、選挙法の基本理念たる選挙の自由公正の原則が著しく阻害されることを指称し、選挙人、候補者、選挙運動者等の選挙の取締りないし罰則規定違反の行為のごときは、これに当たるものではない。」とされている。

 次のとおり、本件選挙において、市委員会は選挙の規定に違反しておらず、また、選挙の自由公正の原則が著しく阻害されたとは認められない。

 このため、申立人の主張はいずれも理由がなく、その主張は認められない。

(1)申立て理由(1)について

 市条例において規定する「氏名、経歴、政見等」は、掲載事項の一応の標準を定めたものと解されるため、小島候補が選挙公報に「経歴」を記載しなかったからといって、市条例に違反するとは言えない。

 また、仮に申立人の主張するように選挙公報に「経歴」を必ず記載しなければならないとしても、それは候補者の義務違反であって、法第205条第1項における「選挙の規定に違反する」場合に該当するものではない。

 加えて、市委員会は市条例に基づき候補者から提出された掲載文を原文のまま掲載し、選挙公報を発行している。

(2)申立て理由(2)について

 市委員会は白岡市選挙公報発行規程に基づき選挙公報を作成しており、また、市広報誌や市公式ホームページへの選挙期日等の掲載など複数の選挙啓発を実施している。

また、申立人からは小島候補が有利になったことの因果関係や、選挙違反に該当すると主張する理由及び根拠が具体的に示されていない。

(3)申立て理由(3)について

 仮に申立人の主張する違反行為が事実であったとしても、候補者等の選挙の取締りないし罰則規定違反の行為は、法第205条第1項における「選挙の規定に違反する」場合に該当するものではない。

 また、本件選挙において、白岡市の選挙人全般の自由な判断による投票を妨げられたような特段の事態が生じたことを示す証拠は確認できない。

 加えて、市委員会は市広報誌や立候補予定者説明会において、候補者の選挙運動に関する啓発周知を行っている。 

6 その他

 当委員会の裁決に不服のある者は、当委員会を被告とし、裁決書の交付を受けた日又は裁決書の要旨の告示の日から30日以内に、高等裁判所に訴訟を提起することができる。(公職選挙法第203条第1項)

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