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発表日:2016年7月28日14時

県政ニュース

平成27年度 大気の環境基準達成状況をお知らせします~PM2.5が大幅に改善~

部局名:環境部
課所名:大気環境課
担当名:企画・監視担当
担当者名:眞砂・佐藤

内線電話番号:3053
直通電話番号:048-830-3057
Email:a3050-03@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県では、さいたま市等と連携して大気汚染の状況を監視しています。 

 平成27年度は、環境基準が定められている11の大気汚染物質のうち、二酸化硫黄等9物質が、前年度と同様に全ての測定局・地点で環境基準を達成しました。

 全国的に環境基準の達成率が極めて低い光化学オキシダントは、前年度に引き続き、全ての測定局で環境基準を達成しませんでした。

 微小粒子状物質(PM2.5)は、43局のうち37局(86.0%)で環境基準を達成し、35局のうち10局(28.6%)で達成した前年度と比べて大幅に改善しました。 

 平成27年度における大気汚染状況の測定結果等は次のとおりです。 

1 大気の環境基準達成状況(平成27年度)

No

物質名

環境基準達成率

(達成局数/測定局数)

測定頻度

1

二酸化硫黄(SO2

100%(31/31)

年間を通じて

連続測定

2

二酸化窒素(NO2

100%(80/80)

3

一酸化炭素(CO)

100%(14/14)

4

光化学オキシダント(Ox)

 0%( 0/56)

5

浮遊粒子状物質(SPM)

100%(82/82)

6

微小粒子状物質(PM2.5)

 86.0%(37/43)

7

ベンゼン

100%(25/25)

年12回

8

トリクロロエチレン

100%(20/20)

9

テトラクロロエチレン

100%(20/20)

10

ジクロロメタン

100%(20/20)

11

ダイオキシン類

100%(23/23)

年4回又は年2回

 

2 環境基準を達成しなかった物質 

(1)光化学オキシダント(Ox)

 工場や自動車などから排出される窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(VOC)に太陽の紫外線が作用して生成する酸化性物質の総称で、主成分はオゾンです。

 特に夏期、日差しが強く風の弱い日に発生しやすく、その影響は目がチカチカする、のどが痛いなどの健康被害のほか、視程障害や植物被害などがあります。

 環境基準達成率は、全国においても0%又は極めて低い状況が続いています。

(2)微小粒子状物質(PM2.5)

 大気中に浮遊する粒子状物質のうち、主に粒径が2.5μm以下の微細な粒子の総称です。呼吸により肺の奥深くまで入りやすいため、呼吸器や循環器に影響を与えることが懸念され、平成21年9月に環境基準が設定されました。

 埼玉県では、平成23年度に6カ所の測定局で測定結果の評価を開始しました。それ以降、PM2.5の実態を把握するため、測定局を増やし常時監視体制の整備を進めています。

3 大気の環境基準達成率の推移(過去10年間)

 

No

物質名

年度

H18

H19

H20

H21

H22

H23

H24

H25

H26

H27

1

二酸化硫黄(SO2)

有効局数

44

44

44

43

43

38

36

36

36

31

達成局数

44

44

44

43

43

38

36

36

36

31

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

2

二酸化窒素(NO2)

有効局数

84

84

84

84

85

83

83

81

81

80

達成局数

82

84

84

84

85

83

83

81

81

80

達成率(%)

97.6

100

100

100

100

100

100

100

100

100

3

一酸化炭素(CO)

有効局数

22

20

19

18

18

16

16

16

15

14

達成局数

22

20

19

18

18

16

16

16

15

14

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

4

光化学オキシダント(Ox)

有効局数

58

58

58

58

58

56

57

57

55

56

達成局数

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

達成率(%)

0

0

0

0

0

0

0

0

0

0

5

浮遊粒子状物質(SPM)

有効局数

80

80

80

80

82

80

81

82

82

82

達成局数

80

80

80

80

82

79

81

81

82

82

達成率(%)

100

100

100

100

100

98.8

100

98.8

100

100

6

微小粒子状物質(PM2.5)

有効局数

6

12

25

35

43

達成局数

0

6

3

10

37

達成率(%)

0

50.0

12.0

28.6

86.0

7

ベンゼン

有効地点数

25

25

26

26

25

25

25

25

25

25

達成地点数

25

25

26

26

25

25

25

25

25

25

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

8

トリクロロ

エチレン

有効地点数

19

19

21

21

20

20

20

20

20

20

達成地点数

19

19

21

21

20

20

20

20

20

20

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

9

テトラクロロ

エチレン

有効地点数

19

19

21

21

20

20

20

20

20

20

達成地点数

19

19

21

21

20

20

20

20

20

20

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

10

ジクロロ

メタン

有効地点数

19

19

21

21

20

20

20

20

20

20

達成地点数

19

19

21

21

20

20

20

20

20

20

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

11

ダイオキシン類

有効地点数

23

23

23

23

23

23

23

23

23

23

達成地点数

23

23

23

23

23

23

23

23

23

23

達成率(%)

100

100

100

100

100

100

100

100

100

100

 

4 測定結果の詳細

 各測定結果について、詳しくは大気環境課のホームページをご覧ください。

○ 大気汚染物質(SO2、NO2、CO、Ox、SPM、PM2.5)

 http://www.pref.saitama.lg.jp/a0504/taikikankyoutyousa/documents/h27taikiosen.pdf

○ 有害大気汚染物質(ベンゼン、トリクロロエチレン等)

 http://www.pref.saitama.lg.jp/a0504/taikikankyoutyousa/documents/h27yuugai.pdf

○ ダイオキシン類

 http://www.pref.saitama.lg.jp/a0504/taikikankyoutyousa/documents/h27dxn.pdf

 

<参考>

(1) 環境基準

No

物質名

環境基準(設定年月日)

1

二酸化硫黄(SO2)

1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であること。(S48.5.16告示)

2

二酸化窒素(NO2)

1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること。(S53.7.11告示)

3

一酸化炭素(CO)

1時間値の1日平均値が10ppm以下であり、かつ、1時間値の8時間平均値が20ppm以下であること。(S48.5.8告示)

4

光化学オキシダント(Ox)

1時間値が0.06ppm以下であること。(S48.5.8告示)

5

浮遊粒子状物質(SPM)

1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること。(S48.5.8告示)

6

微小粒子状物質(PM2.5)

1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。(H21.9.9告示)

7

ベンゼン

1年平均値が0.003mg/m3以下であること。(H9.2.4告示)

8

トリクロロエチレン

1年平均値が0.2mg/m3以下であること。(H9.2.4告示)

9

テトラクロロエチレン

1年平均値が0.2mg/m3以下であること。(H9.2.4告示)

10

ジクロロメタン

1年平均値が0.15mg/m3以下であること。(H13.4.20告示)

11

ダイオキシン類

1年平均値が0.6pg-TEQ/m3以下であること。(H11.12.27告示)

 

 ※TEQ:ダイオキシン類は多数の物質の総称であり、各物質は毒性が異なるため、最も毒性の強い物質に換算した値。

(2) 評価方法

 二酸化硫黄(SO2)、一酸化炭素(CO)及び浮遊粒子状物質(SPM)

 1年間の測定を通じて得られた1日平均値のうち、高い方から数えて2%の範囲にある測定値を除外した後の最高値(1日平均値の年間2%除外値)を環境基準と比較して評価を行う。ただし、上記の評価方法にかかわらず環境基準を超える日が2日以上連続した場合には非達成とする。 

 二酸化窒素(NO2)

 1年間の測定を通じて得られた1日平均値のうち、低い方から数えて98%目にあたる値(1日平均値の年間98%値)を環境基準と比較して評価を行う。 

 光化学オキシダント(Ox)

 1時間値の年間最高値を環境基準と比較して評価を行う。

 微小粒子状物質(PM2.5)

 長期基準に関する評価は、1年平均値について評価を行うものとし、短期基準に関する評価は1日平均値のうち、低い方から数えて98%目にあたる値(1日平均値の年間98%値)を日平均値の代表値として評価を行う。

 長期基準及び短期基準を両方満たした場合について、環境基準が達成されたと判断する。 

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