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発表日:2016年7月19日14時

県政ニュース

富士山頂でPM2.5を観測します!~韓国、中国との同時観測による越境大気汚染の解明~

部局名:環境部
課所名:埼玉県環境科学国際センター
担当名:大気環境担当
担当者名:米持

直通電話番号:0480-73-8352
Email:yonemochi.shinichi@pref.saitama.lg.jp

 世界遺産でもある富士山は、地上の大気汚染の影響を受けず、上空をはるか数千キロを飛んできた大気汚染物質を調べるのに最適な場所です。この特徴を生かして、埼玉県環境科学国際センターでは7月中旬から8月下旬にかけて、PM2.5を自動採取する装置を山頂測候所に設置し、PM2.5の越境汚染を調べます。

 

富士山頂PM2.5観測の概要

 越境大気汚染を調べるため、平成27年度に、これまで手作業で行っていたPM2.5採取を自動で行う装置を導入しました。これを用いて1日単位でPM2.5を採取して、その成分を調べます。

 当センターでは、平成12年度から全国に先駆けてPM2.5の研究に取り組んできました。3年前からは、韓国・中国の研究機関と日中韓での国際共同研究を実施しています。本観測と同時期に、韓国最高峰のハルラ山や中国上海市などでもPM2.5の観測を行い、大陸から長距離輸送されるPM2.5の実態を調べます。

 

これまでの観測結果から

 昨年夏に富士山頂で採取したPM2.5の成分を調べた結果、石炭に含まれているヒ素の比率が高まる期間があり、上空では越境大気汚染の影響が見られました。また、同時期に埼玉県でもヒ素の比率が高まっていたことから、大陸方面からの越境汚染の影響を受けていることも分かりました。

 

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・標高約2,500 mから上部の空気は、地上の大気汚染の影響を受けにくい「自由対流圏」と呼ばれます(上図参照)。富士山は山脈に属さない「独立峰」と呼ばれる山体を持ち、3,776 mであるため、大陸方面から、上空を長距離輸送された空気を観測するのに最適な場所です。

 

・埼玉県環境科学国際センターは、地方自治体の研究所(地方環境研究所)としては唯一、富士山頂で大気化学の研究をしています。

(平成28年度研究プロジェクト:http://npofuji3776.jimdo.com/プロジェクト2016/)

 

・富士山頂測候所は、気象庁撤退後、夏季に限り「NPO法人 富士山測候所を活用する会」が借り受けて、様々な研究に活用されています。(ホームページ:http://npo.fuji3776.net/

 

夏の公開講座のご案内(富士山関連)

・8月7日(日曜日)夏休み特別講座「富士山のてっぺんの空気は何が違う?」(定員に達しておりますが、報道向けのお知らせです)

 対象:小学3年生~中学生/講師:大気環境担当 主任研究員 米持真一

 リンク切れのため削除しました。

・8月27日(土曜日)彩の国環境大学公開講座「PM2.5とは何か?どこからやってくるのか?

 富士山頂での観測から何が分かる?」

 対象:18歳以上/講師:総長 畠山史郎

 申込:事前に電話(学習・情報担当 電話0480-73-8363)でお申込み下さい。(申込順)

 http://www.pref.saitama.lg.jp/cess/shiryo/cess-kouza-kankyodaigaku-jukou-1.html

・会場はともに、埼玉県環境科学国際センター(加須市上種足914)

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