トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2016年度 > 2016年5月 > 平成27年度の労働相談状況について―相談件数は5,466件で、過去最多パワハラなど「職場の人間関係」に関する相談が増加―
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発表日:2016年5月19日14時
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部局名:産業労働部
課所名:勤労者福祉課
担当名:労働相談担当
担当者名:萩原、関根
内線電話番号:4521
直通電話番号:048-830-4522
埼玉県では、労働に関する課題や疑問を抱える労働者や使用者に、状況に応じた適切なアドバイスを行う労働相談を実施しています。平成27年度の相談状況を取りまとめましたので公表します。解雇、賃金不払いなど深刻な事案の相談が数多く寄せられるとともに、近年「職場の人間関係」に関する相談が増加しています。
27年度から長時間労働や残業代の未払いなど、若者の使い捨てが疑われる企業等に対応する「若者労働ほっとライン」を新たに開設し、201件の相談が寄せられました。
相談件数は約5,466件で過去最多
相談件数は5,466件で前年度と比べて862件(18.7%)増加し、過去最高の相談が寄せられました。
「職場の人間関係」に関する相談が増加
パワハラやいじめなど「職場の人間関係」に関する相談が714件で前年度と比べて206件(40.6%)増加しました。
最も多かったのは(1)「賃金」856件(全体の15.7%)、次いで(2)「職場の人間関係」714件(全体の13.1%)(3)「退職、退職金」624件(同11.4%)(4)「労働条件その他」619件(同11.3%) (5)「労働時間、休日・休暇」568件(同10.4%)となりました。
正規労働者2,500件(全体の45.7%)、非正規労働者2,291件(同41.9%)その他517件(同9.5%)、使用者158件(同2.9%)となりました。
電話4,968件(全体の90.9%)、来所413件(同7.6%)、インターネット84件(同1.5%)、その他1件(同0.0%)となりました。
平成27年度の取組として毎月第2、第4土曜日に若者の使い捨てが疑われる企業等の相談に対応する「若者労働ほっとライン」を開設し、平成28年5月からツイッター、フェイスブックによる案内を始めました。
(参考)
・相談件数の推移、相談内容別件数、相談者の内訳、相談方法別件数(PDF:152KB)
・埼玉県労働相談センター、若者労働ほっとラインの概要(PDF:82KB)
・埼玉県労働相談センター、若者労働ほっとラインのチラシ1(PDF:1,436KB)、若者労働ほっとラインのチラシ2(PDF:605KB)