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掲載日:2023年9月1日

企業内保育所とは?

企業内保育所とは

企業内保育所とは、企業等が従業員の子供を対象として、企業内又は近接地などに設置する保育施設のことです。
企業内保育所があることにより、従業員は安心して産休・育休から復帰することができ、企業側も計画的な
人員配置や優秀な人材の確保が可能となります。また、企業内保育所は地域児童を受け入れることもできます。
埼玉県内の企業内保育所を取材した動画がありますので、企業内保育所の設置の参考としてください。

企業内保育所のご紹介

埼玉ヤクルト販売株式会社

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埼玉ヤクルト販売株式会社

わらびーもぐもぐ保育ルーム
(蕨市)
対象:従業員児童と地域児童

社会福祉法人孝楽会

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社会福祉法人孝楽会

孝楽園ちろりん村保育所
(春日部市)
対象:従業員児童と地域児童

株式会社埼玉りそな銀行

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株式会社埼玉りそな銀行

りそなキッズパーク浦和
(さいたま市)
対象:従業員児童のみ

※動画は平成26年度に取材したものです。
上記の3社は「企業内保育所アドバイザー事業」にご協力をいただいている企業です。

企業内保育所アドバイザー事業とは、企業内保育所の良好な運営を行っている企業等から、企業内保育所の開設、運営についてのアドバイスが無料で受けられるとともに、アドバイザー企業の企業内保育所を見学することができる制度です。申込方法等の詳細は、企業内保育所アドバイザー事業のページをご覧ください。

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企業内保育所のメリット

企業内保育所の設置には、企業、従業員の双方に以下のようなメリットがあります。

1.企業のメリット

  • 人材の確保
    従業員の出産後の早期復帰や継続したキャリア形成が可能になります。入社を希望する人材等へのPRにもなり、優秀な人材を確保するための経営戦略に繋がります。  
  • 離職率の低下
    離職率が低下し、従業員の定着率上昇が望めます。特に結婚や出産を機にした退職者が減少し、人材育成のコスト削減の効果もあります。  
  • ワーク・ライフ・バランス
    従業員の育児と仕事の両立は、家庭生活の安定化をもたらし、ワーク・ライフ・バランスの推進に役立てることができます。従業員の満足度アップに繋がり、会社全体の意識や業務の質の向上が望めます。  
  • 社会貢献
    待機児童を受け入れた場合、地域の子育て環境の改善に寄与することになり、企業のイメージアップやPRになります。  

2.従業員のメリット

  • 安心して働ける環境
    親と子が近くにいることでお互いに安心感があり、親は安心して働くことができ、子供も安心して過ごすことができます。震災等の緊急時においてはすぐに安否確認し、一緒に避難することができます。
  • 勤務体制に合わせた保育
    企業内保育所は、休日や夜間のシフト勤務など、通常の保育所ではカバーできないところまで対応できるので、自分の働き方に合わせて子供を預けることができます。
  • 仕事と育児の両立
    子供たちの姿を近くで目にすることで、子育て中の人に対する社内の理解が深まるなど、仕事と育児を両立しやすい環境になります。
  • 保育所探しの 負担軽減
    保育所を探す苦労や預け先がないために職場復帰できないといった不安を解消することができます。

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企業内保育所の形態

企業内保育所の設置形態には、単独型と共同利用型があります。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。

1.単独型

1社単独で設置・運営します。利用するのは自社の従業員の児童のみです。

2.共同利用型

企業内保育所の共同利用とは、複数の企業等が共同で保育所を利用することです。
企業内保育所を共同利用することによって、利用児童の安定確保が可能となります。

1社が設置した保育所を近隣企業やグループ企業と共同で利用します。運営の事務は設置した企業によって一括して行われています。

企業内保育所に関するお問合わせ先

埼玉県産業労働部多様な働き方推進課課 総務・多様な働き方認定担当

電話番号 048-830-3963

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