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With You さいたま > 活動支援 > 職員向けの研修 > 女性の貧困問題支援事業講演会「女性の貧困問題を考える」平成30年度 第2回 市町村男女共同参画担当職員研修会

月曜日から土曜日

9時30分から21時

日曜日、祝日

9時30分から17時30分

毎月第3木曜日
年末年始(12月29日から1月3日)

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ページ番号:130181

掲載日:2018年5月23日

〈女性の貧困問題支援事業〉講演会「女性の貧困問題を考える」
(平成30年度 第2回 市町村男女共同参画担当職員研修会)

日時

平成30年5月22日 (火曜日)13時30分から15時30分

場所 埼玉県男女共同参画推進センター(With You さいたま)
参加者

94名

内容

 埼玉県では、今年度、女性の貧困問題支援事業が新たにスタートしました。
事業のキックオフとなるこの講演会では、「女性の貧困」が潜在化してきたこれまでの社会の構造や、それによって生み出されてきた課題について考えました。また、当センターで行うシングルマザー等への支援事業をはじめとする事業の全体像もお伝えしました。

講師:野依智子さん(福岡女子大学国際文理学部教授)
【プロフィール】
独立行政法人国立女性教育会館研究国際室研究員を経て、2013年より現職。専門領域は、女性労働史、ジェンダー、社会教育学。
主な著書:『近代筑豊炭鉱における女性労働と家族-「家族賃金」観念と「家庭イデオロギー」の形成過程』(明石書店、2010年)。『シングル女性の貧困-非正規職女性の仕事・暮らしと社会的支援』(共編著、明石書店、2017年)

 野依さんからは、はじめに、女性施策の変遷と第4次男女共同参画基本計画の重点課題についての基礎的なことが話されました。また、女性の雇用形態が2003、2004年あたりを境に非正規雇用が正規雇用を上回り、経済格差や待遇格差が生まれ、その反映として男女ともに未婚率が上昇した状況説明がされました。
 後半は、野依さんが関わられた「非正規職シングル女性の社会的支援に向けたニーズ調査」の結果から可視化された非正規シングル女性の抱える困難や求められる支援についてお話いただきました。
 非正規シングル女性が抱えるさまざまな困難は、個人的な問題ではなく、構造的・社会的な問題であること、支援をするにあたっては、寄り添い、安心感、自己肯定感を持てるようにすることが大切であることを学びました。

野依智子さん

 

 

 

 

 

 

参加者の声

  • 離婚や離職をすることのリスクが理解できた。離婚や離職は、個人の選択で自由だけれども、そこから始まる新たな生活のための知識や予期されるリスクをなど、さまざまな知識を持っているべきだと考えた。埼玉県が新たに「女性の貧困支援事業」として行うセミナーや講座は、そのためのきっかけづくりとして、良い場になると考えた。(19歳以下・女性)
  • 現状とその理由や背景を詳しく教えていただけて参考になりました。ちょっとずつでも、1つずつでも解決・改善していくために必要な取組を考えていかなければと考えさせられました。(40代・男性) 
  • 貧困の問題についての研修を受けたことがなかったので、とても勉強になりました。調査結果を基にした説明でわかりやすく、社会の現状が学べた。(50代・女性)

お問い合わせ

県民生活部 男女共同参画推進センター 事業担当

郵便番号330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3階

ファックス:048-600-3802

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