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掲載日:2018年11月26日

性暴力対策セミナーより

  8月27日に行われた性暴力対策セミナーでは、女子高生サポートセンターColabo(コラボ)代表理事の仁藤夢乃さんに、都会をさまよう、居場所がない少女たちの実態とその支援について語っていただきました。その一部を御紹介します。

女子高生と性被害~大人としてできること~ 仁藤夢乃(女子高生サポートセンターColabo代表理事)

JKビジネスで働く少女たちの実態

仁藤夢乃さん写真  私も渋谷の街をさまよっていた“難民高校生”でした。その経験をもとに、夜間巡回や食事提供、問題解決のための啓発活動など、女子高生サポートセンターColaboの活動を通じて、「困難を抱える少女から搾取しない社会」を目指して活動しています。
  家や学校から孤立する10代の子どもたちは、高校中退、不登校、自殺、貧困、妊娠・中絶など、子どもたちだけでどうにかできる問題ではない、たくさんの問題を抱えています。
  街で出会う女の子たちは、自分に自信がない子がすごく多い。私もそうでした。前髪で目を隠して、顔も隠していました。人の目を気にしていたんです。自信がない子どもたちは、過去の経験のなかで、大人にあきらめられた経験があるんです。だから、大人たちが「まだいけるよ」とか「大丈夫」と、可能性を信じて声をかけることが大切だと思います。
  でも、彼女たちに真剣に向き合い、SOSに気づいてくれる大人との出会いは滅多にありません。彼女たちは、支援者よりも先に、「衣食住」と「関係性」を提供してくれる大人に出会ってしまいます。それが「JKビジネス(=女子高生を商品化し成り立つビジネス)」の大人たちです。宿泊施設、食事、話を聞いてくれる人、お金、学習支援…。かれらは、少女たちを支援対象者としてではなく、「担い手」として扱い、役割や「やりがい」を与えます。そうすることで、少女たちは必要とされていると感じ、はまっていってしまうのです。 
  大人の責任はなぜ問われないのか。少女を労働搾取する大人たちや、買春を持ちかける男性の罪が問われない現状には強い憤りを感じます。児童相談所や警察など、対応できる機関はあるものの、補導されると親に連絡をされてしまい、家に帰れない理由がある少女たちにとっての助けにはなっていません。

私たちはどう行動できるのか

  私たち大人に求められているのは、特別な支援ではなく「あたりまえの日常」を作ることです。あたりまえの日常がない人たちがたくさんいます。子どもたちがよい体験、よい人に出会える環境作りのサポートをするイメージで、困っている子にも困っていない子にも関わってもらいたいと思います。
  「子どもにとって大人は環境問題!」です。
  子どもたちに「信頼できる大人の存在」が必要であること、自分には権利があること、ノーと言える権利があること、変えられるということを教えてほしいです。
  最後に、お願いです。今日の私の話を3人以上の人に伝えて広めてください。

プロフィール  仁藤 夢乃(にとう ゆめの)

1989年生まれ。女子高生サポートセンターColabo代表理事。中学生の頃から街をさまよう生活を送る。高校中退後、ある講師との出会いから農業、国際活動に触れ、明治学院大学に進学。現在、「居場所のない高校生」や「搾取の対象になりやすい青少年」の問題を発信するとともに、日常的な関わりを通して少女の支援を行っている。

お問い合わせ

県民生活部 男女共同参画推進センター 事業・相談担当

郵便番号330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3階

ファックス:048-600-3802

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