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With You さいたま > センターの概要 > 広報紙 > 特集 デートDVって知ってますか?

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掲載日:2018年11月26日

 特集 デートDVって知ってますか?
               DV=ドメスティック・バイオレンスの略

 会話イラスト「デートDV」という言葉、知っていますか?デートDVとは、主に若年層の交際相手からの暴力のことを指します。
  SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発達が、その便利さと裏腹に、デートDVの増加に拍車をかけています。
  自分の周りの人が、デートDVの被害者にも加害者にもならないよう、いつでも手を差し伸べられるように、正しい知識を身につけておきませんか。

 

 

 

 

 

 

 

5人に1人は被害を受けている

広報紙vol48特集グラフ1  携帯電話に交際相手から居場所の確認メールが来る。メールや通話記録を見られる。何をしているかの報告を求められる。携帯電話が、恋人を束縛する、監視するための道具となっています。こうしたデジタル機器を監視の道具に使うことも、デートDVの一つ「デジタル暴力」と言われています。
  そもそもDVとはなんでしょうか。DVとは、夫婦間や恋人間の暴力で、相手を力によって思い通りに「支配をすること」を指します。
  殴る、蹴るといった身体的な暴力だけではなく、大声で怖がらせる、バカにする、自信を失わせるようなひどいことを言う。行動を監視する。お金を取る。また、反対にお金を与えて言うことをきかせる。性行為の強要。こういった相手を尊重することのない束縛、これは「愛」ではなく「暴力」であり、重大な人権侵害です。
  その中でも、親密な交際関係にある二人の間で起こる暴力を用いた支配の関係をデートDVと呼びます。
  国の調査によると、女性の約5人に1人が交際相手から暴力を受けたことがあり(グラフ(1))、被害を受けた女性の約4人に1人は命の危険を感じたという深刻な結果が明らかになっています。「性的強要」は望まない妊娠・出産にもつながり、女性は大変なリスクを背負います。

凶器にもなるSNS!

広報紙vol48特集グラフ2  現代の若者は、SNSの発達により多くの人と繋がっている分、人との関係にも悩んでいます。一人は寂しいし、早く恋人が欲しい。恋人ができたら失いたくない。間違った独占欲、自己中心的なゆがんだ恋愛観のもとに相手を支配しがちです。
 「恋人同士によくあること、嫌なら別れてしまえばいい。」一般的にはそう思いますが、別れた後も執拗につきまとわれたり、さらには交際期間に撮られた性的写真が、別れた仕返しにインターネット上に掲載されてしまう事態も起きています。便利なツールのSNSが、今や、凶器ともなっています。(グラフ2) 
  現実にも、デートDVによる事件は数多く起こっています。こうした現状を受けて、平成26年、別れた相手への嫌がらせ等で性的画像をインターネット上に掲載する行為を規制し、罰則を定めたリベンジポルノ規制法(※1)が作られました。
  ストーカー規制法(※2)も、平成25年の改正で、無言電話や執拗に電話、ファックスを続ける行為などの「つきまとい行為」にメール送信を追加するなど、対象範囲を広げています。
  ただし、DV防止法(※3)は、被害者への接近禁止といった「保護命令」が出せるなど、被害者を守る手だてを行えますが、あくまで配偶者間(事実婚、同棲を含む)の暴力が対象で、交際中のDVは適用外。守る手だてがありません。未然防止が大変重要となります 。   

  ※1  リベンジポルノ規制法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律):別れた元交際相手等への嫌がらせや仕返しとして、私的な性的画像をインターネットに無断で掲載する行為を規制し、罰則を定めた法律。
  ※2  ストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律):ストーカー行為を処罰する等、必要な規制を行うとともに、その相手方に対する援助の措置等を定めることにより、危害の発生を防止することを目的とする法律。
  ※3  DV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律): 配偶者間(生活の本拠を共にする交際相手を含む)からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援等の体制を整備し、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等を図ることを目的とする法律。

一人で抱え込まずに相談を

広報紙vol48特集イラスト2  デートDVの被害を受けないために、また加害者にならないためにはどうしたらいいのでしょう。
  実は、デートDVの多くが、加害者にも被害者にもDVの認識がないことが大きな問題です。まず必要なことは、自分がDVをしている事、されている事に気づくことです。加害者が自ら気づき、行動を変えるか、被害者が関係を終わらせない限り、デートDVは終わりません。
  加害者側には、「自分のことが好きなら、自分のことを第一に考えるべき」「独占したい」と考えます。被害者は、友達に相談しても、「愛されているからよ。むしろうらやましいわ。」と言われたりして、「愛されているのだから、我慢しよう。変わってくれるかもしれないし」と考えてしまいがちです。
  恋愛関係にあっても、あくまで相手とは対等であり、お互いを尊重することが大事です。相手が思い通りにならないと、脅しや暴力で従わせようとするのは、愛ではありません。
  次に必要なことは、一人で抱え込まず、正しい知識を持った人に相談することです。
  デートDVの被害により、半数の人が生活上に支障をきたし、4人に1人が心身に不調があらわれたというデータがあります(内閣府「男女間における暴力に関する調査」H26年度)。被害者は自尊心を奪われ、無力感に陥って、次第に自己コントロールできなくなっていきます。そして暴力や支配の関係はますますひどくなっていくものの、誰にも相談できないで、どんどん孤立化してしまいます。
  誰もがデートDVの加害者、被害者にならないよう、周囲の人がしっかり受け止めることが大切なのです。

お問い合わせ

県民生活部 男女共同参画推進センター 事業・相談担当

郵便番号330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心2‐2 ホテルブリランテ武蔵野3階

ファックス:048-600-3802

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