DV防止フォーラム2019「児童虐待とDV～家庭で何が起こっているのか～」

日時	令和元年11月10日（日曜日）14時から16時
場所	埼玉県男女共同参画推進センター（With You さいたま）
参加者	129名

　11月12日～25日の「女性に対する暴力をなくす運動」の期間には、全国で、女性に対する暴力の根絶のための様々な取組がされています。

　当センターでは、この期間にあわせ、DVの実態と対策について広く知っていただくため、例年「DV防止フォーラム」を開催しています。

　今年度は、「児童虐待とDV」というテーマで、ルポライターの杉山春さんからお話いただきました。

内容　

講演　「児童虐待とDV-家庭で何が起こっているのかー」

　児童虐待の背景にDVがあることは少なくありません。児童虐待事件について取材をされ、著書もあるルポライターの杉山春さんから、「児童虐待とDV-家庭で何が起こっているのかー」というテーマで講演がありました。

参加者の声

　DVの本質等理解できた。ニュースをただ知るだけじゃなくて、事件の背景なども考察しなくては物事は見えてこないことがわかった。「行動を助けるのは知識」という言葉がとても胸に刺さった。（19歳以下女性）

　 DVで悩んでる友人がいて、話を聞くことが度々あります。別れた方がいいのでは?と思い、そういうことを言った時もありましたが、結局離れられず、”なぜだろう”と思い、自分の理解できない領域に感じてしまうことがありました。今日最後に「相手の気持ちを実感する力」「自分の痛みをちゃんと理解すること」が大切だと話されていて、自分にかけていた部分だと思いましたし、そこから向き合ってみたいと思いました。（30代女性）

　今日は参加させて頂いて感激しました。私自身か酷なギャクタイを受け続け、このテーマが30年早く世間で認知してもらえたらと涙がこみあげてきました。シングルマザーファザーの比率。犯罪を男が多く犯す世の中。文章がまとまらないですが、とにかく女性がまだまだもっと多く救済されなきゃ辛いだろーと思います。（40代女性）

　各事件について取材を通して得た報道だけでは見えて来ない背景がある事がよくわかった。社会情勢の変化が大きく影響している事もよくわかった。（50代男性）