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平成版健康知恵袋/くすり

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月19日更新

県民の皆さんにお伝えしたい健康情報などについてわかりやすくまとめたものです。
 どうぞ、皆様の健康づくりに御活用ください。


56 くすりはいつ飲めばよいのでしょうか?

 食間って、食事中のことですか?
 お店で買った薬は説明書に、病院や薬局で調剤してもらった薬は薬袋に、1日の服用回数やいつのむかの表示があります。必ず読んでからのみましょう。
 ただし、体調が悪くて、書いてある時間まで待てない場合は、医師または薬剤師に相談してください。
 食前:食事の前、おおよそ30分前にのみます
 食後:食時の後、30分以内にのみます
 食間:食事と食事の間、食事の後おおよそ2時間後にのみます
      食事中ではありませんので、念のために
 就寝前:寝る前、30分~1時間前にのみます

【健康マメ知識】 エピソード編

 お屠蘇(とそ)で健康に!日本に伝わる伝統を次世代に・・・
 年の瀬、近所の薬局に「屠蘇散(とそさん)」を買い求めに行った際のことです。いつも居らっしゃる薬剤師さんは調剤で忙しい様子。そこで、若い店員さんに「屠蘇散を一つ頂きたいのですが・・・」と声をかけたところ、「・・・?」反応がありません。その店員さん、慌てて奥の調剤室に駆け込み、「『屠蘇散』って何ですか」と薬剤師さんに問う声が聞こえてきました。「屠蘇散」、以外に知らない方も多いようです。屠蘇の歴史は古く中国から始まったものです。日本には平安時代に伝わり、宮中の儀式として取り入れられ、一般に広まったのは江戸時代と言われています。屠蘇散の中身は、生薬で、一般的には「白朮」「桂皮」「桔梗」「防風」「山椒」などが中心にブレンドされており、調合元により配合は少しずつ異なるようです。
 これら生薬には次のような効果があります
  桂皮(けいひ)・・・胃を丈夫にして皮膚を強くする
  白朮(びゃくじゅつ)・・・胃をすこやかにする
  桔梗(ききょう)・・・のどの痛み、咳、去痰によい
  防風(ぼうふう)・・・風邪を防ぐ
  山椒(さんしょう)・・・健胃、利尿によい
 最近の屠蘇散はティーバッグ式になっているので、そのまま清酒あるいは味醂(みりん)に一晩浸しておきます。すると、それぞれの生薬の成分がお酒の中にとけ込み、これを、お正月にいただくことで、一年間、無病息災でいられると言われています。日本に伝わるよき伝統を、これからも受け継いでいきたいと思います。

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57 薬は何で飲んでもいいの?

 飲み物の種類によっては、薬に影響の出るものもあります
 コップ1杯の水かぬるま湯でのみましょう。水なしで薬がのめる!と自慢する人がいますが、薬が食道に貼り付いて潰瘍になることもあるので止めましょう。

  • 牛乳 : 薬によっては吸収の妨げになることがあります。
  • コーヒー : 薬の中にはカフェインが含まれているものがあり、コーヒーと一緒にのむと、カフェインの摂り過ぎとなる可能性があります。ドリンク剤も要注意。
  • アルコール類 : 薬もアルコールも肝臓で分解されるので、一緒にのむと薬の作用が強くなりすぎたり、反対に弱まったりします。副作用の危険性も高まります。
  • ジュース類 : 果汁や炭酸の酸性や、グレープフルーツジュースが薬の作用に影響を及ぼすことが知られています。

58 上手に点眼する方法

 目薬なんか怖くない!
 目薬を差すのが苦手な方、意外に多いと思います。何回やっても目に入らないとか、「二階から目薬」なんていうことわざもありますね。そこで、コツをお教えしたいと思います。

 1 目薬を持つ手を固定しましょう
・片手で差す場合、手首付近を顔にあてておきましょう。
・両手で差す場合、反対側の手をグーにして頬にあて、その上に手を載せましょう
・アイディアグッズも売っています
 
 2 目薬の先端を見ないようにしましょう
・視線を目薬よりも上方にすると、怖くありません
・下まぶたを引き下げて、そこに落としてみましょう

  以上参考にしていただき、間違っても目薬の先端を目にくっつけない様にしましょう。目薬が汚染してしまいますので・・・。 

59 「おくすりメモ」を作りましょう

 いざというとき、便利です。
 「今どんな薬をのんでいますか?」
 「今までに薬や食品のアレルギーをおこしたことがありますか?」
 こう聞かれて、すぐに答えられる人はなかなかいないと思います。普段は手元に薬があるし、病院や薬局に記録があるので問題ありません。また、薬局からもらった「おくすり手帳」を日ごろ活用している人も多いと思います。
 しかし、ひとたび災害が起きればそうはいきません。のんでいた薬を持ち出せず新たな薬をもらう時、薬の名前がわからないと、適切な治療が受けられず病気が悪化してしまうかもしれません。また、治療のために使用した薬でアレルギー症状をおこす可能性もあります。
 そんな時役に立つのが『おくすりメモ』です。のんでいる薬の名前や過去におこしたアレルギーの原因と症状をメモして、保険証やお財布に入れておきましょう。  

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