漂白剤,カビ取り剤
印刷用ページを表示する 掲載日:2010年4月1日更新
漂白剤
漂白剤は、化学反応によって「シミや汚れを分解」することで、汚れを落ちやすくするもので、大きく分けて、酸化系漂白剤と還元系漂白剤があり、一般的に酸化系漂白剤が多く使われます。酸化系漂白剤にはさらに塩素系と酸素系があります。
(漂白剤の種類と特徴)
| 分類 | 酸化型漂白剤 | 還元型漂白剤 | ||
|---|---|---|---|---|
| 塩素系漂白剤 | 酸素系漂白剤 | 還元型漂白剤 | ||
| 形状 | 液体 | 粉末 | 液体 | 粉末 |
| 主成分 | 次亜塩素酸ナトリウム | 過炭酸ナトリウム | 過酸化水素 | 二酸化チオ尿素 ハイドロサルファイト |
| 液性 | アルカリ性 | 弱アルカリ性 | 弱酸性 | 中性から 弱アルカリ性 |
| 特徴 | ・液体で使いやすく、漂白力が強い ・作用が強く色柄物には使えない ・家庭用品で多く使用されている ・触るとヌルヌルし、刺激臭がある | ・比較的漂白力が穏やか ・色柄物の漂白に使える ・刺激臭がない | ・比較的漂白力が穏やか ・色柄物の漂白に使える ・刺激臭がない毛 ・絹の漂白に使用できる | ・色柄物には使えない ・鉄分による黄ばみを回復できる |
カビ取り剤
カビ取り剤には塩素系と非塩素系がありますが、市販品のほとんどは塩素系です。塩素系のカビ取り剤は主に次亜塩素酸ナトリウムが基材で、アルカリ化剤で安定化しています。非塩素系のカビ取り剤は主に乳酸等の有機酸が基剤で、カビの汚れを分解・洗浄します。塩素系のカビ取り剤と混合すると有害な塩素ガスが発生する可能性があるので絶対に混ぜて使ってはいけません。
(カビ取り剤の種類と特徴)
| 分類 | 塩素系 | 非塩素系 |
|---|---|---|
| 基材 | 次亜塩素酸ナトリウム | 乳酸等の有機酸 |
| 補助剤 | ・安定化剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム) ・界面活性剤(アルキルアミンオキシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル) | ・高級アルコール系界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル) |
| 特徴 | ・アルカリ性 ・カビの色素を分解し白くする効果が極めて高い | ・酸性 ・低刺激臭 |
防カビ剤
カビ防止剤は、主としてチアベンダゾール(TBZ)が基剤で、有機ヨウ素系化合物を使用しているものもあります。カビの胞子(種)が発育しないように抑制する効果があり、カビが育たなくなります。
(防カビ剤の成分)
| 基材 | 液性 |
|---|---|
| チアベンダゾール チアゾリルスルファミド化合物 イソチアゾリン系化合物など | 中性から弱アルカリ性 |

