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ツバキの樹勢回復対策

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年8月31日更新

ツバキの樹勢回復対策

植え替えを定期的に行っている椿の鉢物の生育はよく綺麗な花が咲きます。しかし、植え替えが行われない場合には鉢用土全体に根が回り生育が不良となり、ひどい場合には枯れてしまいます。

緊急的に植え替えを行います。

こんな状態の鉢は植え替えが必要です。

(1)かん水を行っても、なかなか鉢内に浸透しない。

(2)生長した葉がやや丸まったり、葉の縁から茶褐色に変色している。

(3)今年生長した枝の生長が悪い。

【生育不良なツバキの鉢植え】

ツバキの生育不良株

水の浸透が悪いため、葉の生育が不良で全体的に丸まっています。

枯らさないためにも植え替えが必要な鉢づくりのツバキです。

ツバキの葉
生育良好な葉生育不良の葉
生育良好な葉生育不良な葉

 【元気な株の葉は大きく展開していますが、生育不良な株の葉はやや丸まり、葉色がやや黄色味になっています】

植え替えの手順

その1 根鉢の整理

根鉢をほぐす竹クシ等で、根を傷めないように丁寧に土を落とします。夏の時期は20%以内とします。鉢から株を抜き取り、根詰まり状態の根鉢を竹クシでほぐします。

根鉢の整理方法

根づまり状態

根がからみ合い、かん水を行っても均一に根鉢に届いていません。

根鉢をほぐす

竹クシ等で、根を傷めないように丁寧に土を落とします。夏の時期は20%以内とします。

 根詰まり状態

根ほぐす

その2 枝の剪定

元気が枝、葉が枯れそうな枝、不要な枝等は剪定を行います。

その3 植え替え

一回り大きめの鉢に植え付けヒモ等で鉢と株を固定し、タップリとかん水を行います。

・用土1:赤玉土(中粒1:小粒1の混合)5、腐葉土4、ピートモス1の混合

・用土2:赤土4:腐葉土5:ピートモス1の混合(セキネスペシャルと今後呼びます)

【植え替え終了】

植え替え終了

株の大きさから9号の硬質黒ポットに植えました。株を固定するため、麻ひもで十字に結束しました。(この方法はお奨めで、機会を見て紹介します)

植え替えが終了した鉢は、午後の西日を避けた太陽光線を60%程度遮る場所で管理します。かん水は鉢用土がやや白く乾燥したらタップリと与えます。