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掲載日:2022年3月15日
お電話で困りごとの概要をうかがい、診療がスムーズにいくようにします。
現在かかられている医療機関があれば、そちらから紹介状をもらっていただきます。
予約制ですので、じっくりお話しをうかがい、一緒に対策を考えることができます。
初診後は、治療方針に沿って継続して外来治療を行い、状況によっては入院治療も行います。
外来通院を継続していただき、必要に合わせて集団でのプログラムなどに参加をおすすめします。
治療では様々なテキストを使っています。
外来治療だけでは、飲酒や薬物使用を止めることができない場合には、入院して治療を行います。
断酒・断薬への方向付けのために、閉鎖病棟で8週間の集団プログラムを行います。
退院後はフォローアップとして、外来通院治療も行います。
(4と5は繰り返すことがあります)
生き方のリハビリテーションとして、外来通院治療とともにアルコール・薬物・ギャンブルに依存しない生活を続けます。
より安定したアルコール・薬物・ギャンブルに頼らない生活をするために「自助グループ*1」「回復施設*2」の利用を促します。
最終的にはお酒や薬物やギャンブルに依存しないで、社会生活ができるようになることを目指します。
依存症治療に関するご相談をお受けしています。まずは、お電話ください。
「やってみようかな」と思ったときが一番治療効果のあがるときです。あなたも始めてみませんか?
A.飲酒を適量で止めておくことや、薬物の乱用を止めることができず、コントロールがきかなくなることで、生活の様々な問題を起こす病気です。
A.飲酒や薬物使用をコントロールできるようにすることはできません。しかし、飲んだり使ったりせずにうまく生活ができるようになる(「回復」といいます)ための治療は可能です。
A.まず、自分がお酒を飲まない、薬物を使わない生活を始めるところからスタートします。そのために、専門スタッフが面接、くすりの処方、環境調整相談、断酒を続けやすくする方法の紹介など、様々なサポートを行います。外来でやめきれない方には、入院してお酒や薬のない環境からスタートする方法があります。
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