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掲載日:2022年7月22日
視能訓練のご紹介
視能訓練士は、眼科領域における専門医療技術者として視機能検査を行うとともに斜視や弱視の訓練・治療にも携わっています。
目の検査とひとくちにいっても、視力、視野、屈折、調節、色覚、光覚、眼圧、眼位、眼球運動、涙液などの検査、生理学的検査、写真撮影などがあります。
なかでも大人と子どもで測定の方法が異なるのは視力検査です。
大人の視力検査は視標がたくさん並べてある並列視標を用いるのに対し、子どもの視力検査では視標が描かれたカードを1枚ずつ提示する単一視標を用いて検査をしています。
3歳頃から輪の切れ目を答えてもらう方法で視力検査を行いますが、視力の左右差があるかを知りたいときは、3歳前でもうさぎのカードや縞のカードを用いて検査をします。
両眼視機能に異常をもつ斜視や弱視の子どもに両眼視機能に関する様々な検査を行い、斜視や弱視の治療計画および訓練指導をしています。
子どもの頃の疾患が原因で低視力になった子どもが本を読んだり、文字を書いたりすることができるように、様々な視覚的補助具の選定・訓練・指導を行います。
視能訓練は、当センター眼科医の指示のもとで行っています。
まず、眼科受診をお願いします。
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