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掲載日:2018年3月26日

治療の副作用について

嘔気・嘔吐

嘔気・嘔吐はなぜ起こるのでしょう

  1. 抗がん剤投与後24時間以内に起こる急性の嘔気・嘔吐
    血中の抗がん剤が直接CTZ(嘔吐を誘発する物質に反応して嘔吐中枢を刺激する部位)を刺激します。多くの抗がん剤では、投与後1~2時間で始まり、4~6時間で消失します。
  2. 24時間以降に起こる遅延性の嘔気・嘔吐
    抗がん剤投与後、24~48時間で始まり、数日から1週間くらいで軽減してきます。
  3. 心理的(予測性)な嘔気・嘔吐
    過去に受けた抗がん剤治療により生じた嘔気・嘔吐の経験が関係してより誘発されます。

嘔気・嘔吐が起こったら

  • 急激な体動により嘔気・嘔吐が誘発されることがあるため、ゆっくり行動しましょう。
  • 嘔気・嘔吐がある場合、頭部を45度くらい高くし、胃の安静(胃の運動をおさえる)を保つために胃の上部をアイスノンなどで冷やします。
  • 嘔吐した場合は嘔吐物の臭いで嘔気・嘔吐を増強させることがあるため、速やかに嘔吐物を片付けます。
  • 口の中の臭いなどでも嘔気・嘔吐が誘発されることがあるため、うがいをしましょう。番茶・レモン水・炭酸水・氷水・氷片などで行うと口の中がさっぱりします。
  • 心理的影響を受けやすいため、気持ちが落ち着く音楽を聴いたりするなど、リラックスしましょう。

抗がん剤による嘔気・嘔吐は、使用する抗がん剤の種類や投与量や治療を受ける患者さんの状態によっても異なります。嘔気・嘔吐に対して制吐剤を使用していきます。治療が終了して4日~1週間くらいで少しずつ良くなります。

脱毛

脱毛はなぜ起こるのでしょう

抗がん剤は血液の中に入り、全身にいきわたります。抗がん剤は細胞分裂が活発な細胞に作用するため、がん細胞だけでなく、体毛・口粘膜・骨髄などの正常細胞にも作用します。脱毛は抗がん剤が毛根の毛母細胞に作用した結果起こります。また、使用する抗がん剤の種類や量・組み合わせなどによっても脱毛の程度が異なります。脱毛はがんによる病気の進行や新たな病気の出現ではありません。抗がん剤による脱毛は一時的なもので、治療後2~3週間で抜け始まります。治療終了後1~2ヶ月で再生が始まり、3~6ヶ月でほとんど回復します。再生した毛髪は脱毛前と比べて、性状や色彩が異なることもあります。

脱毛が始まったら

個人差はありますが、抗がん剤使用後2~3週間で抜け始めます。脱毛は髪を洗ったり、とかしたり、枕に抜けた毛が付いているのが目立ちます。脱毛は全体的であったり、部分的であったり、体毛が抜けることもあります。

  • 長い髪の方は、短くカットしておいたほうが脱毛の始末が簡単です。
  • カットは抗がん剤の治療をする前にすませておきましょう。
  • 衣類や枕に付いた髪の毛はガムテープやカーペットクリーナー(コロコロ)などを使用すると簡単にとれます。
  • バンダナやナイトキャップなどを使用すると髪の毛が落ちることが少なく、脱毛の始末が簡単です。
  • 外観上、かつらを必要とされる方は、病院の美容室やデパートなどの売り場で相談されるとよいでしょう。

骨髄抑制

骨髄抑制はなぜ起こるのでしょう

血液は骨髄でつくられています。骨髄は骨の中心部分にあり、細胞分裂が活発な組織です。抗がん剤は細胞分裂が活発な組織に作用するため、骨髄に影響を及ぼし、血液をつくる働きが低下します。これを骨髄抑制といいます。

  • 白血球が減ると
    細菌を殺せなくなるので体に細菌がつきやすくなります。
  • 血小板が減ると
    血が止まりにくくなったり、自然に出血を起こしてしまうことがあります。
  • 赤血球が減ると
    貧血になり、動悸や息切れが表れます。

細胞寿命の短い白血球や血小板の減少が赤血球の減少に比べ、化学療法後早い時期ににみられます。

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お問い合わせ

病院局 がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

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