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掲載日:2024年4月1日
日本麻酔科学会認定指導医、日本専門医機構麻酔科専門医を中心に、全員で担当。新病院移転・増床に伴って、他施設の麻酔専門医の応援もいただいています。年間麻酔科管理症例3,000件以上。コロナ診療受け入れるため、手術を絞り込んだ時期があり、前年度を下回りましたが、その後通常診療に復し、手術件数も戻りつつあります。対象疾患の性格上、高齢者・合併症を持つ患者の比率が高く、また8時間を超え10数時間に及ぶ長時間手術も日常的に施行されており、術中のみならず術前から術後まで、安全に苦痛なく治療が行えるよう努めています。
各科主治医と連携して、術後呼吸管理を中心に、循環・疼痛・体液管理を行っています。術後肺炎などの合併症も、主治医の要請に応じて長期人工呼吸管理などの全身管理に診療協力し、予後改善に努めています。
術前診察では、特に合併症の術前評価に力を入れ、安全な周術期管理を心がけています。外来は、病室往診でなく極力外来個室で行い、十分に患者さん・ご家族のお話を伺った上で、合併症を含めた麻酔の説明を十分に行い、承諾書で同意を確認しています。特に、大きな合併症を持つ患者さんには、あらかじめ事前受診いただき、必要な診療情報収集や追加検査を主治医にお願いするなど、十分な準備で手術麻酔に臨むようにしています。新規発足した患者サポートセンターにも立ち上げから関与し、必要に応じて麻酔科カルテ診を行っています。また疼痛外来は、日本ペイクリニック学会認定医を含む2名が交代で担当。神経ブロック療法を中心として、術後創部の頑痛など、がん治療に伴う痛みや、帯状疱疹痛、腰痛、頸部痛など、非がん性の痛みにも対応してきましたが、人的資源をがん治療に集中させる病院の方針に沿って、近年は診療を控えています。なお、各科病棟、特に緩和ケア病棟では、神経障害性疼痛などモルヒネなどの薬物療法でとりきれない強い痛みに対し、主治医からの要請に応じて、神経ブロック、特に脊髄鎮痛法(くも膜下腔または硬膜外腔へのカテーテル留置・鎮痛薬持続投与による、もっとも強力な鎮痛法)を用いた痛み治療を、主治医と連携して施行しており、良好な鎮痛を得ています。
診療科目 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
麻酔科(初診・再診) |
茂木 康一 初 | ||||
麻酔科 (術前診察) |
茂木/四方田 | 四方田 了平 | 茂木 康一 | 椿 | |
麻酔科(周術期カルテ診) |
※医師名に「初」の記載があるものは「初診」のみ、「再」は「再診」のみ、記載がないものについては初・再診ともに行っています。
病院長補佐兼手術統括部長兼麻酔科 科長/平成6年 筑波大学医学専門学群卒
専門 |
麻酔全般、医療安全、感染対策、医療シミュレーション |
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資格 |
麻酔科標榜医 麻酔科学会認定医 麻酔科学会認定指導医 日本専門医機構麻酔科専門医 インフェクションコントロールドクター(ICD) 臨床研修指導医 医療安全管理者 WISERシミュレーションセンターディレクター |
副部長 手術室医長
資格 |
日本麻酔科学会認定指導医、日本専門医機構麻酔科専門医、医学博士 |
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副部長/平成7年 筑波大学医学部専門群卒
専門 |
麻酔全般 |
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資格 |
麻酔科標榜医 麻酔科学会認定医 麻酔科学会認定指導医 日本専門医機構麻酔科専門医 インフェクションコントロールドクター(ICD) 臨床研修指導医 |
医長/平成元年 名古屋大学卒
専門 |
麻酔全般 |
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資格 |
麻酔科学会認定指導医 日本専門医機構麻酔科専門医 |
医長
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