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埼玉県立がんセンター > 所長ご挨拶

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掲載日:2018年3月26日

所長ご挨拶


写真:臨床腫瘍研究所長 上條 岳彦

2014年(平成26年)4月に就任致しました埼玉県立がんセンター臨床腫瘍研究所長としてごあいさつを申し上げます。

埼玉県立がんセンターは1975年(昭和50年)11月に病院と研究所を併設する施設として設立されました。研究所は、2001年に機構改編のため研究室に名称変更されましたが、2005年4月から現在の臨床腫瘍研究所となり、がんの本質解明のための基盤的かつ先端的な研究を掘り下げるとともに、診断、治療、観察追跡などの各領域の臨床に直結する最先端の専門研究を推し進め、その成果を病院で行われるパーソナル医療(個別化医療)の実践・発展に継げることを目標に研究活動を行っております。

当研究所はこれまで、がん予防物質の同定、いろいろながんの原因遺伝子やがん促進物質などの同定と、それに基づく早期診断法や治療法の開発などを行ってまいりました。近年は、個々のがんの遺伝子異常の探索に加えて、発がん機構(がん好発マウス系の樹立と応用、ヘリコバクターピロリ菌による胃がん発症機構の解明)、がん進展機構(乳がんの増殖に係わる環境細胞の役割、がん細胞の固さと転移能の関係・緑茶カテキンの効用)、がん予防(大腸がん予防につながる受容体活性化物質の探索)、がん治療法の研究(がんの再発・難治化に関わるがん幹細胞の分裂機構の解明とそれを標的とした治療法の開発)など、がんの成り立ちや性質あるいはその微小環境を多角的に捉え、複数のアプローチからがんの動態を把握し、がん撲滅につなげるよう尽力しております。

また研究・教育に係わる学術的役割として、当研究所は、2007年(平成19年)3月14日、埼玉大学大学院理工学研究科と連携大学院方式による教育・研究に関する覚書を締結し、次世代を担う若手がん研究者の育成を担当しています。さらに毎年夏には、全国の高校生を対象としたサイエンス・サマースクールを科学技術振興財団との協賛によって開校しています。向学心旺盛な高校生が多数集まって活気を帯び、研究所職員は次世代への責任を体感しつつ、未来の科学者の育成に努めております。

今後、急速な高齢化によるがん患者数の急増が予測される埼玉県において、がんの診療・研究の中心施設としての県立がんセンターは重大な責務を担っています。2013年(平成25年)12月に新病院となった埼玉県立がんセンターには、高速な遺伝子解析に威力を発揮する次世代ゲノムシークエンサーを導入するとともに、病院と研究所をつなぐ組織として臨床・基礎データ統括解析部門とバイオバンク部門の設置を進めております。これらを活用して、研究者と医療者が協力研究を行い、最新の研究成果を速やかにパーソナル医療(個別化医療)に反映できる体制を目指します。日進月歩のがん研究に対応できる人材を育て、先端的研究成果を上げることにより、伝統ある県の機関としての役割を果すべく努力してまいります。皆様のご支援・ご指導をよろしくお願い致します。

臨床腫瘍研究所長
上條岳彦

お問い合わせ

病院局 がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

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