平成16年9月22日招集の定例県議会における知事提案説明要旨
本日ここに9月定例県議会を招集申し上げましたところ、
議員各位におかれましては、御参会を賜り、当面する県政の
諸課題について御審議をいただきますことは、県政進展のた
め、誠に感謝にたえません。
はじめに、去る8月には、埼玉県とメキシコ合衆国メキシ
コ州との「姉妹提携締結25周年記念式典」が、井上県議会
議長をはじめ県議会記念訪問団の皆様の御出席を賜り、盛大
に実施できましたことに、心からお礼申し上げます。
それでは、今定例会に御提案申し上げました諸議案のうち、
主なものにつきまして、順次、御説明いたします。
はじめに、第110号議案「平成16年度埼玉県一般会計
補正予算(第2号)」につきましては、国庫支出金等の特定
財源を有効に活用するとともに、県政の着実な発展を図るた
め、緊急かつ不可欠な事業につきまして、編成したものでご
ざいます。
以下、補正予算の主な内容につきまして、御説明いたしま
す。
まず、依然として厳しい経営環境が続いている県内の中小
企業を支援するため、新たに無担保で第三者保証人が不要な
「中小企業応援貸付(スーパーサポート資金)」を創設する
ことといたしました。
一過性の債務超過に陥っている企業
であっても、本業が順調で経営内容が正常であると判断され
る企業については、融資の対象とすることにより、担保や保
証人の確保に苦慮されている中小企業の皆さんを積極的に支
援してまいります。
また、県内の雇用創出を図るため、「埼玉県緊急雇用創出
基金」を活用した事業を追加し、県と市町村が連携して雇用
対策を実施してまいります。
さらに、交通事故の防止を図り、子どもや高齢者が安心し
て通行できる道路交通環境を確保するため、新設道路等にお
ける信号機などの交通安全施設を整備してまいります。
このほか、厳しい治安情勢の中、検挙人員の急増等を背景
に、警察の留置場については、慢性的な過剰収容の状態が続
いております。
そこで、警察本部直轄の留置施設を新たに整
備することといたしました。
これにより、保安管理上の問題
を改善するほか、遠隔地にある警察署へ留置することによる
捜査効率の低下等を防止してまいります。
この結果、一般会計の補正予算額は、
5億5,638万円となり、既定予算との累計額は、
1兆6,935億4,870万円となります。
次に、その他の議案のうち主なものにつきまして、御説明
いたします。
第112号議案「特別職の職員の給与及び旅費に関する条
例及び埼玉県教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部
を改正する条例」につきましては、特別職報酬等審議会から
の私に対する答申などを踏まえ、副知事等の特別職及び教育
長の退職手当の額を改定するものでございます。
第114号議案「埼玉県青少年健全育成条例の一部を改正
する条例」は、八都県市が連携して青少年の健全育成を図る
ため、有害図書等の区分陳列基準を設けるなどの規制の共通
化を図るとともに、立入調査施設の追加などの本県独自の取
組についても積極的に推進するものでございます。
第115号議案「埼玉県労働会館条例の一部を改正する条
例」は、平成17年4月1日から、埼玉県労働会館の管理を
指定管理者に行わせるため、その指定の手続、業務の範囲、
及び指定の基準等を定めるとともに、併せて、同館の利用料
金を指定管理者の収入とする「利用料金制」を新たに導入し
ようとするものでございます。
第118号議案「警察署の名称、位置及び管轄区域に関す
る条例の一部を改正する条例」は、大宮警察署における事務
の増大等に対応するため、新たに、さいたま市に大宮東警
察署を設置し、同署の管轄区域を定めるとともに、大宮警察
署及び大宮西警察署の管轄区域を変更しようとするものでご
ざいます。
第119号議案から第129号議案までの11議案につき
ましては、いずれも工事請負契約の締結に係るものでござい
ます。
第131号議案「市町村の廃置分合について」は、平成
17年4月1日をもって、秩父市、秩父郡吉田町、同郡大滝
村及び同郡荒川村を廃し、その区域をもって秩父市を設置す
ることについて、関係市町村から申請がありましたことから、
地方自治法の規定に基づき、議決を求めるものでございます。
第132号議案は、本年11月30日に予定している熊谷
東松山有料道路の無料開放に伴い、埼玉県道路公社の道路の
整備に関する基本計画の変更に係る定款の変更につきまし
て、同公社と共同して国土交通大臣に認可の申請をすること
について議決を求めるものでございます。
第133号議案は、県が行う利根川右岸流域下水道の設置
等に要する経費につきまして、本庄市など関係5市町が負担
すべき金額を定めることについて議決を求めるものでありま
す。
その他の議案につきましては、提案理由等により御了承を
いただきたいと存じます。
以上で私の説明を終わらせていただきますが、なにとぞ慎
重審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
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