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あいさつ

埼玉県知事 上田清司

 こんにちは!埼玉県知事の上田清司です。
 埼玉県には人口の密集する大都市や郊外に点在する中小の都市もあれば、過疎などの課題に取り組む中山間地域もあります。産業も農業、工業からサービス業までバラエティに富んでおり、海がないことを除けば、埼玉県はまさに日本の縮図と言えます。

 日本は今、様々な課題を抱えていますが国の動きは遅いの一言です。日本の縮図である埼玉県が、大きな課題に挑戦して素早く結果を出すことができれば、日本の針路を示すことにつながります。私は埼玉県を「課題挑戦県」にしたいと考えています。

 その中で、特に私が重要だと考えるのが次の3つのプロジェクトです。
 まず1つ目は「エコタウンプロジェクト」です。福島第一原子力発電所の事故により日本のエネルギー政策の在り方が問われています。再生可能エネルギーの活用や未来型省エネ技術を生かしたまちづくりのモデルをつくり、エネルギーの地産地消と同時に、これからの成長分野である環境産業の育成にもつなげていきます。
 2つ目は「埼玉版ウーマノミクス」です。1995年以降15歳から64歳までの生産年齢人口は減り続け、日本の活力低下の大きな要因になっています。360万人の女性人口を擁する埼玉県が子育て支援を更に強化し、多様な働き方を普及させるなど女性が働きやすい環境を整えることで、女性の力で社会、経済を元気にするモデルを示します。
 3つ目は「健康長寿のモデル都市」です。生活習慣病は、国民医療費の約3分の1を占めると言われています。この生活習慣病を減らす取組を徹底することで、日本の大きな課題である医療費の増加を抑制するとともに、高齢者が社会にアクティブに参加していく枠組みを市町村と一緒につくっていきます。

 この3つのプロジェクトをはじめとする県政全体の方向性については、平成24年度からスタートする「埼玉県5か年計画-安心・成長・自立自尊の埼玉へ-」にお示ししたところです。

 埼玉県では人口当たりの警察官の数が全国で最も少ない中で、地域住民によるパトロールを強化して犯罪を大幅に減らしました。みどりと川の再生では県民や企業の自発的活動が大きな力になっています。学生ボランティアによる学習支援で、生活保護家庭の子どもの高校進学率は大きく上がりました。
 このように埼玉県は、社会の課題に県民の皆様や各種団体と行政が力を合わせて取り組み大きな成果を出しています。
 今後とも、皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

埼玉県知事 上田清司