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ポタガールリーダー絹代の自転車ライフ特別編 自転車に乗る2人だからこそ伝えたい「自転車保険の大切さ」

更新日:2018年3月28日(水曜日)

埼玉県では2018年4月1日より自転車保険への加入が義務となります。

県内で自転車を利用する全ての人が対象となり、「被害者の救済」と「加害者の経済的負担軽減」を目的とする条例の改正が全国的にも注目されています。

「ポタガールリーダー絹代の自転車ライフ」特別編として「埼玉県での自転車保険加入義務化」、さらには「自転車保険の大切さ」をau損害保険株式会社(以下、au損保)の森岡正宏さんと、ポタガールリーダーの絹代さんにお話いただきました。

森岡さんプロフィール

森岡正宏さん
自転車好きが高じて、他業種からau損保に転職。
スポーツとして自転車に乗り始めてから四半世紀以上。
40代後半となった現在も国内外の自転車、トライアスロンレースに出場。
日本での自転車文化の健全な発展を願っている。

 


  ■自転車が好きだからこそ家族・友人や同僚へどんどん情報発信をしていきたいですね。(森岡)

 

――まずはお二人が自転車保険に加入したきっかけを教えて頂けますか。

 

森岡:スポーツバイクに乗り出して、25年近くになります。最初は自動車保険の特約でカバーしていましたが、ある時、自転車に特化した保険の存在を知って、すぐに加入しました。

私が選んだ自転車保険は、自分のケガへの補償や示談代行サービスなど特約では不足していた補償があり、内容が充実していると感じました。

 

絹代:私は自転車に関わるお仕事をするようになったのが自転車保険加入のきっかけです。

 

森岡:加入する前は「自分は事故なんて起こさないだろう」「人を傷付けることはないだろう」って勝手に思っていました。しかし、それが大きな勘違い。自分がどんなに注意していても、街の中には周りの歩行者や車の動きを全く見ていない人達がいることも事実です。路地や信号のない交差点で突然自転車が飛び出してきたりなど、危険を感じたことが多々あります。

 

絹代:そうなんです。自分がどんなに注意していても、相手の不注意によって事故に巻き込まれることだってありますよね。ロードバイクだから、子供乗せ自転車だからと自転車の種類に関係無く、ふだんの生活の中に事故は潜んでいます。

 森岡さん絹代さん

 

――お2人の周りのかたも自転車保険に加入されていますか。

 

森岡:妻はたまに乗る程度ですが、万が一のために加入しています。周りの自転車仲間もほとんど加入していますね。

 

絹代:私の自転車仲間もほとんど加入しています。家族もみんな加入しています。娘はもちろんですが、母の保険も私が加入しました。シニア世代は、自転車保険そのものをよく御存じないと思います。自転車と身近である私のような子育て世代が、おじいちゃんやおばあちゃんに自転車事故の危険性を伝えたりするなど、まずは自転車保険について知ってもらうことがシニア世代に向けたPRの第一歩だと思います。

 

森岡:70歳以上のかたに向けた自転車保険は今後重要になってくると思います。シニア世代の場合、自動車免許を返納した際に、自動車保険を解約し、特約で加入していた自転車保険が無くなっていることに気付かないまま自転車に乗っている、なんてことも考えられますからね。

また、現在出回っている自転車保険は、契約できる年齢が69歳以下になっているものが多いです。au損保では、70歳以上のかたを対象とした保険も扱っています。

 

絹代:ヨーロッパでは、e-BIKEが大流行しています。今後は日本でもシニア世代が健康のために今まで以上に自転車に乗りだすと思います。シニア世代の皆さんに向けての情報発信がより必要になってきますね。

 

森岡:自転車保険は、まず自転車の愛好者が仲間内で発信していく、さらに仲間から家族に伝え、その家族が自転車保険に加入していく。同時に友人や同僚にも発信していく。自転車愛好者自身がどんどん情報発信をしていくことが重要だと思います。

 座談会中1

 

――自転車保険を選ぶポイントを教えてください。

 

森岡:職業柄、友人に自分の加入している自転車保険は大丈夫かと相談されることがあります。自動車を所有している人には、特約で個人賠償責任補償※が付いているかを確認するようアドバイスをしています。また、自動車に乗らなくても個人賠償責任補償は火災保険にも付いている場合があります。

あと、補償の対象が誰になっているかということも重要ですね。本人なのか、家族なのか確認しておくことも必要です。

自分が加入している保険の補償内容を把握していない人は多いですね。

 

※個人賠償責任補償

相手に損害(ケガをさせてしまった、相手の所有物を壊してしまった等)を与え、法律上の賠償責任が発生した場合に補償する保険

 

森岡:万が一のため、補償額がいくらなのか確認することも大切です。au損保は全ての自転車向け保険において賠償の補償額が「2億円」からとなっています。

 

絹代:ロードバイクはまだいいかもしれませんが、e-BIKEや電動アシスト付き自転車で遠出した時に、もし故障したらと考えるとロードサービスが付いていることも一つのポイントだと思います。重さが何十キロもある自転車を押しながら、歩いて帰ってくるのはちょっと難しいですよね。

 

森岡:万が一の時に自転車保険は必要ですが、その前に「整備(メンテナンス)」も大切ですよね。

チェーンが異音を鳴らしながら走っている自転車を見ると、思わず油を注したくなりますね(笑)

タイヤにちょっと空気を入れただけでも、軽快に乗れるようになりますし、メンテナンスは本当に重要です。

 

絹代:自転車に乗っているかたで、ブレーキやタイヤの状態の確認などのメンテナンスを考えているかたは、少ないように思うんです。前後のライトを含め、安全に乗るために事前チェックをする習慣が付くといいですね。

座談会中2


■子供の頃からルールを身に付けることが大事(絹代)

 

――埼玉県では「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」を改正し、自転車利用者等の自転車損害保険の加入義務及び学校等における保険加入確認の努力義務を規定しました。

 

絹代:関東の自治体では初となる「自転車保険の加入義務化」です。全国の自治体でも、「努力義務化」や「義務化」などの動きがみられます。都道府県単位では兵庫県、大阪府、滋賀県、鹿児島県の4府県がすでに義務化されています。2018年4月には埼玉県と京都府が義務化となります。

 

「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」改正の概要についてはこちら。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/jitensya/jitensyajyourei.html

 

森岡:埼玉県は自転車保有率が日本一ですが、埼玉県が実施した調査(2017年)では自転車保険の加入率は約45%でした。また、私たちau損保が埼玉サイクルエキスポ2018で来場者にヒアリングをした結果からも、自転車保険加入義務化の認知度はまだまだ低いと感じました。一方で、今年の自転車保険の加入者数は埼玉県のかたからの申し込みが前年と比較して増えています。今回の義務化に伴う自転車保険への加入の啓発活動を通じて、少しずつ自転車保険が浸透しているようにも感じています。

 

絹代:これからシニアの健康増進など、自転車に乗る機会は増えてくると思います。自転車の性能もどんどん良くなっていますし、自転車に乗る人の意識の改革が必要です。

 

――昨年から、官民連携プロジェクト「セーフティ スマイル コバトン プロジェクト」を埼玉県とau損保が中心となって立ち上げました。

 

森岡:私たち民間だけではできないことがたくさんあります。逆に自治体だけではできないこともあるのではないかと思い、埼玉県と協議して、プロジェクトを立ち上げました。プロジェクトのメンバーは埼玉県をはじめメーカー、販売店やメディアなど自転車業界の枠を越えたメンバーが揃っています。平成29年度は埼玉県内のイトーヨーカドーで反射材体験コーナー、自転車クイズパネルの展示や自転車保険相談コーナーなどを設けたイベントを開催しました。また埼玉サイクルエキスポ2018でも、プロジェクトの一環として、県警による交通安全教室、子供向けのヘルメット教室や白バイやパトカーの展示を行う「じてんしゃ安全学校」を実施しました。

 じてんしゃ安全学校セーフティ スマイル コバトン プロジェクト

 ※「じてんしゃ安全学校」「セーフティ スマイル コバトン プロジェクト」実施風景

絹代:自転車のルールについて、子供たちが小さな頃から教えていくことが大切だと思います。子育て世代が多く集まるショッピングモールなどでイベントを行うのはとても意義のあることだと思います。「コバトン」と「さいたまっち」がいるだけで、子供たちが集まってくれますから(笑)

道路交通法上、自転車は軽車両に位置付けられています。交通ルールはもちろん、ブレーキの使い方、ヘルメットの被り方など、ルールを学ぶ場の提供が必要ですよね。

そうしたイベントを重ねていくことで、子供たちや子育て世代の意識を変えていきたいですね。

 

――最後に読者の皆さまにメッセージをお願い致します。

森岡:ロードバイクに乗っているかたはもちろんですが、これから乗ろうと検討中のかたは、まずは自転車保険に加入してほしいと思います。当然コストはかかりますが、自分や周りのかたの安全を考えれば安い買い物かと思います。

自転車愛好者は良くも悪くも注目される存在です。「自転車保険に入っていなければかっこ悪い」、そんなことが常識になれば良いですね。

 

絹代:自転車に乗る以上、どれだけ安全に配慮しても回避しにくい事故・トラブルが起きてしまうことがあります。自転車事故の加害者もしくは被害者となる可能性はゼロではありません。自分や家族を守るためにも、年齢、性別や乗り方に関わらず自転車保険に加入していただきたいです。

行政と民間で協力し、多くのかたに自転車保険の重要性を伝えていくとともに、是非、自転車愛好者の皆さんにも御協力いただき、「自分や家族を守ってくれる」自転車保険について、家族、友人、同僚などに情報発信し、一緒に広めていただけたらと思います。

 

保険の詳細については、au損保のホームページを御参照ください。

https://www.au-sonpo.co.jp/