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志木・新座・朝霞 自転車で発見、生活圏【ルート9 走行時期:5月下旬 60代男性 自転車歴:5年】

更新日:2019年6月3日(月曜日)

【プロフィール】
2011年からクロスバイクに乗り始め、ロードバイク歴は5年です。地方開催の走行イベントや競技にも参加して自転車ライフを楽しんでいます。
彩湖・荒川をホームに河川をつないだロングライドがメインです。

 

自分の住んでいる街の事って、意外と知らない事の方が多いと思いませんか。
今回、ポタリングに選んだ地(新座・志木・朝霞)は、いわゆるベットタウンとして発展してきました。日々の暮らしのすぐ隣に、歴史が垣間見える場所があったりします。自転車ならではの機動力が生かせるこの地に、新たな発見を期待して出掛けてみましょう。

 

交通量の多い一般道は避けて域内の河川遊歩道(自転車通行可)をメインにルートを設定しましたので、ミニベロやクロスなどでゆっくりと景色を楽しみながらポタってください。

 

出発地は、車でのトランポ(車輪行)を想定して「秋ヶ瀬運動公園(志木市)」の駐車場からとしました。

 

荒川対岸の浦和・戸田方面には、秋ヶ瀬公園や彩湖道満公園があって、そちらの駐車場も
利用できます。(車で来られるかたは、皆そちらを利用して荒川サイクリングロードへと繰り出しています)

荒川河川敷の秋ヶ瀬運動公園から出た所、羽根倉橋のたもとに浅間神社があります。
そこの境内にある富士塚を訪ねてみましょう。

 

志木市には、ここ「羽根倉富士嶽(はねくらふじだけ)」と、この後訪ねる「田子山富士塚」の二山があります。江戸時代後期から盛んに造られるようになった富士塚。当時の富士信仰の篤さが感じられます。

 

走って楽しいルートその1.「せせらぎの小径」(羽根倉橋~新河岸川)

中央分離帯が遊歩道(自転車不可)となっていて、しかも人工の小川が流れています。
遊歩道のせせらぎには、河童伝説にちなんだ志木市ならではの「河童の像」があったりしますので、せせらぎにも目を向けて「涼」を感じながらポタってみてください。

 

 

河童をモチーフにした志木市のゆるキャラ「カパル」・「いろはカッピー」はご存知でしょうか?
同市には多くの河童伝説があるそうで、ゆるキャラ以外にも伝説にちなみ24体のカッパ像が市内に点在しています。
それらカッパ像を探しながら巡ってみるのも一興でしょうか。

  

志木市は奥州街道(脇往還)の宿場町として、そして新河岸川の水運業で栄えた歴史を持ち、玉川用水から分水した「野火止用水」の最終到着地でもあります。

なかでも、かつて新河岸川の上空を渡っていた野火止用水には興味を惹かれました。
新河岸川を挟んだ対岸へ野火止用水を引くために全長230mの「樋(とい)」を架けたそうです。その樋は48個の木製の樋をつなぎ合わせて造られており、そのことから「いろは樋(どい)」と呼ばれ親しまれたとのことで、樋の無くなった今でも名前だけは残り「いろは○○」との呼称を周辺では多く目にするのですね。

この「いろは樋」は過去のお話となってしまいましたが、野火止用水が空中を渡っている場所があるのですよ~。しかも「樋」そのものの形状なんです。この後に訪れますからお楽しみに!

  

 

 

志木市にあるもう一つの「富士塚」は本町二丁目の敷島神社境内にあります。
こちらは「田子山富士塚」と呼ばれ、保存会の方々によって手厚く管理されています。
大安・友引に限り登山が許されており、サイクリングした当日は大安の開山日でした。

予定外にも、富士登山をしてしまいましたぁ。シューズのビンディングがSPD-SLでなくSPDなので、登山には問題ありません。
山頂からは富士山も拝めるらしいのですが、天気の関係で今回は叶いませんでした。

  

 

走って楽しいルートその2.柳瀬川の遊歩道(志木市役所~県立柳瀬高校)

志木市役所脇から柳瀬川沿いに遊歩道が整備されています。
途中で土手上の遊歩道からは外れますが、すぐ下の一般道を進み再び遊歩道へと乗り入れます。

この辺は桜並木で有名なエリアで花の季節は見事な景観をなしています。

走って楽しいルートその3.野火止用水路(新座市東北二丁目~平林寺)

市街地で暗渠(あんきょ)となった野火止用水路は、遊歩道として整備されています。
企業だったり個人宅だったりとその狭い合間を貫いて通っていますので、人々の息づかいが感じられもします。
思い思いのガーデニングで花咲き乱れるお宅などもあって、思わず足を止めて見入ってしまいますね。

用水路の本来の姿を現す平林寺からは、周囲が雑木林となるのでガラッと雰囲気が変わるのも新鮮ですよ。

 

 

野火止用水路の遊歩道を進んでいくと、ビニールハウスが目に飛び込んできました。
何を栽培しているのかな?と覗いてみれば「トマト」でした。
地元では有名なトマト生産農家の「石井農園」さん。
途切れることなくお客さんが訪れて、一袋(3~4個)\300のトマトを買っていきます。

 

思わずお邪魔して、今自分が食べる分だけを購入しちゃいました。
本当はもっと買い込みたかったのですが、荷物を持てないのがスポーツ自転車の辛いところです。リュックでも背負ってくればよかったぁ。

 

野火止用水路も市街地の暗渠部分を抜けて平林寺付近まで来ると本来の姿を現します。周辺も住宅街から雑木林へと変わり、その趣もまったく異なるものです。

平林寺の裏手(西側)に広がる境内林に沿って流れる野火止用水。
遊歩道には所々にベンチが置いてあり、木陰のオアシスを提供してくれています。
ここで、先ほど購入したトマトをいただき、休憩といたしましょう。甘み酸味はそれほど感じられませんが、コク味はとてもしっかりしています。

疲れた体が癒やされる~。

雑木林を吹き抜けてきた風が、ほてった体に心地いい~。

  

 

さて、この場所が現代版「いろは樋」です。木製の樋がコンクリート製になっただけで、そのまんまの姿でしょう?
ここでは関越自動車道の上を野火止用水路が渡っています。

 

埼玉県では有名なお寺の一つである「平林寺」。
その歴史は古く徳川家との関わりも深い由緒あるお寺です。今の時期、訪れる人は少ないのですが、紅葉のシーズンには大勢の人で賑わいます。

入山料\500以上に価値ある紅葉が楽しめますよ。
参考に紅葉時に撮影した画像もUPしてみました。

 

すでにお昼を回っています。どこかお店でランチでも頂きましょうか。
一度、黒目川の遊歩道へ入り川沿いに朝霞方面へ進みます。

走って楽しいルートその4.黒目川の遊歩道(関越道新座料金所付近~朝霞わくわくどーむ付近)

黒目川の水源が湧水だけとあって市街地を流れる川にしては綺麗な水が流れています。平成の名水100選になっている「妙音沢」の湧水が川沿いにあったり、アユ目当てに釣り人が訪れたりするほどです。
目黒川沿いには遊歩道が整備されていて新座・朝霞では桜並木の人気スポットとなっている場所もあります。

   

 平林寺近辺には、人気のお店があります。
塩ラーメンの「ぜんや」、武蔵野うどんの「くにー」、蕎麦なら「新座鞍馬」、釜めしの「くさま」等々。
あえて今回は定食屋に入ります。それほどガッツリ系ではないですが、ご飯普通盛でも十分な量があって安いです。なお、サイクルラックはありません。

  

食後は黒目川沿いの遊歩道に戻って、朝霞市へと向かいます。
朝霞市中心地にある陸上競技場や朝霞の森一帯は、かつて日本軍の施設があり、戦後は進駐軍のキャンプが置かれた場所で、昭和49年に全面返還がなされるまでは朝霞は基地の町でした。

今では、市民祭りの「朝霞・彩夏祭」の会場として「打ち上げ花火」や「よさこい祭り」が盛大に行われ、期間中は多くの人で賑わう場所です。

そんな朝霞の中心部ですが今回はスルーしまして、県南部で唯一、墳丘が現存する「柊塚(ひらぎづか)古墳」と、国の重要文化財となっている「旧・高橋家住宅」を訪ねました。

途中、柊塚古墳から出土した家形埴輪が展示されている「朝霞博物館」へ寄ってみましたが、耐震工事のために6月28日まで休館中とのことでした。

  

この後、出発地の秋ヶ瀬運動公園まで、車がほとんど通らない裏道と荒川右岸の管理道路を走って戻り、終了~総走行距離は推奨ルートでの距離よりも長くて、45Kmとなりました。

紹介されている見所スポット以外にも、足の向くまま気の向くまま、目線を上げてゆっくりポタると新たな発見がありました。
時期を変えて再訪すると、又違ったものを発見できると思います。
今回走った各河川沿いは桜並木の名所となっていて、お花見スポットとして賑わいます。

もう少しすると、野火止用水路ではアジサイの色付く季節となります。八月には、新座市本多の総合運動公園でヒマワリが咲き乱れ、蝉しぐれの下、武蔵野の雑木林が涼を提供してくれることでしょう。

晩夏の頃、妙音沢近くのキツネノカミソリ自生地が開花で賑わい、続いて各河川の土手では曼殊沙華の開花となります。
晩秋には、平林寺の素晴らしい紅葉が迎えてくれますよ。
そして冬は、・・・??

武蔵野に吹く木枯らしの寒さを体感しながら、鼻水垂らしてポタりましょうか(^^ゞ
季節ごと、場所ごとに違った表情が楽しめて、ポタリングには最適なルートです。

 

【ルートラボ】

https://yahoo.jp/KFHgZH

TABIRIN【サイクリングファンのための情報サイト】コース紹介
https://tabi-rin.com/archives/course/25290