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ミトヤホンテン

盛夏の自転車旅 ~ちちぶ歴史街道ミューズパーク正丸峠ルートを行く~【ルート93 走行時期:8月上旬 30代女性 ロードバイク歴:2年】

更新日:2019年9月11日(水曜日)

【プロフィール】 
会社員。知人に「もてぎエンデューロ」に誘われたのを機に乗り始めました。自転車は天気の良い週末しか乗りませんが、ロングライドが好きです。


サイクリングやドライブが好きな方ならきっと共感して頂けると思うのですが、私は地図を見るのが好きです。次の週末はどこへ行こうか、何を見ようか、食事はどうしようか等を考えるのがとても楽しく、自転車という相棒を得られたことを嬉しく思っています。さて、先日「ぐるっと走ろう!じてんしゃ王国埼玉」のルート93へ応募し、レポートを書く機会を頂いたので早速走ってきました。

スタート地点は皆野町の44号と13号が分岐する少し手前です。特に目印がないため気付かずに通り過ぎてしまうかもしれないので注意が必要。長瀞側から行く場合は13号の登りで準備運動が出来ます。

スタート地点の標高がそこそこあるので、しばらくは下り基調が続きます。皆野両神荒川線に入ると車の量が一気に減り、長閑で牧歌的な雰囲気が漂います。

皆野両神

 

葡萄畑があり、秩父ワインに使われるのかな、と想像が広がります。

ブドウ畑

人通りが少なくても、自販機が設置されています。この後も定期的に自販機が設置されているので、飲料の残量が3分の1を切ったら補給するぐらいで十分だと思います。

自販機

そのまま道なりに進むと「道の駅 龍勢会館」に到着します。ロケット花火で有名な龍勢についての展示と、農産物販売、レストランが併設されていて、疲れた脚を休めるのに最適です。龍勢会館から先はしばらく食事ができる場所がないのと、徐々に登り道が出始めるのでこのタイミングで昼食を済ましておくのがベスト。秩父と言えば味噌豚と蕎麦なので、迷わずこちらをチョイス。

蕎麦味噌豚

 

香ばしくて柔らかい味噌豚と、素朴でコシのある蕎麦に箸が進みます。付け合わせのシャキシャキしたキャベツサラダと旨味が凝縮したようなミニトマト、弾力性のあるキノコのソテー、程よい塩味の漬物を交互に頂き、最後はスイカで〆る。秩父まで来て良かったな、と思う瞬間です。

 

お腹を満たしたところで、再び走り始めます。「夏空」という単語があるように「夏道路」という単語があれば面白いな、と考えながら椋神社方面へ。サイクリングは真夏が一番楽しいです。ただの乾いた道路でさえ生命力のような物が溢れており、このままずっと走り続けたいな、と気分が高揚してきます。

皆野両神

 

龍勢会館から5分も経たないうちに椋神社が見えてきます。

椋神社

椋神社は秩父事件の舞台となった場所です。歴史街道なので歴史的な事を少しだけ紹介します。1884年、不況により生活に困窮した農民たちは高利貸しから借金をせざるを得ない状態が続いており、ついに返済が困難となりました。何度も高利貸しや政府へ請願するものの、訴えは退けられ、取り立てはますます過酷なものに。井上伝蔵が貧民救済を目的とした困民党を立ち上げたものの、合法的な運動には限界があり、ついには数千名の農民が武装蜂起するまでになりました。その際にこの椋神社が集結地となったのです。

椋神社2

それから135年。当時の熱狂はすっかり過去のものとなり、静かな時間が流れていました。

椋神社を出た後はしばらく道なりに進み、小鹿野警察署で左折します。緩やかな登り道もありますが、ほとんどが下りなので快適に進めます。途中トンネルがあるのでライトの点灯を忘れずに。

両神国民休養地は6月頃に来ると菖蒲が美しいです。

菖蒲

 

既に閉館していて中に入れない神怡舘(しんいかん)ですが、庭の手入れが行き届いており良い眺めです。

神怡舘

 

南下して140号へ出て、日野鷺橋(ひのさぎはし)を渡って秩父荒川線へ入ります。この辺りからお待ちかねの激坂です。水沢手打ちそば店の看板が見えた辺りからインナーギアに入れておくと良いかもしれません。

 

距離は短いですが、いきなり現れるのであらかじめ知っておくと心の準備ができます。斜度はおそらく10%は超えていると思います。この後も登りと平坦が交互に来るので、登りが苦手な人はインナーのまま進むのをお勧めします。交通量が増えてくるので、注意して進みましょう。ミューズパークの案内看板が見えたらどこかで一息ついておくと良いです。右手に見える「酒づくりの森」に心を奪われている暇はありません。酒造りの森から1キロほど、再び10%は超えている坂道が続きます。この後激坂はもうないので、耐え忍ぶような感じで登ります。ここでアタックすると、299から正丸峠で後悔するかもしれません。

 

無事にミューズパークに着いたら自分にご褒美です。シュガーハウス「Maple Base」(https://tapandsap.jp/maplebase/)では秩父で採れるメープルを中心とした美味しいスイーツと飲み物を堪能することができます。3年前にオープンしたばかりで、とても素敵な雰囲気。季節のフルーツを乗せたパンケーキを頂きました。サラっとしたメープルシロップを掛けて食べるパンケーキは激坂の苦しさや疲労を忘れさせてくれます。

メープルベースメープルベース2

 

もう少し涼しくなったらテラス席も良さそうです。

メープルベース3

 

ミューズパークを抜けた後はいよいよクライマックスです。しかし、その前に追加でエネルギー補給です。自転車友達に教えてもらった「ミトヤホンテン」。(https://tabelog.com/saitama/A1107/A110701/11036513/)でレモンケーキとオレンジジュースを注文。クエン酸が疲れた身体に効きそうです。299から正丸峠頂上までは長い登りが続くので、ちょっと多めにカロリーを取っておいても問題ないです。

ミトヤホンテン

糖分とクエン酸を摂取した後は再び299を走ります。市街地は平坦ですが、徐々に民家が少なくなり、登り道に入ります。正丸トンネルの手前辺りで斜度が上がりますが、その後は比較的緩やかに。正丸峠に入ると車の量がグッと減り、走りやすくなります。少し薄暗いのでライト点灯を忘れずに。トンネルから約5kmで頂上です。

正丸峠

 

ルートは63kmという短い距離でしたが、自宅からの距離を含めると既に140kmは超えていました。最後まで元気に走り切れたのは路面の状態が良かったのと、秩父グルメのお蔭だと思います。今回紹介したお店以外にも、秩父には美味しいお店が沢たくさんあります。イノシシがよく獲れるのか、ジビエのお店も目立ちました。走ってよし、食べてよしの秩父へ、一度遊びに来てみませんか?

 

【コース感想まとめ】

  • ルート距離:63Km / レベル:中級者 / おすすめの時期:夏
  • 全体的に路面がよく整備されているので最低限の装備で走れます。
  • コンビニや道の駅、自販機が多いので真夏でもワンボトルで大丈夫です。
  • 基本的に下り基調ですが、後半に激坂や長い坂があるので登りも楽しめます。

TABIRIN【サイクリングファンのための情報サイト】コース紹介
https://tabi-rin.com/archives/course/30693