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POTAGIRL'S BLOG ポタガールBLOG

富士の国やまなし 第14回Mt.富士ヒルクライムにチャレンジ!

更新日:2017年8月16日(水曜日)

こんにちは。ポタガールの小島智香です。

6月11日(日曜日)に今年で14回目を迎える日本最大級のヒルクライムレース「富士の国やまなし第14回Mt.富士ヒルクライム」に参加し、レース後会場からラジオ番組「FM茶笛(チャッピー)」に電話出演しました。

その時の様子をレポートします。

 

 突然の告白になりますが、「私、ポタリング大好きなんですが…坂が全然速く上れるようにならないんです…泣」

昨年も富士ヒルクライムに挑みましたが、大会前に行った試走ではハンガーノックで完走ならず、大会当日はなんとか完走できたものの、「なぜヒルクライムレースに出ているのか??」というくらいの恥ずかしい成績でした。

 今回のレポートでは、そもそも坂を上れなかった私がヒルクライムレースに挑戦するようになった経緯を、はじめにお話ししようと思います。

坂が上れない

私、元々は自転車レース観戦が大好きな観戦オタクでして自転車ライド歴はそんなに長くないんです。

3年程前に自転車選手達に憧れて自転車を買ったのですが、ウェア、メンテナンスなどのサイクルグッズの準備がいろいろ大変で、乗るまでになかなか重い腰が上がりませんでした。

 翌春になってようやっと、ライドしてくれるメンバーが見つかり一緒に乗り始めました。

当初は、走行距離30km程度でも疲れが翌日に残ってしまう状況。

皆は自転車を軽々漕いでどこにでも行けるのに、テレビで見る選手たちは飛ぶように軽々と走るのに、なんで私はこんなにもしんどいのだろう?と思っていました。

 乗っているうちに少しずつ走れる距離が延び、大会にも出場できるようになりました。

距離を走れない私にとって「ロングライド」は厳しいので、距離が短くスピードの出ない、そういう意味では初心者に向いているといわれる「ヒルクライム」に仲間と挑戦するようになりました。

 しかしながら、坂道が苦手な私は必ず仲間達を待たせしてしまい、楽しいけれどちょっと後ろめたい気持ちでいたのでした。

 

「走った距離は嘘をつかない」

よくマラソンで使われる言葉ですが、自転車も同じだよと仲間からアドバイスされ、一念発起します。

「毎週95km以上走る」と目標を立てて走るようになりました。

練習時に励みとなったのがサイクルコンピューターの導入です。

私はガーミン820Jを使っています。

方向音痴の私にとっては地図が表示される機種は本当に有り難いアイテムです。

道を覚えていなくても、過去に走ったデータを保存しておけば同じルートを走ることができます。

サイクルコンピューター導入をきっかけに、一人でも練習できるようになりました。

ただ、その当時は走行距離30km程で脚に疲れが出てしまい、60km超えるあたりで太ももが力尽きたと悲鳴を上げ…

「毎週95km以上」の目標は2日間かけてなんとか達成できる状況でした。

でも、目標があるから走ろうと思える!!

目標を設定するって大切だなぁと思いました。

当時よく言っていた「機材がみんなより重いからかな~」という言い訳。

「毎週95km以上」走っているうちにだんだん体重が落ち、機材より自分の体重を落とすのが一番手っ取り早い!と気付き、自転車に乗るのがどんどん楽しくなってきました。

楽しくなると距離もどんどん伸びていきます。

仲間と一緒にライドを楽しめるようになり、ますます自転車が好きになりました。

苦手だった坂も、どんどんトライしてみたい!

という前向きな気持ちが、Mt.富士ヒルクライムへの再挑戦を後押ししました。

今年も出場し、自分の努力の成果をみてみたい!

…そういう気持ちで、今年もついエントリーしてしまいました。

日本一のヒルクライム、Mt.富士ヒルクライム^^

 

話は少し脱線しますが、

現在のポタガールの活動はイベントに参加する他、ラジオにも出演しています。

毎月第2日曜日、入間地域を中心とした「77.7MHzエフエム茶笛(チャッピー)」というラジオ放送局の

チャッピーサンデーという番組にポタガールが出演させて頂いています。

13時~皆さん是非聞いてみてください♪)

県庁担当者から「ラジオ出演しませんか」という声掛けに、

「富士ヒルクライムに参加するので出演できません」と言うつもりが、

「せっかく富士ヒルクライムに出るのですから、イベントのことなど話してみませんか?」

と背中を押してもらい、大会出場後にラジオ出演という貴重な機会を頂くことになりました。

大丈夫かな…??

完走しないとラジオ出演に間に合わないし、せっかくラジオ出演するなら恥ずかしい記録で終えたくないな~。

大会当日までの週末は、ときがわ、飯能・・・とにかく知っている坂道ルートでヒルクライム特訓をしました。

 

富士ヒルクライムは、北麓公園から富士山5合目まで富士スバルライン上を上るイベントです。

標高差1,270mを走行距離25kmで一気に上ります。

一気にといっても、平均勾配5.2%、最大勾配7.8%と比較的緩やかで制限時間も長いため、初心者でも参加しやすい大会と言われています。

しかし、ゴールの5合目の標高は2,305m。

高度と寒さで消費するエネルギーが多く、ゆっくり走っているとハンガーノックになりやすい大会でもあります。

実は私も、初めて富士スバルラインを試走したとき、ハンガーノック(※)に襲われました。

 走っているはずなのに意識が散漫になり、猛烈な眠さに船を漕ぎ…

空腹でスポーツドリンクを飲み干し、水分補給もできなくなり、泣く泣く5合目から6.8km手前の大沢駐車場で諦めた悲しい思い出があります。

麓と5合目の気温差を甘くみた結果でした。

でも、前回の大会ではなんとか完走できたし、栄養補給のタイミングもシュミレーションしたし、たくさんヒルクライム特訓もしたから、きっと大丈夫!

そう信じて、リラックスして第14Mt.富士ヒルクライムに挑むことにしました。

  (※ ハンガーノック:激しく長時間に渡るスポーツの最中、極度の低血糖状態に陥ること。)

 

大会前日

富士ヒルクライムは前日に受付をします。

今年は陸上競技場が工事中のため、駐車場で受付です。

エントリーナンバーを伝え、下山用の袋と一緒にゼッケンや参加賞を受取ります。

今年の参加賞は、rericの大会オリジナルネックウォーマー。

実用的な参加賞は嬉しいですね^^

 

受付会場ではサイクルエキスポやトークショーなどのイベントが!

自転車関連の展示、セールや美味しいグルメブースが会場を賑わせます。

スコットの飴がかわいかった♪

受付を終えてサイクルエキスポをひと通り楽しんだら、宿に戻って翌日に備えて準備を整えます。

エントリー受付の際にもらった冊子「Climb Magazine」を読みながら、準備します。

協賛企業の製品紹介も楽しいですが、中には「ヒルクライムレースに失敗しない心得」といったページも♪

 

 天気が変わりやすいので、アーム&レッグカバーは保温できるものとUVカット用の両方を用意。

下山用にウィンドブレーカーだけでなく冬用の防寒ウェアも念のため用意。

当日の天候に対応できるよう、グローブも複数用意。

そしてこれ大切!ハンガーノックにならないよう、補給食をしっかり用意。

ヒルクライム中だけでなく、5合目ゴール地点での補給も忘れずに。

 

 大会当日

さて、大会当日!!

5合目行きの荷物預けが朝6時10分まで。

5時くらいから駐車場周辺では渋滞がはじまり、駐車してからも会場への自転車の列が途切れません。

天候は曇り空。気温は少し肌寒く、防寒用の装備に着替えて会場で待機します。

 荷物預けの時間まで、緊張で食べきれなかった分のエネルギーを補充します。

補給食、多めに持ってきてよかった!

荷物を預けて待っていると、陽が射しはじめました。

よかった!雨は何とか降らなさそう♪

 

大会のアナウンスが始まりました!

女性は、主催者選抜クラスの選手の次のブロックでスタートします。

スタート時間が近づくと、不安ながらもだんだんワクワクしてきます。

協賛のベンツに先導され、主催者選抜クラスの選手がスタートします。

 そのあと約5分間隔で女子、ジュニア男子と続きます。

富士ヒルクライムは12歳以上から参加できる大会です。

家族で出られたら、きっと楽しいだろうなぁー!

 

女子の部スタート

主催者選抜クラスの選手に続いて女子の部もスタートします。

初めはゆっくりとしたペースで流れていきます。

間もなく計測開始のラインに。ピッピッと周りで計測音が鳴り響きます。

自分との闘いが始まります。

周りをみて、速度の合いそうな方たちと一緒に5合目を目指します。

料金所周辺では、少し勾配が急になりましたが、焦らずペースを守って走ることを意識しました。

女性グループの中では先頭近くでスタートを切れたので、きっと抜かれていくほうが多いだろうと予想。

少し早目の女性がいてもオーバーペースにならないよう、焦らずに自分のペースで上ろうという作戦です。

 

しばらくすると、自転車を漕ぐ音と、息の音が聞こえるだけの世界に…

1合目下の駐車場でチアリーダーたちが応援してくれるのを見て、気合が入ります。

スタート時にサイクルコンピューターのラップ計測をし忘れたこと以外は、今のところすべてが順調。

ハンガーノック対策で事前に決めていた、10km地点の栄養補給も忘れずにできました。

だんだん風が冷涼に感じ、少し肌寒くなってきたけれど、暑さが苦手な私には、とても心地よい♪

 

ちょうど半分の距離を走った頃

(あれ…?昨年と同じペースなのでは??)

昨年のタイムは2時間10分。

今年は2時間切ることが目標なのに、このままだと2時間切れないかも!

ヤバイ!!

周囲を見渡し自分のペースより少し早目の女性を目標にし、速度を上げます。

体力セーブモードから、チャレンジモードへと気持ちを切替えます。

路面と人の背中、サイクルコンピューターばかり見てた視界を一旦ギュッと目を閉ざし、顔を上げて景色を見渡します。

「ここはヒルクライム特訓をした坂より全然緩い坂!!」

気持ちを切替えてペダルを回します。

ここからは、必死でした。

大沢駐車場(17.2km地点)手前で、予定していた栄養補給を落ち着いて行います。

よし!いけるかも!?

ラストスパートがんばって、ゴール☆

写真ではものすごく疲れた顔をしていますが、心の中は上りきった達成感で一杯です。

当日の5合目の気温は8℃。

ゴール直後は涼しくて気持ちがよいものの、風もあり、体がどんどん冷えてきます。

自分のタイムは気になるところですが、預けていた荷物を受け取って着替えをし、グループに分かれて下山します。

 

下山した後は、ステージの表彰式を見ながら無料の吉田うどんをいただきます。

温かい吉田うどんが身体にしみわたります。

これだけの人数分、うどん用意するのは大変でしょうね。

大会を支えてくださった皆さんに頭が下がります。

 

表彰式を見ていると、なんと主催者選抜クラスで優勝した兼松選手のシャンパンファイトのコルクが飛んでくるという嬉しいハプニング。

ラッキー♪

そんなこんなしているうちに

ラジオ出演の時間が刻一刻と…

大変大変。表彰式の音の聞こえない、電波の入る場所を探さないと!

人の少ない場所を探して、スタンバイします。

パーソナリティの高橋さんから、電話がかかってきました。

「小島さん、こんにちは!はじめまして、パーソナリティの高橋です。今日はよろしくお願いいたします」

おおお!いよいよ…普通に話せばいいと自分に言い聞かせてましたが、だいぶ、だいぶ緊張します。

 

緊張のラジオ出演

いよいよ始まりました。

走り終わったばかりの解放感と、緊張とでちょっと妙なテンション(笑)

富士ヒルクライムレースの見どころや特徴などお話ししました。

しかし、自分のタイムリザルトが分からず、

「タイムは?昨年と比較してどうでしたか?」と聞かれましたが、

「えっと…2時間は切れ、去年のタイムは上回れたと思います。」と、ちょっとオロオロ。

とはいえ、パーソナリティ高橋さんの安定感のあるトークで、はじめてのラジオ出演があっという間に終わりました。

 

タイムは・・・

第14回Mt.富士ヒルクライムでの私のリザルトタイムは1時間54分でした。

去年より20分タイムを縮めることができました。

遅いながらも、頑張った!!

終わってみると、反省することがたくさん出てきます。

ヒルクライムレースは、私にとって検定試験みたいな感じです。

頑張った結果が数字として現れるので、もっともっと頑張りたいなと思います。

まだまだ伸びしろがあると信じて、来年も頑張りたいと思います。

後日、フィニッシャーリング&女性参加者用のピンクリングとステッカーが届きました!

フィニッシャーリングは完走タイムに応じて色が変わります。

私はブルーのリングが届きました。

1時間05分00秒00以内の完走者はゴールドリング、

1時間15分00秒00以内の完走者にはシルバーリング、

1時間30分00秒00以内の完走者にはブロンズリング、

1時間30分00秒01以降の完走者にはブルーリング

が届くそうです。

「ブロンズでもいいから、欲しいなー」と思って調べてみると、女性年代別で4位くらいに入らないと貰えなさそうです。

だいぶ厳しいですねー^^;

でも、貰えたらめちゃめちゃ嬉しいでしょうね!!

 

感想

自転車は努力をすればもっともっと楽しい!!!

ヒルクライムレースの参加者は、一緒に一つの目標に向かっている仲間。

ヒルクライムレースを通じて、集団走行マナーのしっかり守れる自転車好きの仲間が増えていきますように!