平成22年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (舟橋一浩議員)
動物指導センターの環境整備について
Q 舟橋一浩議員(刷新の会)
県では、埼玉県動物愛護管理推進計画の主要目標となっている犬猫の殺処分数の半減に向け、県に収容された犬、猫について新たな飼い主への譲渡拡大を目的とした譲渡動物専用の飼育施設を来年4月をめどに開設する予定となっています。
この施設整備の効果として、これまで年に約180匹だった成犬、成猫の飼育能力が約550匹の3倍となることや、譲渡動物の収容期間も、これまで約1週間だったのが約1カ月に延長され、殺処分される犬猫の削減や県の動物愛護行政のイメージアップなどが挙げられています。
前回の一般質問でも、動物愛護の推進について取り上げたところ、すぐに幸手保健所での2度にわたる譲渡会の開催や、栗橋町で多頭飼育の犠牲となっていた犬たちに対する暴風避難を講じるなど、迅速に対応していただきました。
今回の飼育施設建設についても、日ごろより動物愛護に努力されている民間の方々やボランティア団体の方々からも、大きな期待が寄せられておりますので、県民にとっても全国に誇れるような施設になることを期待しつつ、質問に入らせていただきます。
まず、今回の施設では犬用の飼育室が32ケージと猫用の飼育室が14ケージという構成になっています。予算や敷地の制約もあると思いますが、飼育規模についてどのように積算し、計画しているのかお伺いいたします。
次に、先日、動物指導センターの方にお話を伺ったところ、この新しい譲渡施設も指導センターで管理するとのことでした。収容された動物の健康管理等、限られた職員数の中で対応していくのには限界があり、散歩やしつけ、シャンプーやトリミングなど、日常的な動物の世話について、例えば動物看護学校やボランティアの方々と連携できると、職員の方々の負担の軽減にもつながると思います。
また、ケージに収容される動物たちはオスとメスが同じ部屋に収容となるため、発情期などには精神的苦痛も伴うことも予想され、長期収容の場合の環境整備などについても職員の方々へのアドバイザーとして臨床経験のある獣医さん等との協力なども必要になっていく可能性もあります。今後、そういった民間の方々との連携、協力については、どのように考えているのかお伺いいたします。
さらに、今回の施設では希望者が動物の様子を観察できる譲渡面談室も完備されているということですが、机といすだけの無機質な部屋ですと動物もリラックスできず、譲渡希望者へのイメージも悪くなる恐れもありますので、譲渡予定動物が新しい家庭環境に慣れるような柔らかい雰囲気の面談室が理想であると考えます。
また、今後ホームページ上で譲渡対象となる動物たちの写真を個別で表示することになりました。この点についても、とても良い試みであると思いますので、県のホームページ上でも譲渡希望者が利用しやすい形のものが臨まれます。これら2点について、どのように取り組んでいくのか、以上、保健医療部長にお伺いします。
A 降田 宏 保健医療部長
まず、新しい譲渡施設の飼育規模についてでございます。
平成20年度における譲渡数は、犬猫合わせまして552匹でございますので、これを倍増する計画といたしました。
譲渡機会を増やすため飼育期間を1カ月とし、増加させる分の552匹を12カ月で割り、飼育数を算出したところでございます。
次に、民間の方々との連携・協力についてでございます。
動物指導センターでは、現在、動物ふれあい活動や犬のしつけ方教室等の事業について、民間の方々にボランティアとしてご協力をいただいております。
譲渡動物舎完成後には、こうした活動に加え、散歩や簡単なしつけ、シャンプー、トリミングなど、日々の飼育管理につきましても併せてご協力をお願いしていきたいと考えております。
次に、譲渡面談室の雰囲気や利用しやすいホームページについてでございます。
譲渡面談室につきましては、内装や展示品などを工夫し、譲渡希望者と動物がリラックスできるような雰囲気づくりに努めてまいります。
ホームページにおきましては、個々の動物の写真や性格、特徴など、できるだけ多くの情報を掲載することを考えております。
さらに、面談日の予約や問い合わせ等につきましても簡単に行えるよう工夫してまいります。
こうした運営によりまして、譲渡動物舎を十分に活用し、譲渡の一層の推進に努めてまいります。
・上記質問・答弁は速報版です。
・上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

