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移住体験談

関根雅泰さん×瀬戸口優太さん

関根さん/ときがわカンパニー合同会社 代表
瀬戸さん/ときコマース 代表

関根さん/2009年、ときがわ町へ
瀬戸さん/2016年、ときがわ町へ

支え手 支えられ手

写真:関根瀬戸口1

ときがわ町内でネットで出会った2人!?

瀬戸さん
オーストラリアでのワーキングホリデーを終え、ときがわ町に一時帰郷した瀬戸口さん。当初は、再び海外へ行くか、またはどこかで起業するつもりでいたが、ときがわにいると意外と気持ちが落ち着くことに気づいたという。次第に、ときがわで何かしたい、という願望が生まれた。
ときがわ町で起業を考え、インターネットで情報を探していたところ見つけたのが「ときがわカンパニー」。代表の関根さんに、メールで想いを伝え起業相談をしたのが2人の出会いのきっかけ。「お互い同じ町内に住んでいるのに、ネットで知り合うなんて不思議ですよね。」と話す。

写真:関根瀬戸口2

ふるさとの「宝の山」を活かすアイデア

瀬戸さん
関根さんからもらった最初の仕事は、ときがわカンパニーのブログでときがわ町の様子を発信することだった。「一度海外に出て、故郷を見直すことができました。またブログを書くことで、以前は普通の町にしか見えなかったときがわが『宝の山』だと気づきました 。」と語る。
瀬戸口さんのアイデアで初めて販売したのは、ときがわ町で産出された木材で作ったスウェーデン式トーチ。イベントなどに需要があるという。
また、廃材を集めて積み木としても販売したところ、新たな発見があった。「子どもたちは、想定以上の組み合わせ方を見つけて遊ぶんです。」と話す瀬戸口さん。ときがわの宝の山を活かす新たなアイデアが生まれそうだ。

起業するには約束を守ること

関根さん
ときがわ町の活性化を目指すときがわカンパニーの代表として日々奔走する関根さん。自身も豊かな自然に魅力を感じ、2009年に家族とともにときがわ町に移り住んだ。本業は企業研修の講師。人材育成のプロである。
起業したいという瀬戸口さんに、ときがわカンパニーのブログを担当してもらった理由は、彼の本気度を試してみるためだった。「『約束を守ること』これが起業の第一歩ですから。」約束どおりブログで情報発信を続ける瀬戸口さんに「見込みあるぞ。」と確信したという。手をかけ過ぎず瀬戸口さんを見守っている関根さんに、人材育成のプロとしての一面を垣間見た。

写真:関根瀬戸口3

若い人たちが戻れる町へ

関根さん
関根さんは、ときがわカンパニー設立前から、町内の廃校を活用したアートイベント「Artokigawa(あーときがわ)」を企画するなど、町の活性化に取り組んできた。こうした地域のための活動を、始めは趣味として捉えていたという。しかし、友人の言葉が関根さんを変えた。「趣味の域では、本業がなくなったとき続かないのでは?仕事として事業化したらどうか。」
2016年、ときがわカンパニーを設立。ときがわ町の木材を活用した内装木質化のコンサルティング、イベントの企画運営、起業支援などの事業を通じて、地域に貢献したいと考えている。「この地域で生まれ育った若者たちが戻ってきて新しい働き方ができる環境づくりをしたい。たとえ、いったんときがわ町から出て行っても『帰ってきたい』と思える町にしたい。」と話す。
関根さんの想いは、瀬戸口さんとの出会いを機に、実現に向けて確実にスタートしたといえるだろう。

写真:関根瀬戸口4

写真:関根瀬戸口5

関根雅泰(せきねまさひろ)profile

鴻巣市出身。高校卒業後に単身渡米。帰国後、東京都内での会社生活を経て、2005年に企業研修などを行う株式会社を設立。自然豊かな場所で子育てがしたいと、2009年にときがわ町へ。2016年にときがわカンパニー合同会社を設立。2女、2男の父。

 

瀬戸口優太(せとぐちゆうた)profile

ときがわ町出身。会社員生活を約8年続けた後、オーストラリアへワーキングホリデーに行った。2016年、故郷に戻ってときがわカンパニーの協力を得て起業。

ときがわカンパニー合同会社
http://tokigawa-company.com
瀬戸口さんが、ときがわ町を紹介するブログがあります。