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掲載日:2024年2月15日
生化学汎用測定装置:LAb0SPECT008α
血糖・ヘモグロビンA1c測定装置:GA09Ⅱ・GR01
Alinity i
肝機能 |
AST、ALT、γーGT(γーGTP)、ALP、LD(LDH)、AMY(アミラーゼ)、ビリルビンなど |
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心機能 |
AST、LD(LDH)、CK、CKーMBなど |
腎機能 |
BUN(尿素窒素)、CRE(クレアチニン)、UA(尿酸)など |
脂質 |
TCHO(総コレステロール)、TG(中性脂肪)、HDコレステロール、LDLコレステロールなど |
電解質 |
Na(ナトリウム)、K(カリウム)、Cl(クロール)、Ca(カルシウム)など |
栄養状態 |
TP(総蛋白)、ALB(アルブミン)、Zu(亜鉛)など |
炎症反応 | CRPなど |
糖代謝関連 | Glu(血糖)、HbA1c(ヘモグロビンA1c)など |
感染症検査 |
肝炎ウイルス(B型、C型など)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV抗原・抗体)など |
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間質性肺炎マーカー |
KL-6 |
心筋マーカー |
トロポニンI、BNP、NT-pro BNPなど |
腫瘍マーカー |
CEA、SCC、CA19-9、CA125、シフラ、NSE、ProーGRP、AFPなど |
甲状腺ホルモン検査 |
TSH、FT3、FT4 |
血中薬物濃度 |
ジゴキシン、バンコマイシン |
免疫グロブリン・補体 | IgG、IgA、IgM、C3、C4 |
アレルギー |
IgE |
敗血症マーカー | プロカルシトニン(PCT) |
その他 | フェリチンなど |
Q:むかし正常値、いま基準範囲(基準値)?
基準範囲(基準値)は過去に正常値と呼ばれてきました。これは健康な人を100人測った時、全員ではなく95人が入るであろうと予測される範囲を示しています。つまり、健康な人を100人測っても、下に2.5人、上に2.5人、合計5人は外れてしまうことになります。基準範囲を外れたからといって、即『病気』ということにはなりません!
Q:病院によって測定値が異なる?
かかった病院によって検査値が大きく異なる。これは測定方法や機器のセットアップ方法、単位・採血条件などが違うことに起因します。とくに単位が違っている場合や基準値(基準範囲)が大きく異なる場合は、測定方法が異なっている可能性が大きいので、以前の検査値と比べる時は注意しましょう。現在、測定法、セットアップ法の一元化をはかることで、このような測定値の施設間差是正のとりくみを、日本臨床化学会、日本臨床衛生検査技師会を中心に行っています。
Q:測定値の精度保証はされているの?
正確でバラツキの少ない検査データ提供のため、毎日行っている内部精度管理の外に、学術団体、地域医師会と自治体主催(日本臨床検査技師会、埼玉県臨床検査技師会)の外部の精度管理調査に毎年参加、また、各試薬メーカーによる精度管理にも参加し、第3者評価を継続的に受けています。
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