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掲載日:2022年10月11日
放射線治療は完全予約制です。院内の患者さんと他院からの紹介患者さんの治療を行っています。
他院からのご紹介で、初めて診察を受ける場合は必ず電話予約してから来院してください。
放射線治療医が診察し、種々の検査結果と合わせてその患者さんにとって最もよい治療方法を判断し説明を行います。
病気の種類によって放射線治療単独の場合や、手術や化学療法を組み合わせる場合があります。
治療の方針が決まると、治療計画用のCT撮影を行い皮膚に基準となる線を引きます。
検査時間は30から45分ほどです。
単に横になっているだけで、息止めや苦痛になるようなことはしません。
横になるのが苦痛な方には、スポンジやタオル等を使い、痛みができるだけ少なく検査が終わるようにしています。
事前の食事制限や薬の制限はありません。
また検査後の食事や飲み物、入浴についても一切制限はありません。
写真は頭部の固定具を使用していますが、照射部位によって、方法が違います。
撮影したCT画像をもとに治療計画装置を使用して病巣だけに限局して放射線が当たるように、範囲、方向、放射線の種類など最適な治療プランを決めます。
放射線技師が治療計画に基づいて正確に放射線を照射します。
放射線を照射している時に多くの方は何も感じません。5から10分程動かないで寝ているだけで治療が終了します。
ただし初回は治療位置を画像で確認してから照射範囲の線を追加した後、治療を行いますので30分から1時間前後かかります。
標準的な治療では、月曜日から金曜日の週5回で10から36回の治療期間となります。
照射中、息止めなどはありません。
写真は頭部の固定具を使用していますが、照射部位によって、方法が違います。
照射場所によって回数・角度など違います。
治療期間中は定期的な診察の他、必要に応じて診察を行います。
何か気になることがあればいつでも申し出てください。
治療終了後にも必要な期間は定期的に診察を行います。
放射線治療終了後、定期的に診察をおこないます。
照射部位や回数によって診察間隔は変わります。また照射前の主治医の診察とも関連しますので、患者さんによって時期や回数は異なります。
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