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掲載日:2022年12月13日

気管支喘息

気管支喘息とは長い間、気管支が収縮して気道が狭くなる発作性の疾患と考えられていましたが、現在は気道粘膜の「慢性的なアレルギー性の炎症」であると定義されています。つまり発作時だけの気管支の変化ではなく、普段から慢性的にアレルギー性炎症が存在している病気であるということです。

このアレルギー性炎症が気道を狭くして、さらに痰(たん)などの分泌物が詰まることで呼吸困難を生じます。喘息患者さんはこのような状態が長期間続くことで、気道が大変に敏感になり、健常者では反応しないわずかな刺激にも気道が反応して収縮を起こし、呼吸困難を生じてしまいます。

気道過敏性検査(アストグラフ)は、喘息が疑われる患者さんや喘息患者さんの確実な診断、重傷度と経過、治療効果の判定などのために行う検査で、気管支を刺激する薬剤を低濃度から徐々に吸引していただき軽い喘息発作が起こるかどうかを調べます。医師の指導・立ち会いの下に検査を行いますので、安心して検査を受けていただけます。

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立循環器・呼吸器病センター  

郵便番号360-0197 埼玉県熊谷市板井1696

ファックス:048-536-9920

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。

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