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総合トップ > 教育委員会 > 学校教育 > 高等学校教育 > 「学びの改革」の推進

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掲載日:2017年9月7日

未来学びバナー

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  1. 平成29年度 未来を拓く「学び」プロジェクト 後期公開研究授業実施予定
  2. 「学びの改革」の推進

平成29年度 未来を拓く「学び」プロジェクト 後期公開研究授業実施予定

1 開催期間 9月25日(月曜日)~11月24日(金曜日)

2 実施日時等 下記の【公開研究授業日一覧】を参照してください。

3 申込方法 参観を希望される方は、各実施校の教頭まで連絡してください。

【公開研究授業日一覧】(平成29年8月25日更新)

※時間、実施教科は変更になることがあります。随時確認をお願いします。

実施日 曜日 実施校 時間 実施教科等(予定)
9月25日

松山女子高等学校

(電話 0493-22-0251)

13時25分~16時45分

理科
9月26日 大宮工業高等学校(定時制)

(電話 048-651-0445)

17時50分~20時30分 数学
9月29日

和光国際高等学校

(電話 048-467-1311)

11時45分~16時45分 外国語
9月30日

伊奈学園総合高等学校

(電話 048-728-2510)

10時55分~16時15分 国語・地歴
10月2日 浦和工業高等学校

(電話 048-862-5634)

11時50分~16時45分 地歴・数学・工業
10月2日 川越高等学校

(電話 049-222-0224)

13時15分~15時05分 地歴・公民・数学
10月2日 戸田翔陽高等学校

(電話 048-442-4963)

13時20分~16時40分 地歴・公民・理科・外国語
10月3日 川口市立県陽高等学校

(電話 048-252-4138)

13時25分~16時45分

国語・地歴・数学・理科・保体・

音楽・美術・書道・外国語・総学

10月3日 川口市立県陽高等学校(定時制)

(電話 048-252-4138)

18時15分~20時00分

国語・地歴・数学・理科・保体・

外国語・商業

10月4日 羽生高等学校

(電話 048-561-0718)

10時50分~16時30分 国語・地歴・数学・保体
10月4日 ふじみ野高等学校

(電話 049-264-7801)

13時00分~16時45分 公民・外国語
10月10日 上尾鷹の台高等学校

(電話 048-722-1246)

13時25分~16時45分

国語・地歴・数学・理科・保体・

美術・外国語

10月10日 庄和高等学校

(電話 048-746-7111)

13時30分~16時30分 未定
10月11日 大宮工業高等学校

(電話 048-651-0445)

13時25分~16時45分 数学・工業
10月11日 皆野高等学校

(電話 0494-62-2076)

13時25分~16時45分 保体・外国語・商業
10月13日 所沢北高等学校

(電話 04-2995-5115)

11時20分~16時30分 地歴・数学・理科・美術
10月14日 春日部女子高等学校

(電話 048-752-3591)

8時55分~12時45分 国語・地歴・数学・理科
10月14日 所沢高等学校

(電話 04-2922-2185)

9時25分~12時25分 地歴・外国語
10月24日 常盤高等学校

(電話 048-852-5711)

9時10分~12時30分 保体・看護
10月24日 大宮光陵高等学校

(電話 048-622-1277)

9時50分~12時40分 外国語
10月24日 滑川総合高等学校

(電話 0493-62-7000)

13時30分~16時45分 数学・情報
10月27日 上尾高等学校

(電話 048-772-3322)

8時50分~13時30分 公民・理科
10月27日 上尾南高等学校

(電話 048-781-3355)

13時25分~16時45分 地歴・数学・保体・外国語
10月27日 川越女子高等学校

(電話 049-222-3511)

14時00分~16時50分 国語・理科・保体
10月30日 いずみ高等学校

(電話 048-852-6880)

9時30分~14時45分 公民・農業
10月30日 所沢西高等学校

(電話 04-2949-2411)

13時25分~15時15分 数学・理科
10月30日 鳩ヶ谷高等学校

(電話 048-286-0565)

13時25分~16時45分 国語・地歴・音楽・外国語
10月30日 越谷西高等学校

(電話 048-977-4155)

13時35分~16時45分 国語・地歴・音楽・外国語
10月31日 秩父高等学校

(電話 0494-22-3606)

9時50分~16時45分 地歴・数学
10月31日 川口北高等学校

(電話 048-295-1006)

13時10分~16時50分 国語・公民・数学・理科
10月31日 深谷第一高等学校

(電話 048-571-3381)

未定 公民・理科
10月31日 川口東高等学校

(電話 048-296-7022)

13時35分~16時45分 国語・地歴・数学・理科・外国語
11月1日 伊奈学園中学校

(電話 048-729-2882)

10時55分~15時20分 国語、数学、外国語
11月1日 桶川高等学校

(電話 048-728-4421)

13時25分~16時45分 地歴・数学・外国語
11月1日 日高高等学校

(電話042-989-7920)

11時55分~16時45分 地歴・保体・外国語・商業
11月1日 川越初雁高等学校

(電話 049-244-2171)

13時30分~16時45分 数学・保体・家庭
11月1日 熊谷西高等学校

(電話 048-532-8881)

13時40分~16時30分 地歴
11月6日 富士見高等学校

(電話 049-253-1551)

9時55分~12時45分 数学・理科・外国語
11月6日 羽生第一高等学校

(電話 048-561-6511)

13時25分~16時45分 国語・数学・外国語
11月6日 坂戸西高等学校

(電話 049-286-9473)

午前(時間未定) 国語・地歴・理科・情報
11月6日 児玉白楊高等学校

(電話 0495-72-1566)

13時35分~16時40分 国語・外国語・農業
11月6日 所沢商業高等学校

(電話 04-2948-0888)

14時25分~16時45分 商業
11月7日 蓮田松韻高等学校

(電話 048-768-7820)

8時50分~12時40分 地歴
11月7日 川越南高等学校

(電話 049-244-5223)

13時25分~16時45分 理科・情報
11月7日 幸手桜高等学校

(電話 0480-42-1303)

13時30分~16時45分 地歴・数学・音楽・商業
11月7日 浦和高等学校(定時制)

(電話 048-886-3000)

18時40分~20時15分 国語・数学・理科
11月8日 三郷工業技術高等学校

(電話 048-958-2331)

9時40分~16時00分 地歴・理科
11月10日 越ヶ谷高等学校

(電話 048-965-3421)

8時25分~16時45分 地歴・理科・外国語
11月10日 入間向陽高等学校

(電話 04-2964-3805)

8時50分~15時15分 国語・家庭
11月10日 草加南高等学校

(電話 048-927-7671)

10時50分~16時45分 国語・音楽・外国語
11月13日 川口高等学校

(電話 048-282-1615)

未定 理科・外国語・情報
11月15日 白岡高等学校

(電話 0480-92-1505)

10時00分~12時30分 未定
11月15日 熊谷高等学校

(電話 048-521-0050)

13時25分~16時30分 未定
11月15日 南稜高等学校

(電話 048-421-1211)

13時25分~16時45分 地歴・数学・理科
11月15日 狭山経済高等学校

(電話 04-2952-6510)

13時30分~16時45分 理科・商業
11月15日 浦和西高等学校

(電話 048-831-4847)

14時25分~16時30分 国語・地歴・保体
11月17日 狭山緑陽高等学校(1部)

(電話 04-2952-5295)

11時45分~14時00分 国語・地歴
11月17日 狭山緑陽高等学校(2部)

(電話 04-2952-5295)

17時00分~19時00分 数学
11月17日 松山高等学校

(電話 0493-22-0075)

13時25分~16時45分 国語・地歴・外国語
11月20日 浦和第一女子高等学校

(電話 048-829-2031)

13時15分~17時00分 国語・地歴・理科
11月20日 本庄高等学校

(電話 0495-21-1195)

10時30分~16時20分 国語・理科・美術
11月20日 新座総合技術高等学校

(電話 048-478-2111)

12時30分~16時40分 数学・理科・保体・家庭・工業
11月22日 浦和高等学校

(電話 048-886-3000)

8時40分~16時30分 未定
11月22日 鴻巣女子高等学校

(電話 048-541-0669)

13時20分~16時45分 数学・保体・書道・家庭
11月22日 三郷北高等学校

(電話 048-952-0151)

14時25分~16時45分 地歴・数学・理科
11月22日

吉川美南高等学校(全,定1)(電話 048-982-3308)

12時50分~16時30分

国語・地歴・数学・理科・美術・

外国語・商業

11月22日 吉川美南高等学校(定2)

(電話 048-982-3308)

17時30分~20時30分 国語・保体・家庭・商業
11月22日 蕨高等学校

(電話 048-443-2473)

12時45分~16時45分 地歴、理科
11月24日 進修館高等学校

(電話 048-556-6291)

9時50分~14時15分 数学・理科・保体
11月24日 三郷高等学校

(電話 048-953-0021)

13時25分~16時45分 公民・数学
11月24日 八潮南高等学校

(電話 048-995-5700)

13時25分~16時45分 公民・商業

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「学びの改革」の推進

   埼玉県教育委員会では平成22年度から、東京大学CoREFと連携し、生徒が潜在的に持っている「学ぶ力」を有効に引き出すことができる学び「協調学習」を取り入れた授業改善(「教え込みの授業」から「学び合いの授業」への「学びの改革」:主体的・対話的で深い学びの実現)に関する研究に取り組んでいる。

概要

(1) 生徒が主体的に学ぶ意欲をはぐくむ授業案等の研究・開発及び検証を行う。  

(2) ICTの効果的活用に関する研究を行う。

(3) 評価の標準化と一般化に向けた研究を行う。

(4) 授業案等の共同開発や情報共有を行う教員ネットワークを構築する。

 (5) CoREFをはじめ、大学や研究機関、企業等の持つ知見を教育現場に活用する。

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「協調学習」の授業づくりの取組

協調学習の授業づくりの取組   多様な高校生に対応し、学力向上を目指した新たな授業形態と改善の方策の提言を目指し、平成22年度に「県立高校学力向上基盤形成事業(平成22年度~平成23年度)」を立ち上げ、CoREFと研究連携し、「協調学習」の手法の研究と実践を通じて、県立高校における生徒の学力向上につながる授業改善に着手した。その後、事業名を「未来を拓く「学び」推進事業(平成24年度~平成26年度)」、「未来を拓く「学び」プロジェクト(平成27年度~現在)」と変更しながら、学習者の視点に立った、自ら学ぶ意欲をはぐくむ教材の研究・開発に取り組んでいる。

 

 

 

 

 

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取組体制

研究開発校

平成29年度は、県内の114校(県立高校113校、県立中学校1校)で取り組み、学校・教科の枠を超えた「協調学習」の授業づくりを行っている。

1 上尾高校 41 久喜高校 81 滑川総合高校
2 上尾鷹の台高校 42 久喜工業高校 82 南稜高校
3 上尾橘高校 43 久喜北陽高校 83 新座総合技術高校
4 上尾南高校 44 熊谷高校 84 新座柳瀬高校
5 いずみ高校 45 熊谷女子高校 85 蓮田松韻高校
6 伊奈学園総合高校 46 熊谷西高校 86 鳩ヶ谷高校
7 入間向陽高校 47 熊谷農業高校 87 鳩山高校
8 岩槻高校 48 鴻巣高校 88 羽生高校
9 浦和高校 49 鴻巣女子高校 89 羽生実業高校
10 浦和北高校 50 越ヶ谷高校 90 羽生第一高校
11 浦和工業高校 51 越谷北高校 91 飯能南高校
12 浦和第一女子高校 52 越谷総合技術高校 92 日高高校
13 浦和西高校 53 越谷西高校 93 深谷高校
14 大宮高校 54 越谷東高校 94 深谷第一高校
15 大宮工業高校 55 越谷南高校 95 吹上秋桜高校
16 大宮光陵高校 56 児玉高校 96 富士見高校
17 大宮中央高校 57 児玉白楊高校 97 ふじみ野高校
18 大宮南高校 58 坂戸高校 98 不動岡高校
19 大宮武蔵野高校 59 坂戸西高校 99 本庄高校
20 小鹿野高校 60 幸手桜高校 100 松伏高校
21 桶川高校 61 狭山経済高校 101 松山高校
22 桶川西高校 62 狭山緑陽高校 102 松山女子高校
23 越生高校 63 庄和高校 103 三郷高校
24 春日部高校 64 白岡高校 104 三郷北高校
25 春日部工業高校 65 進修館高校 105 三郷工業技術高校
26 春日部女子高校 66 杉戸農業高校 106 皆野高校
27 春日部東高校 67 誠和福祉高校 107 妻沼高校
28 川口高校 68 草加高校 108 八潮高校
29 川口北高校 69 草加西高校 109 八潮南高校
30 川口工業高校 70 草加東高校 110 吉川美南高校
31 川口青陵高校 71 草加南高校 111 寄居城北高校
32 川口東高校 72 秩父高校 112 和光国際高校
33 川越高校 73 秩父農工科学高校 113 蕨高校
34 川越工業高校 74 鶴ヶ島清風高校 114 伊奈学園中学校
35 川越女子高校 75 常盤高校    
36 川越総合高校 76 所沢高校    
37 川越西高校 77 所沢北高校    
38 川越初雁高校 78 所沢商業高校    
39 川越南高校 79 所沢西高校    
40 北本高校 80 戸田翔陽高校    

 

研究開発校・開発員推移の詳細はこちら ↓

 未来を拓く学びプロジェクト研究開発校・開発員推移(PDF:185KB)

 学校の枠を超えた教員同士の学び合い

 専用サイトを活用した教材開発例 授業づくり、教材づくりにあたっては、情報交換Webサイト(https://ecsweb.center.spec.ed.jp/coref/)を活用している。

  

授業実践の支援

協調学習関連事業 関係図

  教員の授業力の向上を図り、各校における授業実践を支援するため、若手教員からベテラン教員、学校管理職に至る学校職員全体を対象とする各種研修を実施している。

例)

高等学校初任者研修「授業力向上研修」

協調学習入門研修会

協調学習マイスター認定研修会

管理職対象授業力向上マネジメント研修会

  

【協調学習マイスター認定教員一覧】
教 科  氏 名  H29所属校
国 語  新井 裕之  新座総合技術高等学校
国 語  板谷 大介  浦和第一女子高等学校
国 語  畑 文子  大宮高等学校
国 語  黒澤 佑輔  妻沼高等学校
国 語  松本 靖子  伊奈学園総合高等学校
国 語  浅見 和寿  松山高等学校
国 語  新井 真美  伊奈学園総合高等学校
国 語  筧 美和子  春日部女子高等学校
地理歴史  松本 優介

 新座総合技術高等学校

(東京大学 CoREF 協力研究員)

地理歴史  新井 真里奈  日高高等学校
地理歴史  下川 隆  浦和第一女子高等学校
地理歴史  福田 健一  三郷北高等学校
数 学  癸生川 大  さいたま市立浦和高等学校
数 学  白石 紳一  桶川高等学校
数 学  嶋村 元太郎  吉川美南高等学校
理 科  若林 剛  上尾鷹の台高等学校
外国語  小河 園子  浦和高等学校
外国語  中山 厚志  北本高等学校(教頭)
外国語  山崎 勝  和光国際高等学校
外国語  水石 佐和子  岩槻高等学校
外国語  山田 翔一郎  熊谷高等学校
外国語  池野 智史  浦和高等学校
保健体育  齋藤 優気  大宮東高等学校
保健体育  高野 大樹  川越工業高等学校
保健体育  福島 直史  羽生高等学校
家 庭  小久保 聡子  新座総合技術高等学校
家 庭  宮部 節子  新座総合技術高等学校
工 業  横田 一弘  越谷総合技術高等学校
工 業  秋庭 英雄  新座総合技術高等学校
工 業  坂田 希究  新座総合技術高等学校
看 護  髙木 邦子  常盤高等学校
看 護  中澤 瑞果  常盤高等学校

 

 

 民間企業との連携

 埼玉県教育委員会と東京大学CoREFの連携を基盤に、新たに民間企業の協力も得て、教員向けのアクティブ・ラーニング教材の開発・提供(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)、「協調学習」の評価に関する研究(学校法人河合塾・富士通株式会社)などに取り組んでいる。

教育委員会同士の連携 

 CoREFと自治体で組織する「新しい学びプロジェクト」に参加し、地域や校種を超えて「協調学習」を引き起こす授業づくりや、実践・評価などの研究に取り組んでいる。

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取組実績

授業改善に取り組んだ学校数 : 図1

 「協調学習」の授業づくりが始まった平成22年度に10校(県立高校139校の内)で行われた取組は、平成28年度には、全県立高校の約70パーセントに当たる97校にまで拡大している。

授業実践に取り組んだ教員数 : 図2

 授業改善に取り組んだ学校数とともに、「協調学習」の授業づくりに従事した教員は、年々増加している。平成28年度現在、「協調学習」の授業づくりに取り組んでいる学校(研究開発校)に443名の授業実践者が在籍している。また、平成22年度以来、県指定事業(現行事業「未来を拓く「学び」プロジェクト等)をはじめ、各種研修会を通して「協調学習」を取り入れた授業実践を行った教員の数は、平成27年度末現在、県立高校教員の約20%に当たる1,600名である。

授業教材数

 平成27年度末の段階で、15教科17科目で767教材が開発されている。

 授業改善に取り組んだ学校数等

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「協調学習」を引き起こす「知識構成型ジグソー法」による授業イメージ

  「知識構成型ジグソー法」は、「話す」、「聞く」、「考える」といった、一連の活動を繰り返し、考え方や学び方そのものを学習活動の中で学べる「協調学習」のための方法の一つである。

授業の展開としては、まず、生徒は課題を受け取り、自分自身で答えを考えることからスタートする。生徒は、今現在の知識や経験を生かして、与えられた課題に対する答えをまとめる。

 その後、課題を解決するためのヒントとなる数種類の教材を用いて、グループでの話し合い活動を行う。このグループ活動には、同じ教材を読み合うエキスパート活動、違う教材を持ち寄り話し合うジグソー活動の2種類がある。エキスパート活動では、与えられた教材(ヒント)をグループ内で意見交換しながら、その教材に書かれている内容や意味について理解を深める。この活動をとおして、生徒は教材に関する専門家(エキスパート)になる。次に、違う教材を学んだ生徒で新しいグループをつくり、エキスパート活動で知り得た知識を組み合わせ、初めに与えられた課題の答えを求めていく。異なる知識一つ一つがピースとしてつながり、知識が融合されることで、与えられた課題の答えにたどり着く。まさにジグソーパズルを行っているような活動といえる。

 その後、グループで話し合われた内容や導き出された答えなどは、グループ相互の意見交換(クロストーク)を通して情報共有を行う。

 グループ活動後は、その活動を通して広げ深めた考えを基に、与えられた課題に再び向き合い、最後は一人で課題に対する答えをまとめていく。

知識構成型ジグソー法

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「協調学習」の授業づくり年間スケジュール

 第1回カンファレンス:6月 

 未来を拓く「学び」プロジェクトが目指す「これからの埼玉教育」について、第1回カンファレンスまた、今後の取組に関する具体的な内容について説明を行う。また、各教科で、年間の研究計画等を検討する。

授業実践・教科ミーティング:6月~12月

授業実践・教科ミーティング 新規の教材開発や蓄積されている教材の再開発などを行い各校において「協調学習」の授業実践に取り組む。

 各教科で研究授業や実践授業に対する研究協議を行い、授業の成功例、失敗例を検証し、その結論に至った要因・原因の洗い出し等を行う。

第2回カンファレンス:11月

第2回カンファレンス

 年間の授業実践から得られた成果を各教科でまとめる。また、教科を越えた意見交換のための教科間交流を行う。「協調学習の評価」や「単元の流れにおけるジグソー授業の効果的な配置」など、協調学習を実施する上での疑問や悩みを解消するための情報交換・情報共有を行う。

シンポジウム:1月

シンポジウム

 今後の教育動向に関する基調講演や新しい発想で取り組まれた授業実践報告を行う。また、各教科部会における一年間のまとめ(授業実践に関する報告)を行う。その際、教科ミーティングや評価検討委員会で検討された「協調学習を行う上での留意点」について意見交換を行う。次年度に向けての課題や各教科の研究の進め方についても検討する。

 

 

 

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「協調学習」の授業を実践して

 【教員の感想】

 ○生徒の学びを中心とした授業デザインを意識できるようになった。

 ○生徒達の会話の観察を通して、生徒の学びをイメージすることができるようになり、1時間1時間の授業を以前

   より深く考えるようになった。

 ○「知識構成型ジグソー法」という型があることで、教科や年齢、学校の垣根を超えた授業研究が行えるように

   なった。

【生徒の感想】

 ○責任感が生まれるから、積極的に理解しようと自然と思えた。

 ○何度も文章を読むことで振り返りができ、いろいろな角度で文章を見ることができた。

 ○一人で考えていることが勉強だと思い、やりたくなかったが、実際に授業を受けて考えの違う人と話をしてい

   る中で自分の考えがよくなっていたことがわかった。

 ○授業の後も自分の答えに納得がいかず、いろいろ調べ物をした。

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「Saitamaモデル」を世界へ

 生徒が潜在的に持っている「学ぶ力」を有効に引き出すことができる「協調学習」の授業づくりを、県立高校を中心として全県的に取り組んでいる「Saitamaモデル」は、時代が求める学び、次期学習指導要領が目指す学び「主体的・対話的で深い学び」を実現するものであり、全国を、更には世界をリードする教育実践である。

 平成29年1月14日 戸田市民文化会館で開催された平成28年度 未来を拓く「学び」プロジェクト シンポジウムの鼎談ていだん の中で、本県の取組について文部科学省 初等中等教育局教育課程課長合田 哲雄氏は次のようにコメントしている。

  「(前略)・・・日本教育の良さを全体的にしっかりと底上げしながら、教育をもう一歩前に踏み出すことができるのは、世界の中でもこの国しかないと思っていますし、それを牽引しておられるのが埼玉県だと思っていますので、引き続き先生方の御指導を頂きながら、指導要領の改訂にしっかり取り組ませていただきたいと思っています。」

鼎談「『主体的・対話的で深い学び』をいかに実現するか」

合田哲雄(文部科学省 初等中等教育局教育課程課長)

白水始(東京大学CoREF機構長)

羽田邦弘(県立学校部高校教育指導課長)

  

JICA草の根技術協力支援事業

 平成22年度から築き上げてきた「Saitamaモデル」は、学習指導要領(「Japanスタンダード」)へと昇華し、更には、合田 哲雄氏がコメントしている「日本教育の良さ」を世界に伝達する学習モデルであるといえる。「Saitamaモデル」が世界に伝搬し、「グローバル・スタンダード」へと更なる昇華を遂げることを目指し、JICA草の根技術協力支援事業の採択を受け、産学官が連携し、フィリピン共和国に、高い知識・技能とともに問題解決能力や主体性を身に付けられる「知識構成型ジグソー法※1(以下KCJ法)」による授業を広める事業「埼玉版アクティブ・ラーニング型授業による授業改善のための教員研修支援プロジェクト※2」に取り組む。

1知識構成型ジグソー法は、東京大学CoREF三宅なほみ氏が考案した授業手法である。

2本事業は、文部科学省平成28年度「日本型教育の海外展開促進事業(EDU-Port ニッポン)」として、国内

   の教育委員会では唯一、応援プロジェクトとして認定されている。

 

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