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教育委員会

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掲載日:2019年12月27日

教育さいたマガジン第156号(平成28年12月)バックナンバー

平成28年(2016年)12月21日(水曜日)発行(教育情報号)

「お知らせ」

埼玉県児童生徒の新体力テストについて(保健体育課)

県内小・中学生の新体力テストの結果がまとまりましたので、お知らせします。

目次

  1. 巻頭言 「YELL」 埼玉県教育局教育総務部総務課 佐藤 裕之 課長
  2. 県教委からのメッセージ 道徳教育について(義務教育指導課)
  3. はつらつ先生の取組 戸田市立笹目中学校 菊地 孝徳 教諭

1.巻頭言

YELL

埼玉県教育局教育総務部総務課長 佐藤 裕之

さいたま新都心に建設されていた埼玉県立小児医療センター新病院が完成し、12月27日に現在地のさいたま市岩槻区から移転・開院する運びとなりました。

これまで小児医療センターに併設され、入院中の学齢期児童生徒の教育を担ってきた県立岩槻特別支援学校は、新病院の建物の中の「県立けやき特別支援学校」として生まれ変わることとなります。

移転の話が持ち上がった当時、特別支援学校の担当課にいた私にとっては、ここまでたどり着いたんだなという感慨もあります。

小児医療センターに入院中の児童生徒の学習形態は大きく分けて二つあり、一つは「教員がベッドサイドまで出向いて行う学習」と、もう一つは「教室での学習」です。

現在の岩槻特別支援学校は病院とは別棟で、外気とは遮断された短い連絡通路で病棟とつながっており、回復が進めばこの連絡通路を通り、校門に当たる自動ドアの扉を開けて通学を始めることが出来ます。そして、退院と同時に元の学校に戻れるのです。

ベッドサイドでの学習、教室での学習を経て地元の学校に戻るというステップを確実に踏んでいる実感が、病気と闘い、辛い治療を乗り越えていく勇気と力を生むのだということを関係者から教えていただいたのを覚えています。

また、「患者」ではなく「児童生徒」として過ごせる空間と時間は療養環境としても大事であり、医療スペースとは別の空間が望ましいとも言われました。

幸い先日、開校前のけやき特別支援学校を視察させていただく機会を得ました。病院の7階フロア全体に教室、保健室、職員室などが整然と配置され、しっかりと「学校」が出来上がっていました。

ペデストリアンデッキから見ると、大きく赤や緑や黄色の縦縞の見える透明な壁面のあるフロアが学校です。

短い連絡通路の役割は、縦に動くエレベータに変わります。同じ建物の中にはありますが、7階の学校へ通学する児童生徒の希望を運ぶ通学路としての大事な役割を担うことになります。

頑張れ、病と闘う子供たち。

2.県教委からのメッセージ

道徳教育について(義務教育指導課) 

学校の「道徳の時間」ってどんな時間?

人はだれもが素晴らしい人生を送りたいと願っています。自分が人間としてどのように生きるべきかを考えることはとても大切なことです。そのために、学校には国語や算数の授業と同じように、小・中学校では週に1回「道徳の時間」の授業があります。

道徳の時間では、読み物や映像などの資料を活用して授業を進めていきます。授業で活用するそれぞれの資料には、「相手のことを思いやり、親切にしよう」、「約束や社会のきまりを守ろう」などのねらいがあります。子供たちは、資料に登場する人物の気持ちなどを考え、お互いに話し合うことを通して、自分はどのように生きればよいのかを学んでいきます。 

また、道徳の時間では、子供たちが自由に語ることができます。例えば、「悪いことだとわかっていても、友達に仲間外れにされるのが嫌だから一緒にやってしまう。」という考えを発表する子がいます。

一方「いくら仲のよい友達に誘われても、悪いことは絶対にしない。」という考えを発表する子もいます。道徳の時間では、こうした素直な気持ちをお互いに出し合って自分の考えを深めながら、これからの自分の生き方に生かしていきます。

埼玉県では独自の道徳教材「彩の国の道徳」の中から、是非、保護者の皆様にも読んでいただき、家庭で話題にしていただきたい資料を「家庭用 彩の国の道徳」にまとめ配布しています。

「家庭用 彩の国の道徳」の読み物資料やコラムを話題にして親子の会話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。新たな気づきの中で親子の絆がさらに深まることと思います。

3.はつらつ先生の取組

今月号は、戸田市立笹目中学校 菊地孝徳 教諭の取組を紹介します。

菊地教諭は、道徳教育推進教師として、道徳授業の更なる充実に向けた研修や校内のユニバーサルデザイン化などの環境整備に率先して取り組まれています。

また、温かく共感的できめ細やかな生徒指導や、PTA・ボランティア・地域の活動などに積極的に参加する姿などから、生徒のみならず、保護者や地域の方々からの信頼も厚い先生です。 

(インタビューの一部)

Q.道徳教育の重要性が増していますね。

A.はい。これだけ社会に情報が溢れていて、例えば、ネットで同じことを調べても、YESという人もいれば、NOという人もいる。でも、両方ともそれっぽいことが書かれている。ですから、どっちが正しいかを自分で判断していかなければいけないし、ちゃんと判断した後、本当にその判断が正しかったかっていうことを見極めていく目を持っていなければなりません。正しい道徳性を持っていなかったら、判断できないので、そういう意味では、重要性はより増していっていますね。

Q.大人にも言えることですね。

A.現在子育て中なのですが、良かれと思ってしていた方法が、ネットで調べてみると悪いふうに書かれていたりとかして、不安に思うこともあります。

でも、ちゃんとそこに自分なりの意図があって、正当な道徳性があれば、どっちを選択しても正解なんだと思うんです。だからこそ、両方のデメリットも書いてあるんです。こういうことって一生必要なものですよね。

インタビュー、取組内容

はつらつ先生の取組バックナンバー

平成28年(2016年)12月28日(水曜日)発行(家庭教育情報号)

「お知らせ」

新年開館初日スタートの企画展「祝いの民俗-ハレの造形-」と正月イベントについて

県立歴史と民俗の博物館では、平成29年は1月2日(月曜日)から開館します。1月2日(月曜日)には企画展「祝いの民俗-ハレの造形-」が会期初日を迎えます。正月などの季節の節目、初誕生や婚礼など人生の節目などの埼玉県の伝統的な祝いの姿を、特別に作られた衣装や飾り、贈答品などの造形物によって紹介します。

また、1月2日(月曜日)と1月3日(火曜日)の2日間は正月イベント「博物館でお正月」を実施します。常設展示室内でのクイズ・ラリーや、ゆめ・体験ひろばでのお正月遊びなど、子供から大人までお楽しみいただける内容です。

目次

  1. 親の学習
  2. 人とのふれあい・「絆」~ちょっといい話~
  3. 家庭学習のポイント
  4. 今月の本-県立図書館からのおすすめ-『ゆきのひ』
  5. ほっとニュース

1.親の学習

埼玉県では、学校や幼稚園・保育所等、公民館や企業などで行う「親の学習」講座の指導者となる「埼玉県家庭教育アドバイザー」を養成しています。今回は、八潮市立八幡小学校で行われた「親の学習」講座の様子をご紹介します。 

~小・中学校の保護者が一緒に参加!~

平成28年11月22日、八潮市立八幡小学校・柳之宮小学校・八幡中学校の3校合同の研究発表会「小中一貫教育『はばたき2016』」と併せて、3校合同の家庭教育学級として「親の学習」が開催されました。

当日は、「ネットの誘惑に負けないで」をテーマに、埼玉県家庭教育アドバイザー2人がファシリテーターとなって、50人ほどの参加者によるグループトークが行われました。

はじめに、子供のインターネットの利用について考えました。平日や休日に、どのくらいの時間使用しているかを書き出してみると、「思っていたよりも長時間使っていて驚いた。」「休日はさらに増えていることがわかる。」という感想が出されました。

次に、各家庭におけるインターネット利用のルールについて話し合いました。ある中学生の保護者からは、「寝室にはタブレットやスマートフォンは持ち込ませない。」などの具体的なルールが紹介されました。中でも「4時間利用したら電源が自動的に切れるように設定している。」という話には、参加者から「そんなことができるのですね。」と驚きの声が上がっていました。

最後に、アドバイザーから「インターネットを安心・安全に使うにはどうしたらよいか、ご家庭でよく話し合うことが大切です。そのためにも、お子さんとの会話を大事にしてください。」と話があり、1時間の講座は終了しました。 

参加者からは、「子供が小学校低学年なので携帯電話やスマートフォンは持たせていませんが、先輩のみなさんのお話はとても参考になりました。」「帰ったら、子供ともう一度、我が家のルールを確認しようと思います。」などの意見が述べられました。特に、フィルタリングについては「すぐに実践したい」という声が多く寄せられました。

また、アドバイザーからは「小・中学校の保護者が一緒に参加することで、子供の発達段階に応じたルールづくりやインターネットとの接し方などを話し合うことができました。一人一人の気付きや学びが深められたのでは、と感じました。」という話がありました。

※埼玉県では、学校や幼稚園・保育所等、公民館や企業などで行う家庭教育学級や子育て講座に「埼玉県家庭教育アドバイザー」を無料で派遣しています。少人数のサークルや親子が参加する集まりなどにも派遣することができます。

2.人とのふれあい・「絆」~ちょっといい話~

このコーナーでは、「人とのふれあい・『絆』づくりエピソード」の優秀賞受賞作品をご紹介しています。小学校低学年の受賞者については、保護者の方からもエピソードをいただいています。

「みんな ありがとう」小川町立東小川小学校5年 中牟田 京祈(なかむた こうき)さん

ぼくは今、左手で文字を書いています。

学校で骨折をして利き手が使えなくなってしまい、特に困ったことは、思い通りに字が書けないことなど、たくさんあります。 

また、けがをして気付いたこともありました。

家族は、今までにも増して僕を支えてくれました。友達は、僕の代わりに連絡帳を書いてくれたり、給食の準備をしてくれたり、感謝することがたくさんあります。そんな中で、家族や友達の大切さを改めて実感しました。

「みんな、ありがとう。」そして、毎日声をかけてくれたり、親切にしてくれたりした校長先生、教頭先生、そして各先生方、いつもありがとうございます。右手が治ったら、真っ先にみんなと一緒に思いっきり遊ぶぞ!

その他のエピソード

3.家庭学習のポイント

中学校~総合的な学習の時間編~

総合的な学習の時間は、その名のとおり総合的に学習する時間です。それは、教科等の枠を越え、複雑で現実的な問題に当たっていくという学習です。この学習を通して、生徒は、思考力・判断力・表現力や主体的に学習に取り組む態度などを養うことができます。

また、中学校では、生徒一人一人が中学生らしいものの見方や考え方をフル活用して、実社会の諸問題の解決策を考えることで、未来を力強く生き抜いていく力を身に付けることができます。

ワンポイントアドバイス!

お子さんからの質問に対して、地域や社会の一員としての立場からアドバイスしてください。

総合的な学習の時間は、中学校ごとに目標や内容などを定め、創意ある取組をしていますが、その取組が充実し、ダイナミックになってくると、中学校の授業時間内だけでは足りなくなってきます。生徒は、帰宅後や休日等を利用し、課題解決に向け、自主的に情報収集やインタビュー、調査、考えのまとめなどを行います。

例えば、「よりよい福祉社会を実現するためには、今、この地域では何が課題となっているのかな?」や「職場体験に向け、職業調べをしているけど、そもそも働くってどんな意味があるのかな?」など、テーマに係る自分の考えをまとめるために家族へ質問してくることもあるかもしれません。その際には、ぜひとも地域や社会の一員としての立場から率直な考えを返し、アドバイスしてください。お子さんは、御家族の方からの考えを聞き、異なる考え方や多様な見方があることに気付くことができます。そして、社会との結び付きについて深く考えていくようになります。

ぜひ、お子さんの少し背伸びした考え方に共感しつつ、お子さんの問いを切り返して、実社会の諸問題について真剣に考えるきっかけをつくってみてはどうでしょうか。

4.今月の本~県立図書館からのおすすめ~

県立図書館司書がおすすめする児童書を御紹介します。

『ゆきのひ』 エズラ・ジャック・キーツ/作 きじまはじめ/訳 偕成社 1969(対象:幼児)

ピーターは小さな男の子です。ある朝、目を覚ますと窓の外は一面の雪。ピーターは赤いマントを着て外へ飛び出し、つもった雪の上に足あとをつけます。それから、棒で木の枝の雪を落としたり、にこにこ顔の雪だるまを作ったりとたくさん遊びます。明日遊ぼうとポケットにしまった雪だんごは、暖かいおうちの中できえてしまいますが、次の日も雪はまだちゃんとつもっていました。ピーターは友達と一緒に、また深くつもった雪の中へ出かけていきます。

暖色系の切り絵で表現された挿絵は美しく、一面の雪景色を見たときのワクワクうれしい気持ちや、雪に足あとをつけるときのドキドキした気持ちなど、雪の日を楽しむ子どもらしさが伝わってくる絵本です。

こちらで紹介している本は、「彩の国わくわくこどもページ」「埼玉県立図書館こどもページ」にも掲載しています。興味のある方は、こちらのページもご覧ください。

5.ほっとニュース

教育局や県立学校の最新(ホット)の取組を、それぞれ写真(フォト)を中心に分かりやすく紹介しています。 

開校直前、県立けやき特別支援学校(教育ほっとニュース)

※県立けやき特別支援学校は平成28年12月27日(火曜日)に開校しました。

北本高校家庭部、クッキー甲子園で初V!(県立学校ほっとニュース)

関連する情報 

お問い合わせ

教育局 総務課 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4950

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