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教育委員会

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掲載日:2019年7月11日

教育さいたマガジン第149号(平成28年5月)バックナンバー

平成28年(2016年)5月20日(金曜日)発行(教育情報号) 

「お知らせ」

「学びの改革」を埼玉県から発信します―協調学習のさらなる進化を目指して―(高校教育指導課)

県教育委員会では、「埼玉教育の振興に関する大綱」にある「学びの改革」を推進するために、「協調学習」のさらなる進化に取り組んでまいります。

現在、高等学校における全教員の20%にあたる約1,600名が「協調学習」による継続的な授業改善に取組んでいます。平成28年度からは、「協調学習」の取組をICT活用の面から支える、「近未来学校教育創造プロジェクト」を実施し、生徒の主体的・協働的な学びの一層の推進を図ります。 

熊本地震に係る養護教諭等の派遣について(小中学校人事課)

熊本地震により被災した児童生徒の心のケアに係る業務等を支援するため、熊本県から全国知事会を通じ、養護教諭等の派遣要請がありました。

この要請を受け、埼玉県では市町村と協力し、養護教諭等を派遣しました。

目次

1.巻頭言
「人工知能(AI)と生涯学習」 埼玉県生涯学習審議会会長 山本 和人

2.県教委からのメッセージ
生涯学習を担う未来人材育成プロジェクト(生涯学習文化財課)

3.はつらつ先生の取組
熊谷市立富士見中学校 三富貴子 教諭

4.埼玉の先生になろう!(教員採用情報)

5.読者プレゼント

1.巻頭言

「人工知能(AI)と生涯学習」

 埼玉県生涯学習審議会会長 山本 和人

人工知能(AI)が世間を賑わせています。チェスより複雑な碁の世界でも、予想より早くコンピュータが人間に勝利しました。

AIを支える深層学習という機械学習のプログラムは、他分野でも使え、常に進化し続け、やがては人間の能力を超えるとも言われています。

従来、大量の知識を記憶させ力まかせに課題に挑戦しましたが、知識量の増加は効率を下げ、別な手法を用いても「正答率」を上げることができませんでした。

深層学習は、文字通り機械が「学習」し、「考えられる」ようになりました。

今や、画家レンブラントの全作品をAIで学習させ、3Dプリンターで創作し、「新作」の肖像画を描くまでになっています。

ショッキングであったのは、昨年12月、「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」と報じられたことです。

さらに今年、国内601種類の職業について、AIやロボット等で代替される確率を試算した結果、「10~20年後に、日本の労働人口の約49%が就く職業で、AIやロボットに代替することが可能」との推計が出されました(野村総研)。

こうした事態を見通し、国立教育政策研究所プロジェクトは、今の子供が将来を生き抜くために、「21世紀型能力」が必要としています。

しかし、10~20年後というのは目の前であり、その問題への対処が必要なのは、既に働いている人々も同じです。

学生を見ていて気づくことは、わからない用語があるとすぐ調べるが、あまり考えないということです。以前は電子手帳で、ここ数年はスマホでインターネットから、「解答」を探してきます。

ところが、パズルのピースのようにぴたりと当てはまる意味が書かれていなければ、「意味が出ていない」「わからない」と言い、少し考えれば「予想」がつく場合も、「わからない」としてしまいます。

「人工知能になかなか置き換えられない」とされる創造的思考は、無から有を生み出す思考だとも言われます。

「考える必要がなくなってきているから、考えることを鍛える機会が失われている」と指摘される今、働く成人が創造性や適応力を発揮するために、AIを用いた生涯学習をつくり上げることは、大きな課題と思われます。

2. 県教委からのメッセージ

生涯学習を担う未来人材育成プロジェクト(生涯学習文化財課)

大学のキャンパスで、大学教授や地域の専門家が講義などを行う「子ども大学」は、参加した子供たちや保護者からとても好評です。

県教育委員会では、大学やNPO、青年会議所などが連携して元気な地域を創造する「子ども大学」を推進しています。子供の学ぶ力や生きる力を育むとともに、地域で子供を育てる仕組みづくりをしていくことが目的です。

今年度、新たに「子ども大学」の組織と内容を充実させた「生涯学習を担う未来人材育成プロジェクト」として、モデル事業を実施します。

モデル事業の成果を広めることにより、各地域で生涯学習を担う人材の育成を支援していきます。

今回、2つのモデル事業について、紹介します。

(1) 「広域化モデル」事業

現在開校中の複数の子ども大学を統合するものです。広域化モデルにより、複数の子ども大学の「良さ」を結集できます。

また、「子ども大学」に多くの団体が関わることで、学習プログラムの多様化が図られ、参加する子供たちにとって、より魅力的な学習を提供できるようになります。

(2) 「異年齢交流モデル」事業

小学生に加え、中学生や高校生も参加対象にして、異年齢交流を図るものです。

中・高校生が現在の子ども大学での講義へ参加するとともに、運営などに関わることで、人間関係を構築しコミュニケーション能力を高めるきっかけになると考えています。

年度末には、モデル事業の成果発表会を行い、他の子ども大学に広めていく予定です。 

子ども大学の概要について

3. はつらつ先生の取組

今月号は、熊谷市立富士見中学校 三富貴子教諭の取組を紹介します。

三富教諭は、通級指導教室担当として、発達障害を持つ生徒の特性を的確に把握し、専門的な知識や豊富な経験を活かして、個々の心情やニーズに対応した教育支援プログラムを作成、組織的な指導にあたられています。

近況報告や相談のため、卒業生が度々学校を訪問し、その卒業生が中学生に自身の体験を語りアドバイスをするなどの新たなつながりも生まれています。

生徒・卒業生からはもちろん、保護者からの信頼も厚く、悩みを抱える人を安心させてくれるとても温かみに満ちた先生です。

(インタビューの一部)

Q.通級指導教室とはどのようなものですか。

A.例えば、集団の一斉授業で勉強ができなかったり、難しいと感じたりしている生徒が通ってきます。

得意なことと苦手なことの差がすごくあったりもして、とても苦しんでいる生徒が多いんです。

通級指導教室では、その生徒が辛いと感じたところや、ちょっと難しいところなどを、また通常学級に戻れるようにトレーニングしているんです。

だから、「通う」教室なんですよ。学級(クラス)ではないんです。

Q.通級指導教室の良いところは。

A.生徒の強いところ弱いところ、良いところ苦手なところなどをきちんと把握した上で、その子用に教材をオーダーメイドしています。個で対応できることが1番良いところではないでしょうか。

インタビュー、取組内容

はつらつ先生の取組バックナンバー

4. 埼玉の先生になろう!

埼玉県の先生を目指している方に、「平成29年度埼玉県公立学校教員採用選考試験」に関する情報をお届けします。

健康で、明るく、人間性豊かなあなた、教育に対する情熱と使命感をもつあなた、幅広い教養と専門的な知識・技能を備えたあなた、一緒に埼玉の子供たちを教え育てていきましょう。

平成29年度埼玉県公立学校教員採用選考試験の主な日程

1.第1次試験
いずれの志願区分も、平成28年7月10日(日曜日)

2.第1次試験結果の通知
・平成28年7月28日(木曜日)に第1次試験受験者全員に通知を発送します。
・同日午前10時に埼玉県教育委員会教職員採用課のホームページに合格者の受験番号を掲載します。

3.第2次試験

(1)小・中学校等教員、養護教員、栄養教員
平成28年8月13日(土曜日)・14日(日曜日)の両日及び9月3日(土曜日)・4日(日曜日)のうち指定された1日の午前又は午後の半日。

(2)高等学校等教員、特別支援学校教員
平成28年8月6日(土曜日)・7日(日曜日)の両日及び8月17日(水曜日)~24日(水曜日)のうち指定された1日。

4.第2次試験結果の通知
・平成28年10月4日(火曜日)に第2次試験受験者全員に通知を発送します。
・同日午前10時に埼玉県教育委員会教職員採用課のホームページに合格者の受験番号を掲載します。

先輩教員からの声

平成23年度採用 岡田知子(埼玉県立浦和特別支援学校教諭)

学校での仕事の様子を教えてください。

大事にしていることは、私自身の指導・行動・表情のメリハリです。できたとき、良いことをした時には思い切り褒め、いけないことをしたときには真剣に叱ります。

子供の様子や表情を常に細かく見ることで、私自身が気づかされることも多々あります。日々指導法を改善しながら、子供とともに元気に毎日学んでいます。

教員という仕事の魅力はなんですか。

子供たちは大人の姿をよく見ています。自分の指導、言葉かけ一つで子供たちが良くも悪くも変わってしまいます。

学力だけでなく、日常生活の中での思考力や生活力が高まる姿を、傍で一番に実感できたときが、教員になって良かったと心から感じる瞬間です。

後輩に一言。

学校は愛と希望に満ちあふれる生き生きとした場所です。子供から、周りの仲間から、たくさんのパワーをもらえます!

共に学ぶ仲間として、一緒にお仕事ができる日を、楽しみにしています。

平成28年(2016年)5月27日(金曜日)発行(家庭教育情報号)

「お知らせ」

入間わかくさ高等特別支援学校開校記念式典について(特別支援教育課)

高等部生徒の自立と社会参加に向けた学習環境を整備するため、旧県立入間高校の校舎を活用した、「入間わかくさ高等特別支援学校」が平成28年4月1日に開校。本日、開校記念式典を開催しました。

目次

1.親の学習

2.人とのふれあい・「絆」~ちょっといい話~

3.家庭学習のポイント

4.今月の本-県立図書館からのおすすめ-
『みどりのゆび』

5.読者プレゼント

1.親の学習

本県では、830人の方々が「埼玉県家庭教育アドバイザー」に登録し、県内各地で活動を展開しています。

アドバイザーの中には、仲間同士で集まり、「学び合い」を通じて活動の幅を広げている方たちもいます。

平成28年5月8日、埼玉県家庭教育アドバイザーで構成する家庭教育支援団体の研修会が行われました。「今、社会で起こっていることから、私たちアドバイザーにできること」を踏まえ、12人の参加者が3グループに分かれ、各テーマに沿った話し合いを行いました。ここでは、その様子を御紹介します。

「今、私たちにできること~家庭教育アドバイザーとして」

テーマ1「災害時の子育て支援」 

「赤ちゃんの泣き声が迷惑になるなどの理由で、避難所に行かない家族、おむつやミルクが手に入らずに困っている家族がいる。

しかし、周囲に遠慮して、当事者から『困っている』『助けて欲しい』という声が上げにくい。

アドバイザーは現状を把握して、支援者側に伝えたり、援助が行き届くように働きかけたりする『パイプ役』になることが必要。」

また、「災害時は、特に、相手の話を聴くなどの親子のケアが大切。そのためには、日頃から行政や医療機関等と連携していくことが必要。」という意見が出されていました。

テーマ2「母子家庭への支援」

「仕事と子育ての両立で、精神的に余裕のない母親が多いと感じる。

まず、母親に寄り添う支援が必要。」「困っていること、悩んでいることをじっくり聴くことから始めたい。」という意見が出されました。

テーマ3「子供の自主性を育てる」

「何もかも子供の意思に任せることが自立を促すことではない。」

「親子のスキンシップを大切にして十分に愛着を養う時期、子供の成長に合わせて意思を尊重し自主性を養う時期を意識していけるよう支援したい。」

また、「子供を勇気付けたり、時にはそっと見守ったりすることが大切。何より、親は子供の可能性を信じてほしいと伝えたい。」などの意見が出されました。

このようなグループワークを通して、アドバイザーは自らの学びを深め、資質の向上に努めています。

埼玉県では、学校や幼稚園・保育所等、公民館や企業などで行う家庭教育学級や子育て講座に「埼玉県家庭教育アドバイザー」を無料で派遣しています。

少人数のサークルや親子が参加する集まりなどにも派遣することができます。

※詳しくは埼玉県家庭地域連携課のホームページをご覧ください。

2.人とのふれあい・「絆」~ちょっといい話~

このコーナーでは、「人とのふれあい・『絆』づくりエピソード」の優秀賞受賞作品をご紹介しています。

「ありがとう」の気持ちをこめて

桶川市立桶川小学校6年 松下 茄穂さん

この話は、私が通学班で歩いていた時におきたできごとです。

私の班には、一年生がいて、まだ小さな足でいっしょうけんめい歩いています。

ある時、その一年生が転んでしまいました。一年生の手やひざはすりむけていて、少し血が出てしまいました。私は「大丈夫?大丈夫?」そんな言葉しかかけられませんでした。

でも一年生が泣きはじめました。

その時、交通指導員の人が「どうしたの?」とやさしく声をかけてくれました。

班のみんなでそのことを伝えると「転んじゃったんだ。

じゃあ、おじさんがてあてしてあげるから。」そう言って一年生をつれていってくれました。

でも、いきなりのことだったので、私は頭を下げることしかできませんでした。

そして、一年生は班にもどってきました。一年生は私に「班長さん。なおったよ!」と元気よく言ってくれました。私は一年生のけがをなおしてくれた人に「ありがとう」のたった五文字の言葉伝えられなかったことがとても悪く感じました。

だからこれからいろいろな出来事があった時は感謝の気持ちをこめて「ありがとう。」と言いたいです。

その他のエピソード

3.家庭学習のポイント

地図や地球儀を使ってお子さんと一緒に考えてみませんか~中学校社会科編~

中学校の社会科には、地理、歴史、公民の3つの分野があります。今回は地理を取り上げ、御家庭でできる学習のワンポイントを紹介します。

家庭学習のワンポイント

地図や地球儀を見ながら家族で会話をして、自然と地理感覚を身に付ける

今年は、ブラジルのリオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックが開催されます。

この機会に、お子さんが学校で使っている地図帳や御家庭に地球儀があれば、それらを使ってブラジルについて調べてみてはいかがでしょうか。

一例として、ブラジルは日本から見てどの方角にあるか調べてみましょう。

世界地図では日本の右下、つまり南東の方角にあるように見えます。

でも実際は東の方角にあるのです。地球儀を使うと簡単な実験でこのことをたしかめられます。

まず、2本のテープを用意します。それを直角に貼りあわせ交わったところを日本の位置におきます。1本のテープの両端を北極と南極に合わせると、もう一本のテープは東西方向を示します。この東西のテープはブラジルの上を通っているはずです。つまり、ブラジルは日本から見て東(西)の方向にあるわけです。

地球は文字通り球の形をしているので、それを無理やり平面にした世界地図では東西方向が分かりにくくなっているのです。その点、地球儀は地球全体の地理感覚をより実感できる特徴があります。

こうした地理感覚は、社会科で大切にしている「地理的な見方や考え方」の基礎となるものです。地図や地球儀は、このような見方や考え方を身に付けるための大切な道具です。家族が集まるところに地図や地球儀を置いて普段から使っていると、日本から外国までの距離の感覚や、地図を思い浮かべながら物事を考える力が身に付いていきます。ぜひ、御家庭での会話の中で、地図帳や地球儀を御活用ください。

4.今月の本~県立図書館からのおすすめ~

県立図書館司書がおすすめする児童書を御紹介します。

『みどりのゆび』

モーリス・ドリュオン/作 安東次男/訳 岩波書店 1965年(対象:小学校高学年以上)

「ピカピカ家(いえ)」に生まれたチト。兵器商人で大金持ちのおとうさんとおかあさん、召使いや9頭の美しい馬に囲まれ、何ひとつ不自由のない暮らしをしています。

素直でかしこく心が清らかなチトは、みんなに愛されまわりの期待を一身に背負っています。

ところが、どうしたわけか学校では居眠りばかり。「ほかの子とおなじではない」と学校から追い出されてしまいます。悲しみに沈む両親は、やがて「ものごとをじっさいに観察しておぼえる」新しい教育法を思いつきます。

新しくはじまった「庭の授業」で、庭師のひげさんは、チトの隠れた才能「みどりのおやゆび」に気づきます。いたるところにひそむ植物の種にチトがおやゆびをこすりつけると、たちどころに花が咲くのです。

チトは「みどりのおやゆび」で、刑務所や病院や貧しい人の家を次々と花でいっぱいにし、世の中の悲しみを追い払っていきます。花は人々に希望をあたえ災難をふせぐことに気づいたチト。次は遠い国の戦争をふせぐことでした…。

フランス文学者安東次男が詩情あふれる日本語に翻訳したこの童話は、1965年の初版刊行以来読み継がれ、子供の頃大好きだったという人が多い作品です。

画家ジャクリーヌ・デュエムの繊細なペン画による挿絵も美しく見飽きることがありません。

読み終えたとき、もしも自分に「みどりのゆび」があったなら?と思う人も多いのでは。

どんな子にもチトのような正義感があるはず。おすすめです。

※こちらで紹介している本は、「彩の国わくわくこどもページ」「埼玉県立図書館こどもページ」にも掲載しています。興味のある方は、こちらのページもご覧ください。

関連する情報

お問い合わせ

教育局 総務課 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4950

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