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教育委員会

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掲載日:2019年9月3日

熊本地震に係る派遣教職員の被災地での活動について(教育ほっとニュース) 

平成28年度熊本地震で被災した児童の心のケアに係る業務等を支援するため、本県から養護教諭など7名を熊本県に派遣しました。

派遣期間は、5月15日から6月30日まで。派遣先は、益城町立津森小学校と益城町立飯野小学校でした。

7月14日、支援業務を終えた養護教諭などから熊本県での活動の報告会を行いました。

14日で熊本地震発生からちょうど3か月目を迎えます。

報告会の様子1

現場の様子

  • テレビで見る以上に大変な被災状況でした。学校の教室の窓からは倒れた家が見え、工事の音や上空からはヘリコプターの音が鳴り響いていました。
  • 学校では児童の被災状況や心の状況など、子供たちの様子を毎日確認しました。
  • たくさんの予定が急きょ入る毎日でした。先の見通しが立てにくいなか、今日どうするべきかを教職員全員で日々考えていました。
  • 大雨で川が氾濫したときに、普段は避難場所から2時間かけて登校している子供が4時間もかけて登校してきたり、車が流されて学校に来られないと言っていた子供が2時間かけ歩いて学校に登校したりと、学校は子供にとっての拠り所なんだと強く感じました。
  • 学校があるから保護者も子供も安心することができる。学校から元気を発信できるということを学びました。

子供たちの様子

  • 自宅が全壊や半壊し、避難所や車中で生活している子供たちが、学校で元気になり、家族のもとに帰り、家族の支えとなっている姿を目の当たりにしました。
  • 楽しみのはずの給食もパンと野菜ジュースが中心でした。そのようななかでも、子供たちから笑顔が見られました。友達や先生と過ごす時間がとても楽しそうでしたが、表情が乏しかったり、体調不良を訴えたりする子供もいました。
  • 震災2か月目に行ったときには、子供たちは明るく人懐っこくて、素直で、日常に戻っているようにも見られました。しかし、手を繋ぐとずっと離さなかったり、抱き着いてきて離れなかったり、スキンシップを求める子供がとても多いことに気が付きました。
  • 子供たちは遊びのなかで癒されたりします。登校後や昼休みを中心に子供たちと接する時間を多く取るように心掛けました。
  • アンケートのなかで、「よく眠れていない」「食が細くなった」と高学年の半分くらいの子供たちが答えていました。学校や家庭で我慢をしいられるなかでも、子供たちは毎日とても頑張っていました。
  • スキンシップを求めたり、それを嫌がらない子供が増えたようでした。心に何かを抱えている。子供たちへの健康観察がとても大切だと感じました。
  • まともな食事を取れない状況では便秘がちになることは分かっていました。ただ、1人でトイレに行けなくなった子供もいて、トイレでゆっくり落ち着いて座っていられなくなってしまったことも便秘の1つの要因なのではないかと思いました。1人ひとり子供たちの気持ちを汲んで寄り添ってあげることが1番大事なんだと感じました。

先生方の様子

  • 自分たちも被災していながら、子供たちに対する深い愛情、温かい対応、血のにじむような努力をしていました。常に笑顔で子供たちを迎え、寄り添い、支えている姿には頭が下がりました。
  • 学校再開から1か月目、震災から2か月目に現地に行きました。先生方にも、ちょうど疲れが見え始めてきた時期でした。震災前の日常に1日でも早く戻れることが子供たちの心の安定につながると、日々汗を流していました。
  • 急な来客やマスコミなどの対応でも先生方は忙しそうでした。
  • 「眠れない」「食が細くなった」「今まで出来ていたことが出来なくなった」などの症状があることが会話のなかでわかりました。自分でも気づいていない方もいました。継続的なメンタルヘルスが必要だと思いました。
  • 現地の養護教諭は、子供や保護者だけでなく先生方の心のケアにも目を配らせていました。
  • 見た目だけでは分からないこともあります。いつどこで震災が起きるかも分かりません。普段から教職員間の声掛けや相談などがとても重要なんだと感じました。
  • 一生懸命過ぎて、自分の生活を振り返れない先生方が多くいました。被災した場所の人間でしかケアできない部分もあります。教職員みんなで愚痴をこぼしたり、弱音を吐いたりする場が必要だと思いました。現地の養護教諭は、そうした場として、教職員のメンタルヘルス研修を開いていきたいと話していました。

報告会の様子2

関根教育長からメッセージ

皆さんが被災地で行った優しい声掛けや相手の立場に寄り添うことは、被災した人たちの心に深く残っていると思います。

今回の経験を今後の学校教育に生かし、元気な学校を作っていってほしいです。 

今回、熊本に業務支援などの活動をされたのは次の先生方です。

  • 県立総合教育センター 福地 孝史(ふくち たかし)
  • 熊谷市立大麻生小学校 飯田 美雪(いいだ みゆき)
  • 深谷市立桜ヶ丘小学校 小林 愛(こばやし あい)※報告会は公務出張のため欠席
  • 日高市立高麗川小学校 小松 久美(こまつ くみ)
  • 滑川町立滑川中学校 藤田 喜代子(ふじた きよこ)
  • 上尾市立大谷小学校 齋藤 かな子(さいとう かなこ)
  • 加須市立鴻茎小学校 長島 紘子(ながしま ひろこ)

現在、養護教諭2人を熊本県に派遣しています(派遣期間は、来年3月31日まで)。

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お問い合わせ

教育局 総務課 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4950

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