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掲載日:2019年12月27日

はつらつ先生の取組(入間市立新久小学校 町田善広教諭)

今月号は、入間市立新久小学校 町田善広教諭の取組を紹介します。

町田教諭は、体育主任として子供たちの体力向上に組織的に取り組み、新久小学校の平成26年度及び平成27年度埼玉県体力向上優良校受賞に大きく貢献されました。

また、入間市小学校体育連盟の理事長としても、入間市全体の体力向上に尽力されています。教職員のみならず、地域や保護者、児童からの信頼が厚い先生です。

町田善広教諭

教師を目指したきっかけを教えてください。

小学校5年生くらいのときから、教師になりたいなと思っていました。その後、中学校2年生くらいのときに、中学校の先生になって部活動を教えたいなと考えていました。高校生になり、中学生ではなく小学生を教えることも楽しそうだなと思い、小学校の先生になりたいと思うようになりました。

 

中学校ではなく小学校の先生になりたいと思った理由は。

きっかけや大きな理由などないのですが、もともと教えることが好きでしたので、先生になりたいとはずっと思っていました。私は長男でして、小さい頃から下の子の面倒を見る機会が多かったんです。

いとことも歳が離れていて、大人から任されて小さい子の世話をよくしていました。子供をあやしたり、子供に何かを教えたりすることが好きだという気持ちに気が付いたのはその頃です。

 

部活動を教えたかったということですが、どんなスポーツをされていたのですか。

小学校2年生からサッカーをやっています。中学・高校の部活動、大学のサークル、社会人になってからも教員チームなどで続けていました。

 

今着ているのもサッカーのユニフォームですよね。

これはアルゼンチンのユニフォームですね。私はアルゼンチン代表が好きでして。

 

サッカーではありませんが、学校の取組として「てつぼう名人」というものがあります。

はい。学校全体で取り組んでいるものです。全部で13種目あって、全部できると名人になれるというものです。名人になると賞状がもらえて、校内に名前が掲示されます。

 

1度でも名人になれば目標達成ということでしょうか。

名人になったとしても、学年が上がるごとにリセットされ、0からスタートすることになっています。そのため、毎年少しずつ技を変えています。現在、難易度についても少しずつ上げていこうかなと考えている段階です。

 

鉄棒の苦手な子供もいます。

鉄棒ってすごく仲間との関わり合いが大切な種目だと思っています。名人になった子供にいつもお願いしていることがあって、とにかくできていない子にどんどん教えてあげてねって。

自分が教えたことで、できなかった子ができるようになる喜びを感じてほしいし、教えてもらった子は、できた喜びを感じることができる。この関わり合いが、鉄棒好きの子を育てていく大切なポイントになると思っています。そして、1人でも多くの子供が名人になってほしいと思っています。

できるようになるには、みんなで一緒にやった方がいいんですよ、鉄棒って。

 

メールマガジンの読者から逆上がりのコツを教えてほしいというご意見がありました。

楽しく毎日鉄棒に触れるってことが大切なのかなと思っています。ですから、鉄棒に毎日触れることが1番のコツなのではないでしょうか。

 

毎日触れるためには。

教師からの声掛けもそうですけど、楽しみながら友達とみんなでやることが大切だと思います。

 

技術面ではいかがでしょうか。

いきなり逆上がりっていうのもなかなか難しいと思います。

逆上がりができるようになるためには、こういうものができるといいよっていう「スモールステップ」があります。そういう技を楽しみながら1つずつクリアしていく。小さな『できた』を繰り返していくことで、楽しく鉄棒に取り組むことができ、最終的に逆上がりにたどり着くと思います。

 

「スモールステップ」とは。

例えば1つに、私たちが「だんご虫」って言っている技があるんです。これには肘を曲げ、体を鉄棒に引き付ける力が必要で、これがないと逆上がりってできないんですよ。

今の子たちってこれができない子が結構いたりするんです。「てつぼう名人」の技にもあるんですけど、これが10秒できるとクリアになります。

こういう小さな『できた』が積み重なって、最終的に逆上がりができたになっていくと思います。

逆上がりができなかったとしても、逆上がりの前段階にこのような技があるので、それを毎日やって、小さな『できた』を積み重ねて、楽しく仲間でやっていく。他にも技はいくつかあるのですが、苦手な子は「スモールステップ」を踏みながら進めていくといいと思います。

※だんご虫(ぶらさがり・持久懸垂)

上半身は、肘が脇腹につくようにわきを締めて、顎を鉄棒の高さまで上げます。下半身は、膝を閉じ両足をぴったりつけて伸ばします。 

 

平成26、27年度に埼玉県体力向上優良校の表彰を受けました。どのような取組みをされてこられたのですか。

基本的には新体力テストの結果と、生活習慣や学校での様々な取組が評価されての表彰だと思っています。

本校では学校長のリーダーシップのもと、全職員が共通意識を持って、体力向上に取り組んでいます。新久小学校の先生方の熱意と協力体制と指導力は本当にすごいんです。1つ1つの取組が高いレベルで行われていることも、大切なポイントだと思います。

取組の中の1つに、1日60分運動の推奨があります。とにかく1日60分は外で遊びましょうというものです。

始業前や20分休み、お昼休みの時間に子供たちが外で遊べるような環境づくりを学校全体で取り組んでいます。当たり前のように外で遊べる環境が、子供たちの体力向上につながっているのだと思います。

 

「てつぼう名人」以外にどのようなものがあるのですか。

「なわとび名人」というのもやっていますし、「マラソンカード」を作って朝マラソンを推奨したりもしています。子供たちが外で遊べる環境をなるべくつくるよう取り組んでいます。

また、小学校ではよく音読カードという国語のカードがあるのですが、それに運動をくっつけて、本校では「音読&運動カード」ということで取り組んでいます。

 

「音読&運動カード」とは、どのようなものですか。

国語の授業でやっている単元を音読して家庭で聞いてもらうのが音読で、それに運動を付け足したのがこの取組です。運動といってもマットや跳び箱のようなものではなくて、家でもできる簡単な種目を入れています。『コツコツはいつかチャンスをつかむコツ』。体力向上には、毎日のコツコツした努力も大切だと思います。

※運動カードの種目(例)

  • 目をつむって片足立ち(15秒以上)
  • ブリッジ(10秒以上)
  • 三点倒立(10秒以上)など

 

この他に子供たちの体力向上のために保護者にできることは何ですか。

体力向上優良校として表彰されるためには、子供たちの生活習慣がきちんとしていることも重要なんです。例えば、8時間以上睡眠を取っているかとか、朝食を毎日とっているかということです。

しっかり寝て、しっかりご飯を食べて、学校を休まない。特に新久小の子供たちは学校を休む子が本当に少ないんです。

子供たちの生活習慣をしっかりするためには家庭の協力が不可欠です。家庭で生活面を整えていただいていることは体力向上優良校として表彰された1つの大きな理由であり、とてもありがたく思っています。

 

「子どもたちが喜ぶ体育授業づくり」とはどのようなものですか。

「子どもたちが喜ぶ体育授業づくり」をテーマに体育の授業に関する校内研修を行ってきました。やはり、体力向上で1番大切なことは、体育の授業の充実です。「できる」「わかる」「かかわる」という3点を大切にした授業をつくっていきましょうというものです。

 

「できる」「わかる」「かかわる」とは。

「できる」とは、技ができるようになることです。

「わかる」とは、自分の力に合った技や運動の場などを選択したり、技のコツをみつけたりする、つまり思考・判断ができるようになることです。

「かかわる」というのは、仲間と豊かに関わる。そして、意欲を持って取り組むことです。

それらをうまく授業のなかに組み入れた授業をしましょうと。

その結果が、体力向上であったり、技能の向上であったりします。また、『体育が楽しい』と感じる子どもが増え、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てることにもつながります。そのようなことを目指して、授業づくりの校内研修を行ってきました。

 

これまでの経験のなかで特に印象に残っている出来事など教えてください。

初任者のときの話になりますが、1人の女の子がすごく印象的でした。勉強は苦手で、運動もそれほど得意ではない子だったんですけど。

当時の学校にも「てつぼう名人」の取組がありまして、それをその子が毎日一生懸命やっていて、頑張って、頑張って名人になったんですよ。名人になり自分に自信がついたことで、成績など様々な面でもめきめきと伸びていったんです。

たかが鉄棒かもしれませんが、1つのことができたことで自信がどんどんついていって、他のところにまで波及していったんですよ。その出来事は私のなかですごく印象に残っています。

 

成績以外にも何か変化がありましたか。

今までやりたくないなって思いが先に出てしまっていたようなことでも、自分からやるようになったりですとか、明らかに変わりました。体育にも意欲的になりましたし、ほんといろんなものが変わりましたね。

 

すごい変化ですね。

鉄棒にはそれだけすごい力があるんだということを私は感じて、こういうものを大切にしていきたいなって思ったんです。縄跳びでも他のことでも何か1つ自信になるものを身につけてほしいとすごく思います。

 

自信になれば体育以外でもいいわけですね。

はい。特に体育は技能教科なので、できた・できないがはっきりしています。何かをできるようになることで自信を深めていくには、やりがいのある教科なのかなと思います。

 

これから教師を目指す方へメッセージをお願いします。

学校は、夢や希望、可能性など色々なものがある場所です。そういうたくさんのものが詰まっているんだという想いで先生になっていただければいいなと思っています。

また、子供たちはこれからの厳しい社会を生き抜いていかなければいけません。生き抜くための力をしっかりと身に付けさせられるような先生を目指してほしいです。

そのためにも、体力はとても大切なものだと思います。子供たちの体力も高めていけるような志を持って先生になっていただければと思います。もちろん学力も大切ですよ。

町田教諭(授業中の様子)

 

 

子供たちの体力向上のため、校長・教頭のリーダーシップのもと、職員全体が共通理解の上、それぞれが役割を分担し、それらを全力で取り組んでいるそうです。何でも一生懸命で素直な子供たちがいて、協力してくれる家庭や地域がある。それらすべてがあっての埼玉県体力向上優良校受賞とのこと。

 

「はつらつ先生」の受賞も私がたまたま体育の担当だったから。個人でいただいたのではなく、新久小の代表としてもらったと話す町田先生。

もちろん多くの先生方との協力あってこそなのかもしれませんが、町田先生だったからという部分もあるはずです。 

小学校2年生のときの担任の先生が、現在の新久小学校の教頭とのこと。大好きで素敵な先生だったと話す町田先生もいつか同じように教え子と同じ学校で働く日がくるかもしれませんね。

町田善広教諭の取組

埼玉県体力向上優良校への取組

入間市立新久小学校 教諭 町田善広

(1)はじめに

本校では、学校教育目標『たしかな学力の子 豊かな心の子 たくましい体力の子』の具現化を目指し、全教職員が組織力を結集し、全力で教育活動に取り組んでいます。

本校は、平成26年度・27年度と2年連続で『埼玉県体力向上優良校』を受賞しました。校長先生・教頭先生のリーダーシップ、教職員の熱意・協力体制・指導力、素直で一生懸命な子どもたち、協力的で信頼できる保護者の皆様・・・すべての力が一体となって受賞することができました。本当に素晴らしい学校だと思っています。私は、体育担当として、子どもたちの体力向上のために、日々全力で教育活動に取り組んでいます。

(2)本校の体力向上の取組

普段の生活の中で
  • 1日60分運動の推奨
  • 朝マラソン
  • 業間休みの外遊び
  • 鉄棒名人カード(5月~12月)
  • なわとび名人カード(1月~3月)
  • 音読&運動カード
新体力テスト記録向上に向けて
  • 児童一人一人が、今年度の種目別目標値の確認(意欲の向上) ※埼玉県『あなたの体力プロフィールを知ろう』を活用
  • 記録向上のための教職員研修会
  • 毎時の体育の授業での補強運動

※このようなことは、どの学校でも行っていることだと思います。何か特別なことをするのではなく、当たり前のことを、高いレベルでできるところが新久小学校のすごいところだと思います。

(3)おわりに

『コツコツときたえた体は たからもの』。埼玉県の体力向上に向けた合言葉です。体力は、生きる力(確かな学力 豊かな人間性 健康・体力)の大切な要素の1つです。体力向上が、子どもたちのよりよい成長に大きく影響すると信じて、日々取り組んでいます。知・徳・体のバランスのとれた力を身に付けさせるよう、精進していきます。そして、これからも児童一人一人を大切にし、力を高められる教師でありたいと強く思っています。

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教育局 総務課 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

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