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掲載日:2019年7月11日

はつらつ先生の取組(県立進修館高校 高橋直之 教諭)

 今月号は、県立進修館高校 高橋直之教諭の取組を紹介します。

 高橋教諭は、部活動(陸上部)において、生徒の意欲や意識を高めながら、個々の特徴を見極めそれぞれの能力を開花させる指導法により、関東大会や全国レベルの大会で大きな成果を上げられています。

 また、教育活動全般にわたり、豊かな人間性と専門的な知識や技能を十分に活かし、学校運営の要となっています。生徒からの信頼も厚く、魅力溢れる先生です。

高橋直之教諭

 

教師を目指したきっかけを教えてください。

 陸上競技のハンマー投げの魅力を教えていただいた大川守夫先生(故人)に憧れたからです。私も恩師である大川先生のような教師になりたいと思いました。

 ※埼玉だけではなく、日本のハンマー投げの発展に御尽力された大川先生。オリンピック代表4回・日本選手権10連覇・アジア大会5連覇などの金字塔を打ち立て「アジアの鉄人」とうたわれた室伏重信を教えたことでも知られています。また、進修館高校(旧:行田高校)の教師としても御活躍されました。

 

陸上はいつから始められたのですか。

 中学2年生のときです。もともと柔道をやっていたんですが、転校した学校に柔道部がなかったんですよ。体が大きかったもんですから、砲丸投げをしようと思って陸上部に入りました。それがきっかけですね。

 砲丸投げをやっていくうちに徐々にその楽しさがわかるようになり、それから陸上の魅力にとりつかれました。

 

どのような魅力ですか。

 努力すれば必ず成果が出るということです。中学生のときは、高校で出会ったハンマー投げほど魅力を感じていたわけではないんですどね。投てき競技は、技術的な要素が高い競技なんですよ。努力が結果に結びつきやすいんです。

 

個人競技の魅力について教えてください。

 選手の誰もがその種目を楽しめることです。レギュラーになれない、選手になれないということがない。例えば、市民マラソンでは、個々が目標を持って、それを達成できる楽しさがあります。自分が掲げた目標に向かって努力することができる競技なんです。

 

ハンマー投げ日本高校歴代10傑に先生の教え子が3人も名を連ねています。すごい活躍ですね。どのような指導をされているのですか。

 恩師から教わった本物のハンマー投げを生徒たちにも伝えています。私が高校生だった頃に大川先生から本物のハンマー投げを教わり、記録が大きく伸びました。全身を使って投げる、表現する。技と言いますか、本物のテクニックを教えています。

 

意識されていることはありますか。

 恩師である大川先生から教わったことなんですが、「七五三(しちごさん)」の考え方を基本にしています。「七五三」というのは、「7つ褒めて、5つ諭して、3つ叱る」というものです。褒めることは、相手を認めることに繋がっています。褒めることで生徒との信頼関係も生まれてきます。

 大川先生はいつも褒めていました。実際、文化部に入っていた生徒や帰宅部だった生徒が先生の指導でインターハイチャンピオンになっちゃったりするんですよ。先生の実績や先生の教え子たちの話から、その指導法に魅力を感じました。その指導法を継承しつつ、私なりのキャラクターで生徒たちと接しています。

 

小学校との交流をしているそうですね。

 本校生徒(陸上部)と小学生が一緒に陸上の練習をしています。躍動感のある高校生の動きを生で見ることができ、本物の陸上を小学生に体感してもらっています。高校生のお兄さん、お姉さんたちの走りやボール投げなんかを間近で見て、小学生はとても驚いています。良い刺激になっていると思いますよ。

 

県高体連(埼玉県高等学校体育連盟)の陸上競技強化委員になられています。どのようなことをされているのですか。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会を目指して、指導者は指導のレベルを、競技者は競技のレベルを高める機会を提供しています。

 

練習会などされているのですか。

 はい。月に何回か複数校で合同練習をしています。

 

彩の国競技者・指導者育成プログラム2020指導スタッフにもなられているそうですね。

 はい。U19のカテゴリーで、ハンマー投げを担当しています。日本陸上競技連盟の強化事業で、オリンピックで活躍する選手を育てようとするものです。インターハイや各大会で活躍した選手が選ばれ、強化事業に参加しています。

 

どのようなことをやられるのですか。

 世界を相手にどのようにして戦っていくのかということを学びます。英語の勉強をしたりもするんですよ。あとは、インタビューの受け答えなんかも。

 

先生もされるのですか。

 はい。

 

だからインタビューの受け答えがお上手なのですね。

 いやいや(笑)。

 

こちらも合同練習をされているのですか。

 はい。年に3回程度、3泊4日や4泊5日の日程で合宿をしています。今年は台湾で行いました。

 

ところで、ハンマー投げのスタッフは何人いるのですか。

 投てきの各種目にそれぞれ1名のスタッフがいます。ハンマー投げ、砲丸投げ、円盤投げ、槍投げですね。

 

ハンマー投げのスタッフは先生1人なんですね。4年後のオリンピックのハンマー投げで活躍する選手が出るか出ないか。先生の腕にもかかっているわけですね。

 いえいえ(笑)。あくまでU19というカテゴリーのなかで1人ということですけれども。ただ、そういうことを実現したいという強い気持ちを持って取り組んでいます。

 

東京オリンピック・パラリンピック出場を果たすには、どのようなことが大切ですか。

 夢を叶えるためには、多くの方の協力が必要です。協力してもらえるよう、人間性を高めるなど、自分自身を成長させていかなければいけません。

 また、夢を諦めない強い気持ちが大切です。

 

これから教師を目指す方へメッセージをお願いします。

 教師という職は、夢を語れなければいけないと思っています。生徒が希望を持ったり、夢を持ったり、それらを語ったりする場所、それが学校です。

 現実的なことも話さなければいけないこともありますが、夢に向かって努力したり、工夫したりすることが生徒たちにとっても教師にとっても大切なことだと思っています。

 ぜひ、夢を語れる教師を目指してください。

ケージネット1 ケージネット2

 これはハンマー投げ用ケージネットです。進修館高校には3機が設置されています。県内の高校では、1機あることすら珍しいそうです。この設備と高橋先生をはじめとする先生方の指導のもと、生徒たちの安全が確保され、安心して思う存分本物のハンマー投げを練習することができます。いろいろ気にして投げるとダイナミックさが欠けてしまうそうです。

 インタビュー当日、部活動を見学させていただきました。せっかくの機会ですので、生徒さん2人から高橋先生の印象を聞いてみました。

高橋教諭と生徒たち

関口清乃さん(写真左)

 本当にすごい先生です。ハンマー投げの指導もそうなんですが、人としてとても尊敬しています。第一印象は怖そうだなと思いましたが、先生と話してすぐに印象が変わりました。優しくて面白い、とても魅力的な先生です。陸上部以外の生徒は怖い先生だと思っていますが(笑)。先生と出会ったことで自分自身が人として大きく成長できました。結果を出すことが先生への恩返しだと思っています。

 ※今年3月26日に行われた記録会で56m84cmの成績を残し、関口さんは日本の高校女子新記録を樹立しました。

 

田島裕貴さん(写真右)

 面倒見がよくいつでも熱心な先生です。1年生の7月から陸上部に入ってハンマー投げを始めたんですけど、先生に挨拶をしに行ったとき、『よく来たね』って先生から握手されました。とても大きな手で、最初は怖そうな先生だなって思いました。生徒指導の先生だって知っていましたし。先生と出会って、自分の目標ができましたし、挨拶を含め礼儀作法などを学ぶことができ、たくさん変わることができました。良い成績を残して、先生を喜ばせたいです。

 

 「私が指導者として進修館高校に来たってこと、それはきっと恩師である大川先生の教えを引き継ぐ役目が自分にあるから」と語る高橋先生。

 先生の教え子もその教えをまた引き継いでいくことでしょう。

 優しさと厳しさを兼ね備え、生徒の夢や目標を導き出してくれる。生徒から絶大な信頼を寄せられている素敵な先生でした。

 

高橋直之教諭の取組

活気あふれる部活動、地域から愛される学校を目指して

埼玉県立進修館等学校 教諭 高橋直之

(1)はじめに

 本校は、創立100周年を迎えた歴史と伝統のある学校で、行田市内の3校が合併した普通科、総合学科、工業学科の3学科で構成された学校である。

 また、運動部活動の施設設備が整っており、全種目専用グラウンドを持つ全国でも有数の学校である。

(2)小学生とのスポーツ交流 

 年2回、陸上競技を通じて近隣の小学生とスポーツ交流を行っています。

 小学生は、高校生の躍動感の溢れる動きを見て、刺激をうけています。

 秋の連合運動会では良い成績を残していると報告をうけています。

 また、参加した生徒も陸上競技を小学生に指導する事で陸上をより違った角度で楽しく感じており、指導しています。

(3)おわりに

 スポーツを見て「夢」を持ち、目標が見つかりそれに向かって「チャレンジ」する。

 また、「達成感」を感じ、自分の競技力「力」に充実感を感じる。

 そして、観ている人たちに「感動」を与える。

 私は、心の底からスポーツに感謝します。

 生徒達に、部活動を通じて「人間性」を高め自信をもって良い人生を歩んでいってほしい。

 これからも生徒を力一杯、応援していきたい。

 

県立進修館高校ホームページ

 

 

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教育局 総務課 報道・広聴広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第2庁舎4階

ファックス:048-830-4950

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