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掲載日:2019年10月26日
10月10日(木曜日)、埼玉県警察学校 初任科第286期生、同第287期生合同入校式に神尾高善議長が出席し、県議会を代表して祝辞を述べました。
令和元年10月10日(木曜日)10時00分~10時50分
埼玉県警察学校 総合体育館(さいたま市北区植竹町)
埼玉県警察学校の合同入校式が執り行われるに当たり、県議会を代表いたしまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。
晴れて今日の佳き日を迎えられた皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。
また、今日まで、皆さんを温かく見守り、成長を支えてこられたご家族の皆さまにも心からお祝いを申し上げます。
さて、皆さんの先輩である埼玉県警察の皆さまのご活躍により、本県の治安情勢は、着実に回復しています。
特に、刑法犯認知件数は平成17年以降、14年連続で減少し、ピークであった平成16年の3分の1となっており、人身交通事故件数も昭和57年以降最少となっております。
いまだ警察官1人当たりの業務負担量が全国1位に位置している中、これだけの成果を挙げていることは、埼玉県警察の皆さまの不断の努力のたまものであり、私も一県民として、誠に心強く感じております。
皆さんも、これからこの素晴らしい先輩方と共に733万県民の安心・安全な暮らしを守っていかなければなりません。
慣れない生活に苦労もあるとは思いますが、県民の生命と財産を守るという崇高な任務のため、厳しい訓練や授業に熱心に取り組み、知識や技術をしっかりと身に付けてください。
そして、正義感と思いやりにあふれた警察官、警察職員として、本県の治安維持のために、持てる力を大いに発揮されることを期待しています。明日の埼玉の安心・安全は皆さんの双肩にかかっています。
県議会といたしましても、さらなる県内治安の改善を図り、県民が安全で安心して暮らせるまちづくりを実現するため、先の6月定例会において、「警察官の増員を求める意見書」を全会一致で可決し、国に要望したところでございます。
今後とも、警察行政の充実・強化を図り、安心・安全な郷土埼玉の実現に全力を尽くしてまいります。
結びに、入校された皆さんの輝かしい前途を重ねてお祝い申し上げますとともに、ご参会の皆さまのご健勝、ご多幸を祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。
式の様子
祝辞を述べる神尾高善議長
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