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掲載日:2020年3月31日

令和2年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(醍醐   清議員)

膝折町3丁目地内の土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の対策について

Q   醍醐   清  議員(県民

近年、台風や梅雨前線による豪雨、昨年10月の台風第19号では、本県でも28件の土砂災害が発生いたしました。土砂災害については、ハード対策、ソフト対策を組み合わせた総合的な対策が重要であると考えております。昨年の台風第19号の際には、朝霞市内でも土砂災害警戒情報が発表されましたが、この土砂災害警戒情報を受けた市では、具体的にどのような対応が行われ、それに対して県はどのような評価をなされているのでしょうか。
また、特に平成29年4月に土砂災害特別警戒区域に指定された膝折町3丁目地区では、この指定がなされる以前から斜面地の崩壊対策を求める声が上がっておりました。さらに、本年1月には地域住民、土地所有者、隣接する事業者等の関係者から、市を通じ県に対して要望書が提出されていることを踏まえ、早急に対策を講ずるべきと考えますが、この膝折町3丁目地内の斜面地に対する県のこれまでの対応と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。

A   中村一之   県土整備部長

昨年の台風第19号の際、朝霞市においては、県及び気象台からの土砂災害警戒情報の発表を受け、避難勧告を発令するとともに、気象台からのホットラインを受け、土砂災害警戒区域内の全戸を訪問し、避難を呼びかけたと聞いております。
県としては、避難の呼びかけを積極的に行った好事例であると評価しており、市町村と県で構成している「埼玉県土砂災害防止対策推進連絡会」などの場を活用し、他の市町村にも紹介してまいります。
膝折町3丁目地内の対策については、斜面周辺に多数の家屋などが立地しており、斜面の風化が著しいことから、これまでに、県の技術的な助言に基づき、市が斜面監視センサを設置し、異常をリアルタイムで検知する体制が整えられております。
今後の事業化に向け、引き続き市と協力し、地元の合意形成に取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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