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掲載日:2022年8月15日

令和元年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(武内政文議員)

県職員の確保対策について - 外部評価者の導入について -

Q   武内政文  議員(自民

人物を見る面接試験は県の職員が行いますが、固定的な職員像にとらわれてしまい、多様な能力を持った職員を採用することが難しいように思います。そもそも任命権者と別に人事委員会が設けられている意味合いからも、任命権者からの見方だけでなく、県民がこんな職員にいてほしいという外部の評価者が必要であると思います。企業やNPO団体など県民目線の外部評価者を採用面接に入れることについて、人事委員会委員長の所見をお伺いいたします。

A   武笠正男   人事委員会委員長

面接試験に外部評価者を入れることは、法的には可能です。
しかし、実施に当たっては課題があります。
一つ目は、守秘義務の問題であります。
受験者の個人情報や試験の評価基準など、守るべき秘密があります。
二つ目は、試験の公正が確保されるかという問題です。
特定の受験者を有利に扱うようなことがないようにしなければなりません。
面接官が職員であれば、法律上、守秘義務が課せられています。
また、請託を受けて受験者に有利な扱いをすれば、贈収賄等で処罰されることもあります。
外部の民間人の場合、このような法律上の規制がありません。
三つ目は、外部評価者の人材確保の問題です。
本年度、上級の採用試験の面接は962人が受験し、約2週間かけて実施しています。
面接官は1つの試験室当たり3人、延べ396人を配置しており、このうち1人を外部評価者とすると延べ132人が必要となります。
適切な人材を必要数どのように確保するのかという問題もあります。
このように課題はありますけれども、外部評価者が必要であるとの御提案は、検討に値すべきものであると思います。
従って、どのような方法を取れば実施できるのか、否か、今後人事委員会として研究していきたいと考えています。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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