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掲載日:2023年5月2日

平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(杉島理一郎議員)

S-GAP実践農場に優遇策を

Q   杉島理一郎議員(自民)

私の地元入間市でも、茶業者を中心にS-GAP実践農場の認証を受けた農家さんが増えてまいりました。実際、平成28年度は5件だった取得件数も、平成29年度は326件に増え、本年度は800件を目指して進めているとのことであります。
S-GAP実践農場の認証を受けた農家さんにお話をお伺いしたところ、JGAPなどに比べて費用が無料であるという点はとても評価が高いものの、取得によるメリットが余り感じられないといった声も聞かれました。確かに、S-GAP自体は農業生産安全確認運動でありますが、S-GAP実践農場は評価書も発行される認証であります。中小企業の経営革新計画のように、それを取得することで自社の経営に向き合うという運動の側面と、取得によって低利融資などの具体的なメリットがある、そういった両面によって、初めて取得も促され、広く運動が定着していくものだと考えます。
そこで、S-GAP実践農場を取得した農家について、補助メニューの創設や公共調達への参入支援など何らかのメリット策を講じることができないか、農林部長にお伺いをいたします。

A   篠崎   豊   農林部長

S-GAPは経営改善運動であり、取り組むこと自体にメリットがございます。
S-GAPを実践することで農作業事故の低減や、販売先からの信頼確保、不要在庫の削減による経営の向上などの効果が期待でき、さらに従業員の意識改善は、「働き方改革」にもつながります。
S-GAPに取り組む農家からは、「危険な作業について家族で認識を共有できた」、「販売先に生産物の安全性を示すツールとして利用できた」、「整理整頓ができ、作業が効率化した」などの意見をいただいております。
また、S-GAPの一層の普及を図る上で、認定により販売面でのメリットを感じていただけるようにすることも必要です。
このため、県内流通・小売業者に出向き、S-GAPに関する情報提供を行うほか、彩の国ドリームフェスタなど県民を対象としたイベントでS-GAPのPRを図っております。
議員御提案のS-GAPに認定された農家への支援策については、今後どのようなことができるか検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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