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ページ番号:80364

掲載日:2022年8月18日

平成28年12月定例会 「警察危機管理防災委員長報告」

副委員長 安藤 友貴

警察危機管理防災委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、第125号議案の1件であります。
以下、この議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、「この手数料条例の基となる改正道路交通法が施行されると、75歳以上の高齢者の運転免許更新時における認知機能検査後の流れはどのようになるのか」との質疑に対し、「免許更新手続時に認知機能検査を受けていただいた高齢者の方を、その結果に基づいて3つの区分に分類する。第1分類の方には、まずは医師の診断書を提出していただくこととなる。第2分類の方は3時間の講習、第3分類の方は2時間の講習をそれぞれ受けていただいた上で、免許の更新手続を行う」との答弁がありました。
また、「70歳から74歳までの方に対する高齢者講習の受講時間は現行と比べ1時間短縮されるとのことだが、その理由と変更される内容は何か」との質疑に対し、「全国的な統計において、同年齢層の交通死亡事故発生率は70歳未満の年齢層とほぼ変わらないことから、講習が合理化されたものである。内容は、双方向型の講義を取り入れ、身体機能の衰えを自覚していただくものとなる」との答弁がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本議案について採決いたしましたところ、総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「悪質な客引き行為について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「先日の新聞報道で、JR大宮駅東口の南銀座通りにおける客引きが急増しているとあったが、現状はどうか」との質問に対し、「南銀座通りは県内最大の繁華街であり、近年はキャバクラ等の風俗店や居酒屋等の飲食店による悪質な客引きが横行しており苦情も寄せられている」との答弁がありました。
また、「埼玉県は条例等によりどのように規制しているのか。また、規制が厳しくなった都内から客引き業者が大宮に流れてきているとも聞くが、東京都と比べて本県の規制はどうか」との質問に対し、「県迷惑行為防止条例において、全ての業種による、公共の場所における『身体又は衣服をとらえる』『立ちふさがり、つきまとう』等の執拗な客引き行為等を規制している。同条例は、一定区域内における客待ち行為も禁止し、中止を命令するなど規制を非常に厚くしており、全国的に見ても高いレベルのものとなっている」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、危機管理防災部から「埼玉県地域強靱化計画(素案)について」及び「埼玉県防災学習センターの展示リニューアルについて」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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