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ページ番号:76013

掲載日:2019年10月17日

平成28年9月定例会 「文教委員長報告」

副委員長 小川 真一郎

文教委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「東松山市内で起きた少年死亡事件への対応について」質問が行われました。以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「今回の加害者のように問題行動を起こす生徒に対し、教育委員会、学校はどのように対応しているのか」との質問に対し、「学校には、毅然とした対応により粘り強く生徒指導を行うよう呼び掛けている。学校の指導が入らないことも多くあり、そうした非行少年に対しては、警察やPTA、民生委員などとのネットワークを組み、対応している。今回の事案もネットワークで名前が挙がっていた子供たちであり、こうした結果となり残念である。今後とも、ネットワークの中で情報を共有し、地域での見守りを働き掛けていくとともに、学校の中で粘り強く指導していきたい」との答弁がありました。
次に、「今回の事件は、夏休み期間中の深夜に発生している。このような状況下では、学校での指導も大切だが、福祉や青少年健全育成の課題でもある。学校以外に対しても、この課題をどうすべきかを発信していかないと再発防止にならないと考えるがどうか」との質問に対し、「社会全体でこの課題に取り組まないと、このような事件が防げないという御指摘だと受け止める。学校教育と学校教育以外の役割を整理し、今回の事件の検証作業をしっかりと行っていく」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題として、「教科書謝礼問題への対応について」及び「平成28年度全国学力・学習状況調査結果について」の報告がありました。 この中で、「教科書採択に関わるガイドライン(案)では、一切の金品を受け取らないこととしているが、これに、機会・期間を問わないことや一切の供応を受けてはならないことも加えるべきではないか。また、不公正な行為を行った調査員、採択権者については、次回の採択に関わる事務に関与できないとすべきではないか」との質問に対し、「機会・期間を問わないことや一切の供応を受けてはならないことについて加筆修正をする。また、不公正な行為のあった者全員を、次回の採択に関わらせないことについても加筆修正する」との答弁がありました。
このほか、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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