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ページ番号:76027

掲載日:2019年10月17日

平成28年9月定例会 「県土都市整備委員長報告」

副委員長 山下 勝矢

県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案6件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県土整備部関係では、第108号議案について、「上流部が東京都にある不老川のような広域的な河川の整備にはどのように対応しているのか」との質疑に対し、「県と都の河川部局で調整会議を設置し、事業進捗の管理などで連携を図っている。流域全体で豪雨に対応できるよう、今後も国、県、都で連携して取り組んでいく」との答弁がありました。
次に、都市整備部及び下水道局関係では、第92号議案について、「さいたま水族館の復旧に当たり、より良い施設にする工夫ができないか」との質疑に対し、「新たに円柱形の水槽を設置し、魚をあらゆる方向から見えるようにするとともに照明も工夫する。また、カメやザリガニなどに直接触れることができるコーナーについて床を上げるなどして、小さな子供でもより触れ合いやすくなるよう工夫する」との答弁がありました。
次に、第96号議案について、「シラコバト住宅の入居要件の緩和について、県内の民間賃貸住宅などにお住まいの自主避難者には、どのように周知するのか」との質疑に対し、「郵送で案内を送付するとともに、戸別訪問を行う。さらに、県の広報紙への掲載や被災者支援団体への情報提供などを通じて周知していく」との答弁がありました。
次に、第109号議案について、「砂川堀雨水幹線関係市町の浸水被害の状況と今後の対策はどうか」との質疑に対し、「床上、床下浸水を合わせて約90件の浸水被害があったと承知している。このため、新河岸川との合流点処理などの改修方法について、関係部局との調整・検討に着手した」との答弁がありました。
このほか、第95号議案及び第103号議案についても活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案6件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「熊谷ラグビー場改修工事におけるECI方式の採用について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「施工予定者には、事業費の縮減以外の全項目で評価が高かった事業者ではなく、配点の半分を占める事業費の縮減のみが上回った清水建設が選定されているが、今後、事業費が上積みされ、増額の契約変更を求められる懸念はないのか」との質問に対し、「技術提案については、県がリーダーシップを取りながら、設計者、施工予定者の三者で協議を重ねて採用を決定する。三者の協議では、県が示した参考概算事業費である税抜き94億6,000万円を超えることがないよう進めていく。また、工事費の増額変更は想定していない」との答弁がありました。
また、「ECI方式は、ともすれば県民から官製談合の疑惑を持たれてしまう懸念がある。施工予定者の積算価格の妥当性を判断するため、外部の第三者機関の利用などは考えられないか」との質問に対し、「利害関係のない第三者にチェックしてもらうことなどを検討していく」との答弁がありました。
なお、このほか、当面する行政課題の報告として、都市整備部から「熊谷ラグビー場改修工事について」及び「埼玉県屋外広告物条例の一部改正案の概要について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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