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掲載日:2019年6月26日

平成28年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(細田善則議員)

婚活事業の評価は成婚率で結果にコミットを 

Q 細田善則議員(自民

これまで、本県では埼玉婚活コミッション事業として、各地の商工団体や旅行会社、婚活事業者が主催した婚活イベントの運営補助金を交付してまいりました。その結果、各地で埼玉県の魅力を生かした計17回のイベントが開催をされ、延べ1,041名の参加があり、うち96組が意気投合した実績があるとのことです。
しかしながら、「婚活」と銘打っているにも関わらず、「結婚」という真の目的がこの事業でどの程度達成されたかというと、残念ながら県としてはそこまで追跡して調査をしていないということであります。
結婚をしない理由のナンバーワンが「適当な相手がいない」ということを考えれば、出会いのきっかけづくりも必要であると思いますが、結果がどうなったかをも調べなければ、事業の検証もできないのではないでしょうか。
民間の婚活事業者からお話を聞くと、きっかけを提供するだけでは、なかなか成婚に結び付かないと聞きます。出会いの後に、まめに連絡をとっているのか、どんなデートを計画しているのか、更には3か月後には今後真剣に結婚相手として付き合っていくつもりがあるのか、一つの区切りとして必ず判断を迫るそうです。それで縁がなければ切り替えて、新しい相手との可能性に向かっていくわけです。振られた後に数年間、傷心で立ち直れなくなってしまう私には、目からうろこのシステムであります。頑張ります。
先日、自民党埼玉県青年局主催の婚活パーティが開催され、参加62名中の7組のカップルが成立をいたしました。自民党では、これからも引き続きフォローを行っていきますので、どれだけ結婚まで進展していくカップルがあるのか非常に楽しみであります。
「結婚」というセンシティブな領域に公がどこまで踏み込むべきなのかというちゅうちょはあると思いますが、婚活事業に参加される方は背中を押されることをむしろ求めているものと思います。子育てムーブメントが起こっていく前提となっているのが婚活からの結婚であります。県としても、成婚率にこだわった取組が必要と考えますが、福祉部長のお考えをお伺いします。

A 田島 浩 福祉部長

県では、平成27年度から民間事業者やNPOなどが実施する婚活イベントを支援し、出会いの機会づくりを進めております。
この婚活イベントで実施したアンケート結果によりますと、約半数が「初めて婚活イベントに参加した」と回答しております。
県が出会いの機会づくりに関与することで、婚活に一歩を踏み出せない人たちの背中を後押しする役割を果たせたのではないかと考えております。
婚活イベントの開催には、地域の世話役的な人たちが関わっているケースがございます。
また、結婚相談事業を実施している団体が婚活イベントを開催する場合もございます。
こうした婚活イベントの主催者には、お付き合いの進め方など、参加者に適切なアドバイスを行うよう働き掛けてまいります。
さらに、県が支援する婚活イベントの主催者や参加者に対しまして、結婚した場合には県に報告いただけるよう協力をお願いしてまいります。
その際、成婚に至るまでのエピソードを県に寄せていただき、結婚応援メッセージとしてお二人の体験談を県のホームページで紹介することも考えております。
これらの取組により、成婚件数を把握するとともに、社会全体で結婚を応援する気運の醸成を図ってまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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