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埼玉県議会

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掲載日:2014年7月15日

平成26年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (小林哲也議員)

圏央道沿線以北の総合的な地域振興策について

Q 小林哲也議員(自民)

次に、圏央道沿線以北の総合的な地域振興策についてお伺いいたします。
圏央道はいよいよ明日28日、相模原と高尾山のインターチェンジ区間が開通します。これで東名道、中央道、関越道の主要な高速道路が圏央道によって結ばれます。埼玉県内の整備区間が計画どおり完成すれば今年度中にも東北自動車道まで直結し、首都圏の人、物の流れは圏央道によって大きく様変わりすると思われます。
圏央道は本県の発展に大きく貢献し、恩恵をもたらすインフラであり、県もチャンスと捉え、積極的に産業誘致に取り組んでいることは承知していますが、私には一つ心配していることがあります。それは圏央道を境に南と北というか、内側と外側の地域格差が生じるのではないかということです。圏央道の北側に暮らす私としては強い危機感を感じています。
また先日、2040年には896の自治体が消滅する可能性がある、元総務大臣を座長とする有識者組織、日本創成会議が出した推計が全国的に波紋を呼んだことは記憶に新しいと思います。20歳から39歳の女性がこのまま地方から大都市圏へ流出し続け、その結果、この年代の女性人口が50パーセント以上減少するような地域はやがて人口再生産力が衰え、仮に出生率が上昇しても人口の減少は止まらない。こういった自治体を消滅可能性都市と銘打ち、リストを公表しました。この推計結果をどう判断するかは別として、人口の再生産力に着目した点は評価できると私は思っています。
首都圏に位置する本県はむしろ地方からの人口の受入先であり、県全体で見れば人口流入によって、減少の程度は1割程度でとどまっている計算となっています。しかし、私は人口流入があり、人口維持できるのはせいぜい圏央道の内側の範囲までではないかと思っています。実際、消滅可能性都市リストには県内では東秩父村など21の自治体が挙がっています。このうち、17自治体が圏央道より北側の自治体であります。私が独自に国勢調査や埼玉県推計人口をもとに集計したデータでも、圏央道の南北で人口の違いが明らかとなりました。圏央道の沿線自体を含む南側では、現在に至るまで人口は一貫して増加傾向にありますが、北側では2000年をピークに減少の一途をたどっています。
日本創成会議の報告では、地方からの人口流出の原因は、地方と都市圏の所得格差と雇用情勢が密接に関連していると指摘しています。そして、「若者が自らの希望に基づき結婚し、子供を産み育てることができるような社会をつくることが人口急減の流れをストップさせる基本方策であり、男性が働き方を変え、育児参加する一方、女性が能力を生かして社会で活躍できるようになるかが鍵となる」と述べています。
県は、雇用支援策に力を入れていますが、ヤングキャリアセンターや若者自立支援センター、国の特別制度を利用した就業支援サテライトなどの就業支援施設は圏央道以南がほとんどです。女性の就労支援拠点、女性キャリアセンターもまたさいたま新都心です。
知事が三大公約の一つに掲げるウーマノミクスプロジェクトの成果も、残念ながら県北ではあまり実感できていません。安定した雇用の場と地域に根付いた産業が創出でき、安心して子育てできる環境が整うことが人口減少にストップをかけ、地域の活力を取り戻す源であると私は考えます。
県土の均衡ある発展の観点から、圏央道を挟んだ地域間格差がこれ以上拡大しないよう、圏央道以北の総合的な地域振興策を強く打ち出すべきであると考えますが、知事の県政運営上の見解をお伺いをいたします。

A 上田清司知事

圏央道は平成27年度中に東関東道から東名高速まで開通する予定で、本県を通じて東日本と中部・西日本が高速道路で結ばれることになります。
これにより、圏央道沿線とそれより北の地域のポテンシャルが飛躍的に高まり、地域に活力を与えることが期待できます。
圏央道が地域に活力を与える点として、圏央道以北のインターチェンジ周辺への産業集積に大きく弾みがつくものだと考えております。
地元の雇用の場が創出されることになり人口流出をストップさせることにつながります。
そこで、産業団地の整備について、企業局が東北道や関越道のインターチェンジ周辺などで調査を進め、新たな事業化を目指すことにしています。
小林議員も御心配をされているところですが、一方では、この地域に既に世界のマザー工場であるホンダ寄居工場周辺に企業が徐々に集まりつつあります。
また、産学官連携の拠点であります早稲田リサーチパークがあり、これらの優位性というものをしっかり生かしながら産業の集積を進めていきたいと考えております。
また、この地域は観光資源の宝庫であります。
高速道路網を活用した観光振興が大きく見込めるものと思います。
熊谷の国宝「歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)」や「ミシュラン」に掲載された長瀞、映画「のぼうの城」の忍城、埼玉古墳群など高く評価されている観光地が数多くあり、日本各地から観光客の呼び込みも可能だと思います。
先日、富岡製糸場と絹産業遺産群が世界文化遺産に登録されましたが、関係が深い渋沢栄一翁の生家などがある深谷市を含め群馬県との連携を図っているところでもございます。
さらに、ラグビーワールドカップ2019の熊谷開催が実現すれば、国内外からの観戦客による波及効果も期待できます。
農業にも新しい良い流れが生まれています。
九州とほぼ同じ面積でありますオランダの農業輸出高はアメリカに次いで世界第2位であります。
これと同じように、日本の農業の高い技術力を持ってすれば、国際競争に負けない可能性もあります。
この地域が本県の農業生産の主力地域であるという強みを生かし、成長産業としての農業をこの地域で発展させることもできます。
ICTなど先端技術の活用による作業の効率化や、6次産業化による高付加価値化などにより生産性の拡大や所得の向上を図ることも可能です。
新たな農業ビジネスの展開として、企業の農業参入が圏央道より北の地域で51地区、146ヘクタールとなっており、平成25年度末までに新規雇用が319人ありました。
企業の農業参入は地域の活性化を促すので県としても支援をしてまいります。
来年4月には農業大学校が熊谷市に移転し、埼玉農業の未来を担う優れた担い手の育成がこの地で新たにスタートすることも、この地域の大きな利点になります。
このように圏央道以北の地域は様々な個性や特性を持っています。
それらを生かしながら、圏央道開通を契機に様々な分野で産業を興し、雇用の場を創出し、魅力のある地域づくりを目指してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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