Myナビ 彩の国 開く

Myナビ 彩の国

総合トップ

県民向けトップ

事業者向けトップ

テーマ・目的別メニュー

  • 彩の国の安心・安全 危機管理・防災

ドラッグ&ドロップで順番の並び変えが可能です

埼玉県議会 議会のトップ画像

ここから本文です。

 

掲載日:2019年6月19日

平成25年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (井上 航議員)

健康長寿埼玉プロジェクトの今後の取組について

Q 井上 航議員(刷新の会

私は、今回の一般質問を行うに当たり、平成24年度から健康長寿モデル都市に指定されている東松山市、坂戸市、朝霞市の3市、そして今年度からスタートしたモデル都市4市のうちの春日部市、加須市を訪問し、担当の方からお話を伺いました。既に先の蒲生議員の質問で、プロジェクト1年目の成果について知事から答弁がありましたが、それぞれ熱心に事業に取り組まれ、一定の成果を出されたことを高く評価いたします。
一方、視察を通して課題と感じた点もありました。
一つ目は、効果検証の指標についてです。医療費の抑制効果については、東松山市と坂戸市は、いずれも専門分野の大学教授の研究に基づいた試算であり、説得力はありますが、医療費の実数値での把握はできていません。一方、朝霞市の場合は、国保医療費の伸び率や推移を算出していますが、サンプル数が少な過ぎます。
そこで、知事に伺います。今年度スタートする4市においては、実数値での把握やサンプル数を大きくすることに努めるべきと考えますが、いかがでしょうか。
二つ目は、企業との連携についてです。東松山市のプラス1000歩運動では、公募の市民のほか、市役所の職員や市内企業の従業員が参加されましたが、一番積極的だったのは市内企業の従業員だったと伺いました。また、今年度からモデル都市となった私の地元和光市でも、市内企業と連携してプロジェクトを進めると聞いております。市が実施するモデル事業ですので、市町村の住民を対象とするのはもちろんですが、企業と連携して企業の従業員などにも取り組みを広げることに、私は大きな可能性を感じております。
そこで、今後この健康長寿プロジェクトを県内企業と連携し推進することについて、知事のご見解を伺います。
次に、視察で感じた三つ目の課題ですが、複合型の新たな取り組みを実施してはどうかということです。各モデル都市で、「運動」、「食」、「団地まるごと」に着目した事業を実施していますが、運動だけではなく、正しい栄養管理や適切な休養をプログラムに加えることで、より高い効果が得られるのではないでしょうか。私は視察を踏まえ、次の段階に入ってもいいのではと感じました。例えば「運動」と「食」を組み合わせた事業を行う、またはそうした事業を団地で行うといった複合型の事業です。
そこで、私からの提案ですが、来年度複合型の事業に取り組む市を新たに発掘するなど、健康長寿の取り組みを拡大すべきではと考えますが、知事のご所見を伺います。

A 上田清司 知事

まず、「健康長寿埼玉プロジェクトの今後の取組について」でございますが、その中でも、効果検証の指標についてでございます。
今年度、新たなモデル都市になりました加須市の「筋力アップトレーニング」では、参加者の10年間にわたる国保医療費のデータの推移が蓄積されております。研究成果の試算だけでなく、実際にかかった医療費で検証していきたいと考えています。
和光市の「食による健康づくり事業」では、企業から提供いただく医療費で事業効果を検証したいと考えています。
春日部市が武里団地で、久喜市がわし宮団地で行う健康づくり事業の効果についても、それぞれ国保医療費で見ていきたいと考えています。
また、サンプル数を大きくするために、今年度からの新たなモデル4市では1,000人を目標に取り組んでいきます。
次に、企業との連携についてでございますが、今年度は、和光市では企業と連携して社会保険に加入している方を対象とした取り組みを行います。
企業とのコラボで健康によいメニューを開発し、社員食堂で提供していきます。血液検査により食生活改善の効果を見るとともに、医療費の抑制についても検証していきたいと考えています。
民間企業の従業員の医療費が抑制されても市の国保医療費には直接反映されません。市が中心となって、企業をも巻き込んで健康づくりを進めようというのは、「面白い」というか、斬新な取り組みだと思います。自治体と企業のコラボによる成功事例として全国のモデルになればいいこのように考えています。
次に、「運動」と「食」を組み合わせた複合型の事業に取り組む新たな市を発掘するなど今後さらにプロジェクトを拡大してはどうかというご提案でございます。
東松山市が「毎日1万歩運動」を実施し、医療費が一人当たり年間8万8,961円抑制されることや、善玉コレステロールの値が向上し動脈硬化の予防につながることが、今年検証ができました。一方で、意外な結果も出てまいりました。
低下が予想された「体重」が59.0キログラムから59.9キログラムとわずかですが増加して、体脂肪率も23.6パーセントから1.5ポイント増加いたしました。
これはいかがなものかと、大東文化大学の琉子(りゅうし)友男教授に聞いたところ、歩くことによって体調がよくなり、食欲が増進しちゃった。したがって、運動と同時に、カロリー消費など栄養面に関する具体的な指導を行っていかなければまずいのではないかとご指摘をいただいております。
よくある話ですが、一生懸命運動して、かえって太ってしまったという話が現実に出てきておりますので、この部分に関しては、カロリー消費という視点からの指標をきちんと出して、その上での健康指導をしていくことが必要だと改めて感じたところです。
高齢社会を乗り切るためには、議員ご提案の「運動」と「食」を組み合わせた複合型の事業を実施することが必要ですので、このプロジェクトで「団地」に着目したのは、まさにそういう狙いがあってのことです。「団地」というフィールドを使って、「運動」と「食」を組み合わせた事業を実施し、地域づくりや住民の生きがいづくりにもつながる斬新な試みが行われることを期待しています。
千の単位、一万の単位で科学的検証活動を続けて健康長寿の「埼玉モデル」を確立するとともに、意欲のある市町村を新たなモデル都市とすることで前向きにこうしたものを進めていきたい、このように考えています。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?