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埼玉県議会

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掲載日:2013年3月15日

平成25年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (菅 克己議員)

司書教諭と司書の配置について

Q 菅 克己議員(民主・無所属

学力低下、考える力の低下等の諸問題は、活字離れ、読書離れの問題と同じ根を持つものだと思われます。読書で脳を働かせると、学力の向上のみならず、創造力や人間らしい感性も豊かに育つと言われます。それらを考えると、学校図書館の役割はとても重要です。しかし、現状の公立小中学校の学校図書館をのぞくと、大半の学校図書館は本はぼろぼろ、背表紙が欠落している、分類もよくできていない、何十年も前に発行された本ばかりで読みたい本がない、昔の学説が記載されている百科事典が後生大事に保管されているなどなど、学校図書館の置かれている状況は危機的であります。
原因は、図書館に本来配置されているはずの司書や司書教諭が機能していないことが挙げられます。公立の小中学校では司書が存在しない。司書教諭は教科や担任を兼務しており、図書館運営に十分な時間が割けない状況です。学校図書館法では、当分の間、11学級以下の学校には司書教諭を置かないことができるとされます。本来ならば、最低限の教育の機会を提供する意味からも、司書または司書教諭を兼務なしの専任という形で配置することが法の意図するところですし、国会でも超党派による議連が積極的に改善提案をしています。法律の改正や国の財政的な裏付けを待てば、教育の質の低下を招く重大な欠陥になるであろうと危惧します。本を重視しない教育に、学力向上を期待できるでしょうか。本を重視しない教育に、人間としての基礎能力を習得させることができるでしょうか。人格を形成する最も多感で吸収力のある小中学校の時期に、身近な読書環境がこの状況では、日本の教育はお寒いと言わざるを得ません。貿易立国であるわが国が、唯一頼みにしている人材という貴重な資源を育成する現場において、大きな影を落としていると言っても過言ではありません。
公立小中学校の図書館運営については市町村教育委員会の所管ですが、学校図書館に関する文部科学省の調査結果や県内の公立小中学校の学校図書館を数多く調査しましたが、県内の市町村格差がここまで極まっていることに強い危機意識を持ち、質問をいたします。
1 司書教諭と司書の配置について。
司書教諭が発令されていても、その司書教諭がクラス担任などの担務を抱えながら図書館の管理をして、図書館の有効な活用方法を考え実践している方がどれだけいるのか、大きな疑問です。図書館業務は、片手間でできる仕事ではありません。
教育長に伺います。平成24年5月現在、県内公立小中学校で12学級以上の小学校629校、公立中学校260校には、ほぼ100パーセント配置している司書教諭ですが、その司書教諭が担任を持っている率をお答えください。
司書について伺います。司書が配置されているのは、公立小学校813校中456校で56.1パーセント、公立中学校420校中253校で60.1パーセントに当たります。この方々はどのような資格を持ち、どのような待遇で勤務されているか伺います。
11学級以下の学校の状況について伺います。法律で司書教諭発令をしなくてもいいとされる11学級以下の公立小学校184校の40.8パーセントに当たる75校、公立中学校160校の31.9パーセントに当たる51校については、司書教諭が配置されていません。多分、この学校には司書もいないのではないでしょうか。
教育長に伺います。司書と司書教諭の役割は違うことは認識していますが、両方専任で設置するほど、どの自治体にも財政的な余裕はありません。非常事態ですので、役割という垣根を取り払い、せめてどちらかを図書館業務に専念させる必要があると考えます。司書教諭が担任を兼務されている方が多い状況では、司書教諭に兼務させないか、専任の司書を配置するか、これらの状況を踏まえて、どちらかの方法をとるべきかと考えますが、ご所見を伺います。
県教育委員会委員長に伺います。このような状況で、学校図書館が機能しているとお考えでしょうか。教育委員会では、学校図書館の機能についてどのような議論が行われているか、教育委員会として今後どのような改善策を図っていくのか伺います。

A 前島富雄 教育長

まず、(1)「司書教諭と司書の配置について」のうち、司書教諭が担任をしている率についてでございます。
司書教諭の配置が義務付けられている12学級以上の小学校では、さいたま市を除く534校中474校で88.8%、中学校では219校中141校で64.4%でございます。
次に、議員お話しの司書、いわゆる学校図書館担当職員の資格と待遇についてでございます。
司書の資格を取得している学校図書館担当職員は、小学校では474人中269人で56.8%、中学校では291人中158人で54.3%でございます。
待遇については、市町村によりさまざまですが、勤務形態としては、ほとんどが非常勤職員として勤務しております。
次に、司書教諭に担任を兼務させないか、専任の司書を配置するかについてでございます。
いわゆる義務標準法には、司書教諭や専任の司書の定数については、措置する定めがないため、県として対応することは困難でございますが、今後も引き続き、国に対し、定数措置を要望してまいります。

A 斉之平伸一 教育委員会委員長

まず、(1)「司書教諭と司書の配置について」のうち、学校図書館が機能していると考えているのか、についてでございます。
学校図書館には主に、児童生徒が自ら学ぶ学習・情報センターとしての機能と、豊かな感性を育む読書センターとしての機能がございます。
学校図書館の機能を十分に発揮するためには、司書教諭や市町村が配置している司書、いわゆる学校図書館担当職員の効果的な活用が重要だと考えております。
一方、現在は、司書教諭も学級担任をもたざるを得ない状況の学校が多く、また、学校図書館担当職員が配置されていない学校もございます。
このような学校においても、教職員が協力して、読書活動や授業での調べ学習などで学校図書館の活用に努めております。
しかしながら、十分に機能しているとはいえない学校もあることから、より一層、学校図書館の機能が発揮できるよう、市町村教育委員会に働きかけてまいります。
次に、学校図書館の機能についてどのような議論が行われているのか、についてでございます。
教育委員会では、「埼玉県子ども読書活動推進計画」に関して議論を行い、委員からは、子供が本に触れる機会づくりを進めることが重要であるなどの意見が出されております。
私も、学校図書館を活用し、読書活動を推進することは、子供の価値観の形成や生涯学習に有効であると考えております。
次に、今後どのような改善策を図るのか、についてでございます。
これまでも、国に対し、司書教諭としての力が発揮できるよう、新たな定数措置などを求めておりますが、今後も引き続き、全国都道府県教育委員長協議会をとおして、要望活動を行ってまいりたいと考えております。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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